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山口大学 国立 山口大学 2015年 第3問
$a,\ b$を定数とする.空間内に$4$点$\mathrm{A}(1,\ 5,\ 9)$,$\mathrm{B}(3,\ 4,\ 8)$,$\mathrm{C}(2,\ 6,\ 7)$,$\mathrm{D}(a,\ b,\ 12)$がある.$\triangle \mathrm{ABC}$の重心を$\mathrm{G}$とする.$\mathrm{AG} \perp \mathrm{DG}$,$\mathrm{BG} \perp \mathrm{DG}$であるとき,次の問いに答えなさい.

(1)点$\mathrm{G}$の座標と$a,\ b$の値を求めなさい.
(2)$\angle \mathrm{BAC}$の大きさを求めなさい.
(3)$\triangle \mathrm{ABC}$の面積を求めなさい.
(4)点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$,$\mathrm{D}$を頂点とする四面体の体積を求めなさい.
京都教育大学 国立 京都教育大学 2015年 第1問
$f(x)$は$x$の整式で,$f(x)$を$(x-1)(x-2)$で割った余りは$2x-1$,$f(x)$を$(x-2)(x-3)$で割った余りは$x+c$であるとする.ただし,$c$は定数である.

(1)$f(x)$を$x-2$で割った余りを求めよ.
(2)$c$を求めよ.
(3)$f(x)$を$(x-1)(x-2)(x-3)$で割った余りを求めよ.
宇都宮大学 国立 宇都宮大学 2015年 第4問
微分可能な関数$f(x)$は,$2$つの条件$f^\prime(x)=xe^x$,$f(1)=0$を満たしている.このとき,次の問いに答えよ.

(1)関数$f(x)$を求めよ.
(2)すべての$x$に対して次の等式を満たす関数$g(x)$を求めよ.
\[ g(x)=f(x)+\frac{(2-x)e^x}{e-1} \int_0^1 g(t) \, dt \]
(3)$g(x)$を$(2)$で求めた関数とし,$k$を定数とする.$x$についての方程式$g(x)=kx$の異なる実数解の個数を調べよ.ただし,$\displaystyle \lim_{x \to \infty} \frac{e^x}{x}=\infty$を用いてよい.
信州大学 国立 信州大学 2015年 第4問
次の問いに答えよ.

(1)$\displaystyle a_n=\frac{1}{\pi} \int_{-\pi}^{\pi} x \sin nx \, dx (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とおくと,無限級数$\displaystyle \sum_{n=1}^\infty a_n^2$は収束し,その和は$\displaystyle \frac{1}{\pi} \int_{-\pi}^{\pi} x^2 \, dx$であることが知られている.これを用いて,無限級数$\displaystyle \sum_{n=1}^\infty \frac{1}{n^2}$の和を求めよ.
(2)等式$\displaystyle \frac{1}{x^2(x+1)}=\frac{a}{x}+\frac{b}{x^2}+\frac{c}{x+1}$が$x$についての恒等式となるように,定数$a,\ b,\ c$の値を定めよ.
(3)無限級数$\displaystyle \sum_{n=1}^\infty \frac{1}{n^2(n+1)}$の収束,発散について調べ,収束するときはその和を求めよ.
立教大学 私立 立教大学 2015年 第1問
次の空欄$[ア]$~$[コ]$にあてはまる数または式を記入せよ.

(1)空間内の$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$を$\mathrm{A}(0,\ 1,\ 1)$,$\mathrm{B}(1,\ 0,\ 1)$,$\mathrm{C}(2,\ 2,\ 0)$とする.実数$p,\ q$を用いて点$\mathrm{H}$を$\overrightarrow{\mathrm{AH}}=p \overrightarrow{\mathrm{AB}}+q \overrightarrow{\mathrm{AC}}$で定める.原点を$\mathrm{O}(0,\ 0,\ 0)$として,$\overrightarrow{\mathrm{OH}}$が$\overrightarrow{\mathrm{AB}}$と$\overrightarrow{\mathrm{AC}}$の両方に垂直であるとき,$p=[ア]$,$q=[イ]$である.
(2)不等式$x+3<5 |x-1|$を満たす実数$x$の範囲は,$x<[ウ]$または$x>[エ]$である.
(3)多項式$(x^5+1)^2$を$x^2+x+1$で割った余りを$Ax+B$とすると,定数$A$と$B$は$A=[オ]$,$B=[カ]$である.
(4)$0<a<1$のとき$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \frac{1}{n} \log (a^{2n}+a^{3n})=[キ]$である.
(5)大中小の$3$つのサイコロをふって,出た目の和が$9$になる確率は$[ク]$である.
(6)$0 \leqq \theta \leqq \pi$のとき,$\displaystyle \int_0^{\frac{\pi}{2}} \cos (x-\theta) \, dx$の最大値は$[ケ]$であり,最小値は$[コ]$である.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2015年 第1問
次の$[ ]$にあてはまる最も適当な数または式などを解答欄に記入しなさい.

(1)$2$次方程式$x^2+kx+k+8=0$が異なる$2$つの実数解$\alpha$,$\beta$をもつとする.このとき,定数$k$の値の範囲は$k<[ア]$または$k>[イ]$である.さらに,このとき$\alpha^2+\beta^2=19$となるような定数$k$の値は$k=[ウ]$である.
(2)$xyz$空間の$\mathrm{A}(1,\ 0,\ 0)$,$\mathrm{B}(-1,\ 0,\ 0)$,$\mathrm{C}(0,\ \sqrt{3},\ 0)$を$3$頂点とする三角形を底面にもち,$z \geqq 0$の部分にある正四面体$\mathrm{ABCD}$を考える.頂点$\mathrm{D}$の座標は$[エ]$である.また$4$頂点において正四面体$\mathrm{ABCD}$に外接する球の中心$\mathrm{E}$の座標は$[オ]$であり,$\overrightarrow{\mathrm{EA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{EB}}$のなす角を$\theta ({0}^\circ \leqq \theta \leqq {180}^\circ)$とすると$\cos \theta=[カ]$である.
(3)$n$を自然数とする.白玉$5$個と赤玉$n$個が入っている袋から同時に玉を$2$個取り出すとき,取り出した玉の色が異なる確率を$p_n$とする.このとき$p_n=[キ]$である.また$\displaystyle p_n \leqq \frac{1}{5}$となる最小の自然数$n$は$n=[ク]$である.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2015年 第2問
次の$[ ]$にあてはまる最も適当な数または式を解答欄に記入しなさい.

(1)多項式$f(x)=5x^3-12x^2+8x+1$を$x-1$で割ったときの商$g(x)$は$g(x)=[ケ]$であり,余りは$[コ]$である.また,$g(x)$を$x-1$で割ったときの余りは$[サ]$である.
さらに,定数$[コ]$,$[サ]$,$[シ]$,$[ス]$を用いると,$x$についての恒等式
\[ \frac{f(x)}{(x-1)^4}=\frac{[コ]}{(x-1)^4}+\frac{[サ]}{(x-1)^3}+\frac{[シ]}{(x-1)^2}+\frac{[ス]}{x-1} \]
が成り立つ.
(2)点$\mathrm{O}$を中心とする半径$1$の円周上の$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$が
\[ 5 \overrightarrow{\mathrm{OA}}+6 \overrightarrow{\mathrm{OB}}=-7 \overrightarrow{\mathrm{OC}} \]
を満たすとする.このとき$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OB}}=[セ]$であり,$|\overrightarrow{\mathrm{AB}}|=[ソ]$である.また$\angle \mathrm{ACB}$の大きさを$\theta ({0}^\circ \leqq \theta \leqq {180}^\circ)$とすると$\sin \theta=[タ]$である.
早稲田大学 私立 早稲田大学 2015年 第1問
$a$を定数とする.$x$についての方程式
\[ |(x-4)(x-2)|=ax-5a+\frac{1}{2} \]
が相異なる$4$つの実数解をもつとき,$a$の範囲は,$\displaystyle [ア]+\sqrt{[イ]}<a<\frac{1}{[ウ]}$である.
早稲田大学 私立 早稲田大学 2015年 第5問
$k$を定数とする.$2$つの曲線$C_1$,$C_2$を,
\[ C_1:y=3x^2-6x+k,\quad C_2:y=x^2 \]
と定義する.曲線$C_1$,$C_2$はただひとつの共有点$\mathrm{A}$をもつ.

(1)$k$の値は$\displaystyle \frac{[チ]}{[ツ]}$である.
(2)点$\mathrm{A}$を通る直線$\ell$をひき,直線$\ell$と曲線$C_1$との交点を$\mathrm{B}$,直線$\ell$と曲線$C_2$との交点を$\mathrm{C}$とする.ただし,点$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$はいずれも点$\mathrm{A}$とは異なる点である.点$\mathrm{B}$の$x$座標を$p$とすると,点$\mathrm{C}$の$x$座標は$[テ]p+[ト]$であり,直線$\ell$および曲線$C_1$,$C_2$で囲まれる部分の面積は
\[ [ナ] {|\frac{[ニ]|{[ヌ]}-p}}^3 \]
となる.
立教大学 私立 立教大学 2015年 第3問
次の条件を満たす数列$\{a_n\}$を考える.
\[ a_1=4,\quad a_{n+1}=\frac{1}{2} \{3+(-1)^n\}a_n-1 \quad (n=1,\ 2,\ \cdots) \]
このとき,次の問に答えよ.

(1)奇数番目の項のみからなる数列を$\{b_n\}$,偶数番目の項のみからなる数列を$\{c_n\}$とする.つまり,$b_n=a_{2n-1}$,$c_n=a_{2n}$とする.$b_{n+1}$,$c_n$,$b_n$が次の関係式を満たすとき,定数$A,\ B,\ C,\ D$の値をそれぞれ求めよ.
\[ \begin{array}{r}
b_{n+1}=Ac_n+B \\
\phantom{\frac{[ ]}{2}} c_n=Cb_n+D
\end{array} \qquad (n=1,\ 2,\ \cdots) \]
(2)$(1)$において$c_n$を消去し,$b_{n+1}$を$b_n$を用いて表せ.
(3)数列$\{b_n\}$,$\{c_n\}$の一般項をそれぞれ$n$を用いて表せ.
(4)数列$\{a_n\}$の第$1$項から第$2k$項までの和$S_{2k}$を$k$を用いて表せ.
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