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金沢大学 国立 金沢大学 2015年 第4問
$a>1$とする.無限等比級数
\[ a+ax(1-ax)+ax^2(1-ax)^2+ax^3(1-ax)^3+\cdots \]
が収束するとき,その和を$S(x)$とする.次の問いに答えよ.

(1)この無限等比級数が収束するような実数$x$の値の範囲を求めよ.また,そのときの$S(x)$を求めよ.
(2)$x$が$(1)$で求めた範囲を動くとき,$S(x)$のとり得る値の範囲を求めよ.
(3)$\displaystyle I(a)=\int_0^{\frac{1}{a}} S(x) \, dx$とおくとき,極限値$\displaystyle \lim_{a \to \infty} I(a)$を求めよ.
広島大学 国立 広島大学 2015年 第5問
$m,\ n$を自然数とする.次の問いに答えよ.

(1)$m \geqq 2$,$n \geqq 2$とする.異なる$m$種類の文字から重複を許して$n$個を選び,$1$列に並べる.このとき,ちょうど$2$種類の文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.
(2)$n \geqq 3$とする.$3$種類の文字$a,\ b,\ c$から重複を許して$n$個を選び,$1$列に並べる.このとき$a,\ b,\ c$すべての文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.
(3)$n \geqq 3$とする.$n$人を最大$3$組までグループ分けする.このときできたグループ数が$2$である確率$p_n$を求めよ.ただし,どのグループ分けも同様に確からしいとする.
たとえば,$n=3$のとき,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$の$3$人をグループ分けする方法は
$\{(\mathrm{A},\ \mathrm{B},\ \mathrm{C})\},\quad \{(\mathrm{A},\ \mathrm{B}),\ (\mathrm{C})\},\quad \{(\mathrm{A},\ \mathrm{C}),\ (\mathrm{B})\}$
$\{(\mathrm{B},\ \mathrm{C}),\ (\mathrm{A})\},\quad \{(\mathrm{A}),\ (\mathrm{B}),\ (\mathrm{C})\}$
の$5$通りであるので,$\displaystyle p_3=\frac{3}{5}$である.
(4)$(3)$の確率$p_n$が$\displaystyle \frac{1}{3}$以下となるような$n$の範囲を求めよ.
旭川医科大学 国立 旭川医科大学 2015年 第2問
$n$を正の整数とする.$2n \pi \leqq x \leqq (2n+1) \pi$の範囲で関数$f(x)=x \sin x$を考える.関数$f(x)$が極大値をとる$x$を$a_n$とし,曲線$y=f(x)$の変曲点を$(b_n,\ f(b_n))$とする.次の問いに答えよ.

(1)$a_n$と$b_n$はそれぞれ唯$1$つあって,$\displaystyle 2n \pi<b_n<2n \pi+\frac{\pi}{2}<a_n<(2n+1) \pi$を満たすことを示せ.
(2)以下の極限を求めよ.
\[ (1) \ \lim_{n \to \infty}(a_n-2n \pi) \qquad (2) \ \lim_{n \to \infty}(b_n-2n \pi) \qquad (3) \ \lim_{n \to \infty}f(b_n) \]
(3)曲線$y=f(x) (2n \pi \leqq x \leqq (2n+1) \pi)$と$x$軸とで囲まれた図形を,$3$つの直線$x=b_n$,$\displaystyle x=2n \pi+\frac{\pi}{2}$,$x=a_n$によって$4$つの部分に分ける.その面積を左から順に$S_1$,$S_2$,$S_3$,$S_4$とするとき,$(S_3+S_4)-(S_1+S_2)$の値を求めよ.
(4)以下の極限を求めよ.
\[ (1) \ \lim_{n \to \infty}S_1 \qquad (2) \ \lim_{n \to \infty}S_3 \qquad (3) \ \lim_{n \to \infty}(S_4-S_2) \]
旭川医科大学 国立 旭川医科大学 2015年 第3問
曲線$C:y=\sin^2 x$について,$C$上の点$\displaystyle (t,\ \sin^2 t) \left( 0 \leqq t \leqq \frac{\pi}{2} \right)$における$C$の接線と直線$x=a$との交点を$\mathrm{P}$とする.ただし,$a$は$\displaystyle 0 \leqq a \leqq \frac{\pi}{2}$を満たす定数とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)点$\mathrm{P}$の$y$座標を$f(t)$とおくとき,$f(t)$を求めよ.
(2)関数$f(t)$の増減を調べ,その最大値と最小値を求めよ.
(3)$t$が$\displaystyle 0 \leqq t \leqq \frac{\pi}{2}$の範囲を動くとき,点$(t,\ \sin^2 t)$における$C$の接線が通るすべての点のうち,$\displaystyle 0 \leqq x \leqq \frac{\pi}{2}$となるものの範囲を$xy$平面に図示せよ.
金沢大学 国立 金沢大学 2015年 第1問
平面上の三角形$\mathrm{ABC}$で,$|\overrightarrow{\mathrm{AB}}|=7$,$|\overrightarrow{\mathrm{BC}}|=5$,$|\overrightarrow{\mathrm{AC}}|=6$となるものを考える.また,三角形$\mathrm{ABC}$の内部の点$\mathrm{P}$は,
\[ \overrightarrow{\mathrm{PA}}+s \overrightarrow{\mathrm{PB}}+3 \overrightarrow{\mathrm{PC}}=\overrightarrow{\mathrm{0}} \quad (s>0) \]
を満たすとする.次の問いに答えよ.

(1)$\overrightarrow{\mathrm{AP}}=\alpha \overrightarrow{\mathrm{AB}}+\beta \overrightarrow{\mathrm{AC}}$とするとき,$\alpha$と$\beta$を$s$を用いて表せ.
(2)$2$直線$\mathrm{AP}$,$\mathrm{BC}$の交点を$\mathrm{D}$とするとき,$\displaystyle \frac{|\overrightarrow{\mathrm{BD}}|}{|\overrightarrow{\mathrm{DC}}|}$と$\displaystyle \frac{|\overrightarrow{\mathrm{AP}}|}{|\overrightarrow{\mathrm{PD}}|}$を$s$を用いて表せ.
(3)三角形$\mathrm{ABC}$の面積を求めよ.
(4)三角形$\mathrm{APC}$の面積が$2 \sqrt{6}$となるような$s$の値を求めよ.
岡山大学 国立 岡山大学 2015年 第3問
自然数$n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots$に対して,関数$f_n(x)=x^{n+1}(1-x)$を考える.

(1)曲線$y=f_n(x)$上の点$(a_n,\ f_n(a_n))$における接線が原点を通るとき,$a_n$を$n$の式で表せ.ただし,$a_n>0$とする.
(2)$0 \leqq x \leqq 1$の範囲で,曲線$y=f_n(x)$と$x$軸とで囲まれた図形の面積を$B_n$とする.また,$(1)$で求めた$a_n$に対して,$0 \leqq x \leqq a_n$の範囲で,曲線$y=f_n(x)$,$x$軸,および直線$x=a_n$で囲まれた図形の面積を$C_n$とする.$B_n$および$C_n$を$n$の式で表せ.
(3)$(2)$で求めた$B_n$および$C_n$に対して,極限値$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \frac{C_n}{B_n}$を求めよ.ただし,$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \left( 1+\frac{1}{n} \right)^n$が自然対数の底$e$であることを用いてよい.
名古屋工業大学 国立 名古屋工業大学 2015年 第2問
$2$つの関数
\[ f(x)=\frac{2}{2x+3},\quad g(x)=\frac{2x+1}{-x+2} \]
がある.

(1)関数$g(x)$の逆関数$g^{-1}(x)$を求めよ.
(2)合成関数$g^{-1}(f(g(x)))$を求めよ.
(3)実数$c$が無理数であるとき,$f(c)$は無理数であることを証明せよ.
(4)次の条件によって定められる数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ.
\[ a_1=g(\sqrt{2}),\quad a_{n+1}=f(a_n) \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \]
(5)$(4)$で定められた数列$\{a_n\}$の極限$\displaystyle \lim_{n \to \infty} a_n$を求めよ.
東北大学 国立 東北大学 2015年 第4問
$a>0$を実数とする.関数$f(t)=-4t^3+(a+3)t$の$0 \leqq t \leqq 1$における最大値を$M(a)$とする.

(1)$M(a)$を求めよ.
(2)実数$x>0$に対し,$g(x)=M(x)^2$とおく.$xy$平面において,関数$y=g(x)$のグラフに点$(s,\ g(s))$で接する直線が原点を通るとき,実数$s>0$とその接線の傾きを求めよ.
(3)$a$が正の実数全体を動くとき,
\[ k=\frac{M(a)}{\sqrt{a}} \]
の最小値を求めよ.
横浜国立大学 国立 横浜国立大学 2015年 第1問
次の問いに答えよ.

(1)定積分
\[ \int_0^{\log 3} \frac{dx}{e^x+5e^{-x}-2} \]
を求めよ.
(2)$x>0$のとき,不等式
\[ \log x \geqq \frac{5x^2-4x-1}{2x(x+2)} \]
が成り立つことを示せ.
東北大学 国立 東北大学 2015年 第4問
$a>0$を実数とする.$n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots$に対し,座標平面の$3$点
\[ (2n\pi,\ 0),\quad \left( \left(2n+\frac{1}{2} \right) \pi,\ \frac{1}{{\left\{ \left( 2n+\displaystyle\frac{1}{2} \right)\pi \right\}}^a} \right),\quad ((2n+1)\pi,\ 0) \]
を頂点とする三角形の面積を$A_n$とし,
\[ B_n=\int_{2n\pi}^{(2n+1)\pi} \frac{\sin x}{x^a} \, dx,\qquad C_n=\int_{2n\pi}^{(2n+1)\pi} \frac{\sin^2 x}{x^a} \, dx \]
とおく.

(1)$n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots$に対し,次の不等式が成り立つことを示せ.
\[ \frac{2}{\{(2n+1)\pi\}^a} \leqq B_n \leqq \frac{2}{(2n\pi)^a} \]
(2)極限値$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \frac{A_n}{B_n}$を求めよ.
(3)極限値$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \frac{A_n}{C_n}$を求めよ.
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