東京農工大学
2016年 理系 第2問

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nを自然数とし,a,b,rは実数でb>0,r>0とする.複素数w=a+biはw^2=-2\overline{w}を満たすとする.α_n=r^{n+1}w^{2-3n}(n=1,2,3,・・・)とする.ただし,iは虚数単位とし,複素数zに共役な複素数を\overline{z}で表す.次の問いに答えよ.(1)aとbの値を求めよ.(2)複素数平面上の3点O(0),A(α_1),B(\overline{α_1})について,∠AOBの大きさをθとする.ただし,0≦θ≦πとする.θの値を求めよ.(3)α_nの実部をc_n(n=1,2,3,・・・)とする.c_nをnとrを用いて表せ.(4)(3)で求めたc_nを第n項とする数列{c_n}について,無限級数Σ_{n=1}^∞c_nが収束し,その和が8/3となるようなrの値を求めよ.
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$n$を自然数とし,$a,\ b,\ r$は実数で$b>0$,$r>0$とする.複素数$w=a+bi$は$w^2=-2 \overline{w}$を満たすとする.$\alpha_n=r^{n+1} w^{2-3n} \ \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とする.ただし,$i$は虚数単位とし,複素数$z$に共役な複素数を$\overline{z}$で表す.次の問いに答えよ.
(1) $a$と$b$の値を求めよ.
(2) 複素数平面上の$3$点$\mathrm{O}(0)$,$\mathrm{A}(\alpha_1)$,$\mathrm{B}(\overline{\alpha_1})$について,$\angle \mathrm{AOB}$の大きさを$\theta$とする.ただし,$0 \leqq \theta \leqq \pi$とする.$\theta$の値を求めよ.
(3) $\alpha_n$の実部を$c_n \ \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とする.$c_n$を$n$と$r$を用いて表せ.
(4) $(3)$で求めた$c_n$を第$n$項とする数列$\{c_n\}$について,無限級数$\displaystyle \sum_{n=1}^\infty c_n$が収束し,その和が$\displaystyle \frac{8}{3}$となるような$r$の値を求めよ.
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詳細情報

大学(出題年) 東京農工大学(2016)
文理 理系
大問 2
単元 曲線と複素数平面(数学III)
タグ 自然数実数不等号複素数虚数単位共役な複素数複素数平面角度数列無限級数
難易度 未設定

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