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愛媛大学 国立 愛媛大学 2016年 第4問
$z_0$を虚数単位$i$と異なる複素数とする.複素数$z_n$を
\[ z_n=i+\frac{\sqrt{2}(z_{n-1}-i)(1+i)}{2} \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \]
によって定める.

(1)すべての自然数$n$に対し$z_n \neq i$であることを示せ.
(2)$\displaystyle \frac{z_n-i}{z_{n-1}-i}$の絶対値$r$と偏角$\theta$を求めよ.ただし,$\theta$の範囲は$0 \leqq \theta<2\pi$とする.
(3)$z_m=z_0$となる最小の自然数$m$を求めよ.
(4)複素数平面上において$z_n$の表す点を$\mathrm{P}_n$とする.$(3)$で求めた$m$に対し$m$本の線分$\mathrm{P}_0 \mathrm{P}_1$,$\mathrm{P}_1 \mathrm{P}_2$,$\cdots$,$\mathrm{P}_{m-1} \mathrm{P}_m$で囲まれる図形の面積を$S$とする.$z_0=1-i$のとき$S$の値を求めよ.
茨城大学 国立 茨城大学 2016年 第3問
複素数平面上で,複素数$z$に対応する点$\mathrm{P}$を$\mathrm{P}(z)$と表す.$3$点$\mathrm{O}(0)$,$\mathrm{A}(1)$,$\mathrm{B}(\beta)$を頂点とする三角形$\mathrm{OAB}$がある.ただし,複素数$\beta$の偏角$\theta$は,$0<\theta<\pi$を満たすとする.また,$s$と$t$は$4s-t^2>0$を満たす実数とする.等式
\[ \beta^2-t \beta+s=0 \]
が成り立つとき,以下の各問に答えよ.

(1)複素数$\beta$の実部と虚部をそれぞれ$s$と$t$を用いて表せ.
(2)複素数$\beta$の絶対値と,偏角$\theta$に対する$\sin \theta$を,それぞれ$s$と$t$を用いて表せ.
(3)三角形$\mathrm{OAB}$が二等辺三角形になるために$s$と$t$が満たすべき条件を求めよ.
(4)三角形$\mathrm{OAB}$が$\mathrm{OA}=\mathrm{AB}$である二等辺三角形とする.このとき,三角形$\mathrm{OAB}$の面積が$\displaystyle \frac{1}{4}$となる$s$と$t$の値の組をすべて求めよ.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2016年 第4問
以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい.また設問$(3)$に答えなさい.

時間$t$とともに座標平面上を動く点$\mathrm{P}(t)$は次の条件$(ⅰ)$をみたすとする.

(i) $\mathrm{P}(t)$は原点をとおらず,その偏角$\theta(t)$および原点からの距離$r(t)$は$t$について微分可能,かつ$r(0)=1$であり,さらに$\theta^\prime(t)=1$が成り立つ.



(1)動点$\mathrm{P}(t)$の座標を$(x(t),\ y(t))$とし,時刻$t$における$\mathrm{P}(t)$の速度ベクトル$\displaystyle \overrightarrow{v}(t)=\left( \frac{dx}{dt},\ \frac{dy}{dt} \right)$とベクトル$\overrightarrow{b}(t)=(\cos \theta (t),\ \sin \theta (t))$のなす角を$\alpha (t)$とする.このとき$\cos \alpha (t)$を$r(t)$を用いて表すと$\cos \alpha (t)=[あ]$である.
(2)動点$\mathrm{P}(t)$がさらに次の条件$(ⅱ)$をみたすとする.

(ii) すべての$t$に対して$\displaystyle \alpha (t)=\frac{\pi}{4}$である.

このとき$r(t)=[い]$である.
(3)条件$(ⅰ),\ (ⅱ)$をみたす$2$つの動点$\mathrm{P}_1(t)$,$\mathrm{P}_2(t)$の間に次の条件$(ⅲ)$が成り立つとする.ただし動点$\mathrm{P}_1(t)$,$\mathrm{P}_2(t)$それぞれの偏角を$\theta_1(t)$,$\theta_2(t)$,原点からの距離を$r_1(t)$,$r_2(t)$とし,速度ベクトルを$\overrightarrow{v_1}(t)$,$\overrightarrow{v_2}(t)$とする.

(iii) すべての$t$に対してベクトル$\overrightarrow{v_1}(t)$とベクトル$\overrightarrow{v_2}(t)$は垂直である.

このとき時刻$s$から$u$の間に動点$\mathrm{P}_2(t)$がその軌道に沿って動く道のりを$l(s,\ u)$とすると
\[ l(s,\ u)=|\overrightarrow{\mathrm{P|_1(u) \mathrm{P}_2(u)}}-|\overrightarrow{\mathrm{P|_1(s) \mathrm{P}_2(s)}} \]
が成り立つことを示しなさい.ただし$s<u$とする.
和歌山県立医科大学 公立 和歌山県立医科大学 2016年 第4問
次の問いに答えよ.

(1)異なる複素数$\alpha,\ \beta$に対して,$\displaystyle \frac{z-\alpha}{z-\beta}$が純虚数となるような$z$は,複素数平面上でどのような図形を描くか.
(2)$2$次方程式$x^2-2x+4=0$の解を$\alpha,\ \beta$とする.ただし,$\alpha$の虚部は正であるとする.等式
\[ \arg{\displaystyle\frac{z-\alpha^2}{z-\beta^2}}=\frac{\pi}{2} \]
をみたす$z$が,複素数平面上で描く図形を図示せよ.
兵庫県立大学 公立 兵庫県立大学 2016年 第5問
複素数平面上の異なる$3$点$\mathrm{A}(\alpha)$,$\mathrm{P}(i)$,$\mathrm{Q}(z)$に対して,点$\mathrm{R}(w)$を
\[ w=\frac{\alpha-i}{\overline{\alpha}+i} \overline{z}+\frac{\alpha+\overline{\alpha}}{\overline{\alpha}+i}i \]
により定める.ただし,$3$点$\mathrm{A}(\alpha)$,$\mathrm{P}(i)$,$\mathrm{Q}(z)$は同一直線上にない.このとき,次の問いに答えよ.

(1)$|\displaystyle\frac{w-i|{z-i}}$を求めよ.

(2)$\displaystyle \frac{z-w}{\alpha-i}$の偏角$\theta$を求めよ.ただし,$0 \leqq \theta<2\pi$とする.
(3)$\alpha=\sqrt{3}+2i$とする.$\triangle \mathrm{PQR}$が点$\mathrm{A}$を重心とする正三角形となるとき,$z$の値を求めよ.
静岡大学 国立 静岡大学 2015年 第4問
$i$を虚数単位,$r$を$1$より大きい実数とし,$\displaystyle w=r \left( \cos \frac{\pi}{24}+i \sin \frac{\pi}{24} \right)$とおく.また,数列$\{z_n\}$を次の式で定める.
\[ z_1=w,\quad z_{n+1}=z_nw^{n+2} \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \]
このとき,次の問いに答えよ.

(1)$z_2$を$r$を用いて表せ.
(2)$z_n$の偏角の$1$つを$n$を用いて表せ.
(3)複素数平面で原点を$\mathrm{O}$,$z_n$で表される点を$\mathrm{P}_n$とする.$7 \leqq n \leqq 48$のとき,$\triangle \mathrm{P}_n \mathrm{OP}_{n+1}$が$\displaystyle \angle \mathrm{O}=\frac{\pi}{3}$を満たす直角三角形となるような$n$と$r$をそれぞれ求めよ.また,そのときの$z_n$の偏角$\theta$を$0 \leqq \theta<2\pi$の範囲で求めよ.
静岡大学 国立 静岡大学 2015年 第4問
$i$を虚数単位,$r$を$1$より大きい実数とし,$\displaystyle w=r \left( \cos \frac{\pi}{24}+i \sin \frac{\pi}{24} \right)$とおく.また,数列$\{z_n\}$を次の式で定める.
\[ z_1=w,\quad z_{n+1}=z_nw^{n+2} \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \]
このとき,次の問いに答えよ.

(1)$z_2$を$r$を用いて表せ.
(2)$z_n$の偏角の$1$つを$n$を用いて表せ.
(3)複素数平面で原点を$\mathrm{O}$,$z_n$で表される点を$\mathrm{P}_n$とする.$7 \leqq n \leqq 48$のとき,$\triangle \mathrm{P}_n \mathrm{OP}_{n+1}$が$\displaystyle \angle \mathrm{O}=\frac{\pi}{3}$を満たす直角三角形となるような$n$と$r$をそれぞれ求めよ.また,そのときの$z_n$の偏角$\theta$を$0 \leqq \theta<2\pi$の範囲で求めよ.
香川大学 国立 香川大学 2015年 第4問
(新課程履修者)複素数平面上に原点$\mathrm{O}(0)$と点$\mathrm{A}(1+\sqrt{3}i)$がある.ただし,$i$を虚数単位とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)複素数$1+\sqrt{3}i$を極形式で表せ.ただし,偏角$\theta$は$0 \leqq \theta <2\pi$とする.
(2)点$\mathrm{A}$を原点のまわりに$\displaystyle -\frac{\pi}{3}$だけ回転した点を表す複素数を求めよ.
(3)虚軸上の点$\mathrm{B}(z)$が$\mathrm{OB}=\mathrm{AB}$を満たすとき,複素数$z$を求めよ.
(4)$(3)$で求めた$\mathrm{B}(z)$に対して,$3$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$を通る円の中心を表す複素数を求めよ.
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