早稲田大学
2015年 国際教養学部 第4問

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棚に包装された製品がn個(n≧4)並んでいるが,そのうち2個が不良品だということがわかっている.n個の製品はすでに包装されているため,外見からはどれが不良品かどうかを区別することはできない.今,どの2個が不良品かを見つけるために,n個の製品のうち1個を取り出し,包装を解き,中身をチェックする.中身が不良品だった場合は,別に置いてあったすでに包装された良品と交換し,もとにあった場所に戻す.中身が不良品でなかった場合は,製品を包装し直した上でもとにあった場所に戻す.1個目の製品のチェックが終わったら,棚の別の製品も同様にチェックし,この作業を2個の不良品が見つかるまで繰り返し,2個目の不良品を交換した時点で終了する.包装された良品と交換する費用は製品1個につき1000円,製品を包装し直す費用は製品1個につき100円である.(1)n=4のとき,この作業全体の費用が2200円になる確率は[セ]である.(2)n=4のとき,この作業全体の費用の期待値は(2000+[ソ])円である.(3)この作業全体の費用の期待値をnの関数で表すと(2000+[タ])円である.
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棚に包装された製品が$n$個($n \geqq 4$)並んでいるが,そのうち$2$個が不良品だということがわかっている.$n$個の製品はすでに包装されているため,外見からはどれが不良品かどうかを区別することはできない.今,どの$2$個が不良品かを見つけるために,$n$個の製品のうち$1$個を取り出し,包装を解き,中身をチェックする.中身が不良品だった場合は,別に置いてあったすでに包装された良品と交換し,もとにあった場所に戻す.中身が不良品でなかった場合は,製品を包装し直した上でもとにあった場所に戻す.$1$個目の製品のチェックが終わったら,棚の別の製品も同様にチェックし,この作業を$2$個の不良品が見つかるまで繰り返し,$2$個目の不良品を交換した時点で終了する.包装された良品と交換する費用は製品$1$個につき$1000$円,製品を包装し直す費用は製品$1$個につき$100$円である.
(1) $n=4$のとき,この作業全体の費用が$2200$円になる確率は$\fbox{セ}$である.
(2) $n=4$のとき,この作業全体の費用の期待値は$\displaystyle \left( 2000+\fbox{ソ} \right)$円である.
(3) この作業全体の費用の期待値を$n$の関数で表すと$\displaystyle \left( 2000+\fbox{タ} \right)$円である.
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大学(出題年) 早稲田大学(2015)
文理 文系
大問 4
単元 場合の数と確率(数学A)
タグ 空欄補充包装製品不等号不良品外見区別中身チェック場合
難易度 3

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