タグ「状態」の検索結果

1ページ目:全37問中1問~10問を表示)
一橋大学 国立 一橋大学 2016年 第3問
硬貨が$2$枚ある.最初は$2$枚とも表の状態で置かれている.次の操作を$n$回行った後,硬貨が$2$枚とも裏になっている確率を求めよ.


\mon[(操作)] $2$枚とも表,または$2$枚とも裏のときには$2$枚の硬貨両方を投げ,表と裏が$1$枚ずつのときには,表になっている硬貨だけを投げる.
名古屋大学 国立 名古屋大学 2016年 第3問
玉が$2$個ずつ入った$2$つの袋$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$があるとき,袋$\mathrm{B}$から玉を$1$個取り出して袋$\mathrm{A}$に入れ,次に袋$\mathrm{A}$から玉を$1$個取り出して袋$\mathrm{B}$に入れる,という操作を$1$回の操作と数えることにする.$\mathrm{A}$に赤玉が$2$個,$\mathrm{B}$に白玉が$2$個入った状態から始め,この操作を$n$回繰り返した後に袋$\mathrm{B}$に入っている赤玉の個数が$k$個である確率を$P_n(k) (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)$k=0,\ 1,\ 2$に対する$P_1(k)$を求めよ.
(2)$k=0,\ 1,\ 2$に対する$P_n(k)$を求めよ.
九州工業大学 国立 九州工業大学 2016年 第4問
はじめに,$4$枚の硬貨$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$,$\mathrm{D}$が,表が上の状態で置かれている.これらの硬貨に対して以下の試行を繰り返すものとする.


\mon[試行:] $4$枚の硬貨のうち,裏が上の硬貨はそのままにし,表が上の硬貨はすべて拾って同時に投げる.

ただし,すべての硬貨が,裏が上の場合も,$0$枚の硬貨を拾って投げるとみなして,試行を繰り返すものとする.以下の問いに答えよ.

(1)硬貨$\mathrm{A}$が$3$回目の試行の後に表が上である確率を求めよ.
(2)$3$回目の試行の後,硬貨$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$は表が上で,かつ,硬貨$\mathrm{C}$と$\mathrm{D}$は裏が上である確率を求めよ.
(3)$3$回目の試行の後に表が上の硬貨が$2$枚である確率を求めよ.
(4)$1$回目の試行の後に表が上の硬貨が$3$枚であった.このとき,$3$回目の試行の後に表が上の硬貨が$2$枚である確率を求めよ.
(5)$1$回目の試行の後に表が上の硬貨が$3$枚で,かつ,$3$回目の試行の後に表が上の硬貨が$2$枚である確率を求めよ.
(6)$3$回目の試行の後に表が上の硬貨が$2$枚であった.このとき,$1$回目の試行の後に表が上の硬貨が$3$枚である確率を求めよ.
徳島大学 国立 徳島大学 2016年 第4問
赤玉$1$個と白玉$3$個が入っている袋$\mathrm{A}$から玉を$2$個取り出し,空の袋$\mathrm{B}$に入れた状態を最初の入れ方とする.次の$(ⅰ)$,$(ⅱ)$を順に行うことを$1$回の作業とする.


(i) 袋$\mathrm{A}$から玉を$1$個取り出し,その玉が白玉ならば袋$\mathrm{A}$に戻し,赤玉ならば袋$\mathrm{B}$に入れてよくかき混ぜた上で袋$\mathrm{B}$から玉を$1$個取り出して袋$\mathrm{A}$に入れる.
(ii) 袋$\mathrm{B}$から玉を$1$個取り出し,その玉が白玉ならば袋$\mathrm{B}$に戻し,赤玉ならば袋$\mathrm{A}$に入れてよくかき混ぜた上で袋$\mathrm{A}$から玉を$1$個取り出して袋$\mathrm{B}$に入れる.

最初の入れ方で袋$\mathrm{A}$に赤玉がある確率を$P_0$とし,上の作業を$n$回行った後で袋$\mathrm{A}$に赤玉がある確率を$P_n (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とする.玉は色以外に区別できないものとして,次の問いに答えよ.

(1)$P_0,\ P_1$を求めよ.
(2)$P_n$を求めよ.
(3)最初の入れ方から作業を$n$回行って袋$\mathrm{A}$に赤玉があったとき,最初の入れ方で袋$\mathrm{A}$に赤玉がある確率を求めよ.
早稲田大学 私立 早稲田大学 2016年 第3問
$2$つの箱$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$があり,いずれの箱にも赤球が$1$個,白球が$3$個入っている.ここで,「それぞれの箱から$1$個の球を無作為に取り出しそれらを交換する」という試行を$n$回繰り返す.その結果,$2$つの箱$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$がともに元の状態に戻っている確率を$p_n$とする.このとき,正の整数$k$に対して,
\[ p_{k+1}=\frac{[カ]}{[キ]}p_k+\frac{[ク]}{[ケ]}(1-p_k) \]
となる.よって,
\[ p_n=\frac{[コ]}{7} \left( \frac{1}{[サ]} \right)^n+\frac{[シ]}{7} \quad (n \geqq 1) \]
となる.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2016年 第4問
$3$つの袋$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$がある.袋$\mathrm{A}$には,$1$から$7$までの番号が書かれた玉がそれぞれ$2$個ずつ,計$14$個入っている.また,袋$\mathrm{B}$,袋$\mathrm{C}$には何も入っていない.以下,番号$i$が書かれた玉を「玉$i$」と呼ぶことにする.

袋$\mathrm{A}$から無作為に玉を$1$個取り出して袋$\mathrm{B}$に入れる.ここで袋$\mathrm{B}$に入れられた玉を玉$i$とするとき,玉$i-1$,玉$i$,玉$i+1$のうち袋$\mathrm{A}$に入っているものをそれぞれ$1$個ずつ取り出して袋$\mathrm{C}$に入れる.この一連の操作を繰り返す.
例えば,$1$回目の操作の最初に玉$7$が袋$\mathrm{B}$に入れられたとする.このとき,袋$\mathrm{A}$には玉$6$と玉$7$は入っているが,玉$8$は入っていないので,玉$6$と玉$7$が$1$個ずつ袋$\mathrm{A}$から袋$\mathrm{C}$に移される.以上で$1$回目の操作が終わり,袋$\mathrm{A}$に玉$1,\ 1,\ 2,\ 2,\ 3,\ 3,\ 4,\ 4,\ 5,\ 5,\ 6$の計$11$個が入った状態で$2$回目の操作を始める.


(1)$1$回目の操作で玉$4$が袋$\mathrm{B}$に入れられたとき,$2$回目の操作で玉$5$が袋$\mathrm{B}$に入れられる確率は$\displaystyle \frac{[$43$]}{[$44$][$45$]}$である.

(2)$1$回目の操作で玉$2$が袋$\mathrm{B}$に入れられ,かつ$2$回目の操作で玉$1$が袋$\mathrm{B}$に入れられる確率は$\displaystyle \frac{[$46$]}{[$47$][$48$]}$である.

$1 \leqq i<j \leqq 7$を満たす整数$i,\ j$に対し,$2$回の操作を行った後に袋$\mathrm{B}$に玉$i$と玉$j$が入っている事象を$B_{i,j}$とし,事象$B_{i,j}$の確率を$P(B_{i,j})$で表す.

(3)$\displaystyle P(B_{1,2})=\frac{1}{7} \times \frac{[$49$]}{11}+\frac{1}{7} \times \frac{[$50$]}{10}=\frac{[$51$]}{110}$である.同様に,

$\displaystyle P(B_{1,3})=\frac{[$52$]}{[$53$][$54$]},\quad P(B_{1,7})=\frac{[$55$]}{[$56$][$57$]},$

$\displaystyle P(B_{2,3})=\frac{[$58$]}{[$59$][$60$]},\quad P(B_{2,4})=\frac{[$61$]}{[$62$][$63$]}$

である.
(4)$\comb{7}{2}$個の事象$B_{1,2},\ B_{1,3},\ \cdots,\ B_{6,7}$のうち,起こる確率が$P(B_{1,2})$であるものは$[$64$]$個,$P(B_{1,3})$であるものは$[$65$]$個,$P(B_{1,7})$であるものは$[$66$]$個,$P(B_{2,3})$であるものは$[$67$]$個,$P(B_{2,4})$であるものは$[$68$]$個である.

(5)$3$回の操作の後,袋$\mathrm{B}$に入っている玉の番号が全て偶数となる確率は$\displaystyle \frac{[$69$]}{[$70$][$71$]}$である.
名古屋大学 国立 名古屋大学 2015年 第2問
数直線上にある$1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5$の$5$つの点と$1$つの石を考える.石がいずれかの点にあるとき,
\[ \left\{ \begin{array}{l}
\text{石が点$1$にあるならば,確率$1$で点$2$に移動する} \\
\text{石が点$k (k=2,\ 3,\ 4)$にあるならば,確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で点$k-1$に,} \\
\text{確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で点$k+1$に移動する} \\
\text{石が点$5$にあるならば,確率$1$で点$4$に移動する}
\end{array} \right. \]
という試行を行う.石が点$1$にある状態から始め,この試行を繰り返す.試行を$n$回繰り返した後に,石が点$k (k=1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5)$にある確率を$P_n(k)$とするとき,次の問に答えよ.

(1)$n=6$のときの確率$P_6(k) (k=1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5)$をそれぞれ求めよ.
(2)石が移動した先の点に印をつける(点$1$には初めから印がついているものとする).試行を$6$回繰り返した後に,$5$つの点全てに印がついている確率を求めよ.
(3)$n \geqq 1$のとき,$P_n(3)$を求めよ.
名古屋大学 国立 名古屋大学 2015年 第4問
数直線上にある$1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5$の$5$つの点と$1$つの石を考える.石がいずれかの点にあるとき,
\[ \left\{ \begin{array}{l}
\text{石が点$1$にあるならば,確率$1$で点$2$に移動する} \\
\text{石が点$k (k=2,\ 3,\ 4)$にあるならば,確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で点$k-1$に,} \\
\text{確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で点$k+1$に移動する} \\
\text{石が点$5$にあるならば,確率$1$で点$4$に移動する}
\end{array} \right. \]
という試行を行う.石が点$1$にある状態から始め,この試行を繰り返す.また,石が移動した先の点に印をつけていく(点$1$には初めから印がついているものとする).このとき,次の問に答えよ.

(1)試行を$6$回繰り返した後に,石が点$k (k=1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5)$にある確率をそれぞれ求めよ.
(2)試行を$6$回繰り返した後に,$5$つの点全てに印がついている確率を求めよ.
(3)試行を$n$回($n \geqq 1$)繰り返した後に,ちょうど$3$つの点に印がついている確率を求めよ.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2015年 第2問
以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい.

数直線上の点の集合$S=\{-1,\ 0,\ 1\}$を考える.球が$2$個用意されており,$S$の各点上には,$2$個まで球を置くことができるとする.$S$内に置かれた球に対する次の操作$\mathrm{T}$を考える.
\begin{screen}
{\bf 操作$\mathrm{T}$}

\mon[$(\mathrm{T}1)$] $S$内に球が$1$個だけ置かれている場合は, その球に対して次の操作$\mathrm{A}$を行う.
\begin{screen}
{\bf 操作$\mathrm{A}$}

\mon[$(\mathrm{A}1)$] 球が点$0$上に置かれている場合はその球を確率$\displaystyle\frac{1}{3}$で$S$内から取り除き,確率$\displaystyle\frac{1}{3}$ずつで点$-1$または点$1$の上に移す.
\mon[$(\mathrm{A}2)$] 球が点$-1$または点$1$の上に置かれている場合はその球を必ず点$0$の上に移す.

\end{screen}
\mon[$(\mathrm{T}2)$] $S$内に球が$2$個置かれている場合は,どちらか$1$個の球を等しい確率で選び,その選ばれた球に対して操作$\mathrm{A}$を行う.

\end{screen}
いま,球が$2$個とも点$0$上に置かれている状態から始め,操作$\mathrm{T}$を繰り返し行う.ただし,$S$内に球がなくなった場合は操作を行うのをやめる.以下,$n,\ m$を自然数とする.

(1)操作$\mathrm{T}$を$n$回繰り返し終えたとき,球が$2$個とも点$0$上に置かれている確率を$p_n$とし,点$-1$と点$0$の上に$1$個ずつ置かれているかまたは点$0$と点$1$の上に$1$個ずつ置かれている確率を$q_n$とする.

\mon[$(1$-$1)$] $n \geqq 2$に対し,$p_n=[あ]q_{n-1}$である.
\mon[$(1$-$2)$] $q_1=[い]$である.一般に$q_{2m}=0$であり,$q_{2m-1}$を$m$の式で表すと$q_{2m-1}=[う]$である.

(2)操作$\mathrm{T}$を$n$回繰り返し終えたとき,$S$内に球が$1$個だけあり,かつそれが点$0$上に置かれている確率を$r_n$,点$-1$または点$1$の上に置かれている確率を$s_n$とする.

\mon[$(2$-$1)$] $n \geqq 2$に対し,
\[ \begin{array}{l}
r_n=[え]s_{n-1}+[お]p_{n-1} \\
s_n=[か]r_{n-1}+[き]q_{n-1}
\end{array} \]
である.
\mon[$(2$-$2)$] 一般に$r_{2m}=0$であり,$r_{2m-1}$を$m$の式で表すと$r_{2m-1}=[く]$である.
宮城大学 公立 宮城大学 2015年 第3問
ともに目盛りのない$3 \, \ell$の容器$\mathrm{A}$と$5 \, \ell$の容器$\mathrm{B}$を一つずつ用いるとき,次の問いに答えなさい.

(1)$4 \, \ell$の水を量る手順を,次の例にならって説明しなさい.
(例)$\mathrm{A}$に$3 \, \ell$,$\mathrm{B}$に$0 \, \ell$の水が入っている状態を$\mathrm{AB}(3,\ 0)$で表す.また,はじめに$\mathrm{A}$に$3 \, \ell$の水を入れ,次に,$\mathrm{B}$に$5 \, \ell$の水を入れていくとき,
\[ \mathrm{AB}(0,\ 0) \to \mathrm{AB}(3,\ 0) \to \mathrm{AB}(3,\ 5) \]
のように表すものとする.
(2)$n \, \ell$以上の水が量れることを,数学的帰納法を用いて証明しなさい.ただし,$n$は$9$以上の自然数とする.
スポンサーリンク

「状態」とは・・・

 まだこのタグの説明は執筆されていません。