九州工業大学
2016年 工学部 第2問
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$s>0$,$t>0$とする.正の数からなる$2$つの数列$\{a_n\}$,$\{b_n\}$は初項と第$2$項が$a_1=b_1=s$,$a_2=b_2=t$であり,すべての自然数$n$に対して
\[ a_{n+2}=\frac{a_{n+1}+a_n}{2},\quad b_{n+2}=\sqrt{b_{n+1}b_n} \]
をみたすとする.次に答えよ.
(1) $a_3,\ b_3,\ a_4,\ b_4$を$s,\ t$を用いて表せ.
(2) 自然数$n$に対して,$c_n=a_{n+1}-a_n$とおく.数列$\{c_n\}$は等比数列であることを示し,一般項を求めよ.さらに,数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ.
(3) 自然数$n$に対して,$d_n=\log b_n$とおく.数列$\{d_n\}$の一般項を求めよ.さらに,数列$\{b_n\}$の一般項を$s$の累乗と$t$の累乗を用いて表せ.ただし,対数は自然対数とする.
(4) $\displaystyle \lim_{n \to \infty}a_n$と$\displaystyle \lim_{n \to \infty}b_n$を求めよ.
(5) $t=s$は$\displaystyle \lim_{n \to \infty}a_n=\lim_{n \to \infty}b_n$であるための必要十分条件であることを示せ.
(1) $a_3,\ b_3,\ a_4,\ b_4$を$s,\ t$を用いて表せ.
(2) 自然数$n$に対して,$c_n=a_{n+1}-a_n$とおく.数列$\{c_n\}$は等比数列であることを示し,一般項を求めよ.さらに,数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ.
(3) 自然数$n$に対して,$d_n=\log b_n$とおく.数列$\{d_n\}$の一般項を求めよ.さらに,数列$\{b_n\}$の一般項を$s$の累乗と$t$の累乗を用いて表せ.ただし,対数は自然対数とする.
(4) $\displaystyle \lim_{n \to \infty}a_n$と$\displaystyle \lim_{n \to \infty}b_n$を求めよ.
(5) $t=s$は$\displaystyle \lim_{n \to \infty}a_n=\lim_{n \to \infty}b_n$であるための必要十分条件であることを示せ.
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