お茶の水女子大学
2016年 物理・情報科学 第2問

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以下ではnは0以上の整数とする.関係式H_0(x)=1,H_{n+1}(x)=2xH_n(x)-H_n´(x)によって多項式H_0(x),H_1(x),・・・を定め,f_n(x)=H_n(x)e^{-\frac{x^2}{2}}とおく.(1)-f_0^{\prime\prime}(x)+x^2f_0(x)=a_0f_0(x)が成り立つように定数a_0を定めよ.(2)f_{n+1}(x)=xf_n(x)-f_n´(x)を示せ.(3)2回微分可能な関数f(x)に対して,g(x)=xf(x)-f´(x)とおく.定数aに対して-f^{\prime\prime}(x)+x^2f(x)=af(x)が成り立つとき,-g^{\prime\prime}(x)+x^2g(x)=(a+2)g(x)を示せ.(4)-f_n^{\prime\prime}(x)+x^2f_n(x)=a_nf_n(x)が成り立つように定数a_nを定めよ.
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以下では$n$は$0$以上の整数とする.関係式 \[ H_0(x)=1,\quad H_{n+1}(x)=2xH_n(x)-H_n^\prime(x) \] によって多項式$H_0(x),\ H_1(x),\ \cdots$を定め,$\displaystyle f_n(x)=H_n(x)e^{-\frac{x^2}{2}}$とおく.
(1) $-f_0^{\prime\prime}(x)+x^2f_0(x)=a_0f_0(x)$が成り立つように定数$a_0$を定めよ.
(2) $f_{n+1}(x)=xf_n(x)-f_n^\prime(x)$を示せ.
(3) $2$回微分可能な関数$f(x)$に対して,$g(x)=xf(x)-f^\prime(x)$とおく.定数$a$に対して \[ -f^{\prime\prime}(x)+x^2f(x)=af(x) \] が成り立つとき, \[ -g^{\prime\prime}(x)+x^2g(x)=(a+2)g(x) \] を示せ.
(4) $-f_n^{\prime\prime}(x)+x^2f_n(x)=a_nf_n(x)$が成り立つように定数$a_n$を定めよ.
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詳細情報

大学(出題年) お茶の水女子大学(2016)
文理 理系
大問 2
単元 微分法(数学III)
タグ 証明整数関係導関数多項式e^{分数x^2定数微分可能
難易度 未設定

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