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福岡女子大学 公立 福岡女子大学 2014年 第1問
新しく購入した機械は,購入$1$年目から$1$年間隔で$4$回の定期検査を受けることになっている.検査で異常が見つかる確率は毎回同じで$p (0<p<1)$である.定期検査で異常が見つかった場合のみ修理が行われる.検査は無料であるが,修理は有料である.$1$年目の検査で異常が見つかった場合の修理費用は$80000$円であり,$r$年目($r=2,\ 3,\ 4$)の検査で異常が見つかった場合の修理費用は
\[ \left\{ \begin{array}{ll}
80000 \times r \text{(円)}, & \text{ただし,前回までの検査で異常なしの場合} \\
0 \text{(円)}, & \text{ただし,前回までの検査で修理を受けている場合}
\end{array} \right. \]
である.以下の問に答えなさい.

(1)$r=1,\ 2,\ 3,\ 4$とする.$r$年目の検査で初めて異常が見つかる確率$P$と$r$年目の検査が終わるまで異常が見つからない確率$Q$とをそれぞれ$r$と$p$を用いた式で表しなさい.
(2)購入してから$4$年目の検査が終わるまでの修理費用を$X$で表す.$X$のとり得る値とその確率を表にし,$X$の期待値を$p$の式で表しなさい.
(3)$p=0.1$とする.購入時に$4$年間保証として$70000$円を支払うと,修理費用は無料となる.$4$年間保証に加入することと,修理時に費用を支払うのとでは,どちらが得であるかを$X$の期待値を計算して検討しなさい.
名古屋大学 国立 名古屋大学 2013年 第2問
$x>0$とし,$f(x)=\log x^{100}$とおく.

(1)次の不等式を証明せよ.
\[ \frac{100}{x+1}<f(x+1)-f(x)<\frac{100}{x} \]
(2)実数$a$の整数部分($k \leqq a<k+1$となる整数$k$)を$[a]$で表す.整数$[f(1)]$,$[f(2)]$,$[f(3)]$,$\cdots$,$[f(1000)]$のうちで異なるものの個数を求めよ.必要ならば$\log 10=2.3026$として計算せよ.
千葉大学 国立 千葉大学 2013年 第6問
整数$p,\ q \ (p \geqq q \geqq 0)$に対して$2$項係数を$\displaystyle \comb{p}{q}=\frac{p!}{q!(p-q)!}$と定める.なお$0!=1$とする.

(1)$n,\ k$が$0$以上の整数のとき,
\[ \comb{n+k+1}{k+1} \times \left( \frac{1}{\comb{n+k}{k}}-\frac{1}{\comb{n+k+1}{k}} \right) \]
を計算し,$n$によらない値になることを示せ.
(2)$m$が$3$以上の整数のとき,和$\displaystyle \frac{1}{\comb{3}{3}}+\frac{1}{\comb{4}{3}}+\frac{1}{\comb{5}{3}}+\cdots +\frac{1}{\comb{m}{3}}$を求めよ.
静岡大学 国立 静岡大学 2013年 第4問
関数
\[ c(x)=\frac{1}{2}(e^{2x}+e^{-2x}),\quad s(x)=\frac{1}{2}(e^{2x}-e^{-2x}),\quad t(x)=\frac{s(x)}{c(x)} \]
に対して,次の問いに答えよ.

(1)$\{c(x)\}^2-\{s(x)\}^2$を計算せよ.
(2)導関数$c^\prime(x),\ s^\prime(x),\ t^\prime(x)$を,それぞれ$c(x)$または$s(x)$を用いて表せ.
(3)$t(\log \sqrt{2})$と$t(\log \sqrt{3})$の値を求めよ.
(4)定積分$\displaystyle \int_{\log \sqrt{2}}^{\log \sqrt{3}}t(x) \, dx$と$\displaystyle \int_{\log \sqrt{2}}^{\log \sqrt{3}} \{t(x)\}^2 \, dx$を求めよ.
福島大学 国立 福島大学 2013年 第1問
以下の問いに答えよ.

(1)$\sqrt{11}$の整数部分を$a$,小数部分を$b$とする.$\displaystyle \frac{1}{b}+\frac{a}{2}$の値を求めよ.
(2)$\displaystyle x=\frac{3+\sqrt{13}}{2}$のとき,$\displaystyle \frac{x^{10}-1}{x^5}$の値を計算せよ.
(3)$a_1=2,\ a_{n+1}+3a_n=4 \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$で定まる数列$\{a_n\}$の第$n$項を求めよ.
福島大学 国立 福島大学 2013年 第4問
$n$を自然数とし,$a_n,\ b_n$を次のようにおく.
\[ a_n=-\int_0^\pi (e^x+e^{-x}) \sin 2nx \, dx,\quad b_n=\int_0^\pi (e^x-e^{-x}) \cos 2nx \, dx \]
以下の問いに答えよ.

(1)$a_n$と$b_n$をそれぞれ求めよ.
(2)$\displaystyle \int_n^{n+1} \frac{1}{4x^2-1} \, dx$を計算せよ.
(3)次の不等式が成り立つことを示せ.
\[ \frac{(4n^2+1)b_n}{4n^2-1}>\frac{e^\pi-e^{-\pi}-2}{4} \log \frac{(2n+1)^2}{(2n-1)(2n+3)} \]
佐賀大学 国立 佐賀大学 2013年 第3問
「$n \leqq \sqrt{11}<n+1$が成り立つような整数$n$を見つけよ.」という問題に対して以下の答案があった.この答案の趣旨を詳しく説明せよ.

[答案]
まず,${\sqrt{11}}^2=11$から奇数を小さい順に引いていく.つまり,
\[ 11-1=10,\quad 10-3=7,\quad 7-5=2 \]
となり,これ以上引くと負の数になるからここで計算を止める.結局,奇数を$3$回引いたので,$n=3$となる.
お茶の水女子大学 国立 お茶の水女子大学 2013年 第7問
$-2 \leqq x \leqq 2$上で関数$f(x),\ g(x)$を
\[ f(x)=\frac{1}{2}-\frac{1}{4}|x|,\quad g(x)=\int_{-2}^x f(t) \, dt \]
によって定める.

(1)$y=f(x)$のグラフの概形を描け.
(2)$g(x)$を計算し,$y=g(x)$のグラフの概形を描け.
(3)$y=g(x)$の逆関数$y=g^{-1}(x)$を求め,そのグラフの概形を描け.
(4)$\displaystyle \int_0^1 (g^{-1}(x))^2 \, dx$を計算せよ.
(5)$y=g^{-1}(x)$は$\displaystyle x=\frac{1}{2}$で微分可能であることを示せ.
鹿児島大学 国立 鹿児島大学 2013年 第5問
$2$次の正方行列$A=\left( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \right)$に対して,$\Delta (A)=ad-bc$とおく.たとえば単位行列$E=\left( \begin{array}{cc}
1 & 0 \\
0 & 1
\end{array} \right)$に対しては$\Delta (E)=1 \times 1-0 \times 0=1$となる.また$K=\left( \begin{array}{cc}
2 & 3 \\
5 & 7
\end{array} \right)$に対しては$\Delta (K)=2 \times 7-3 \times 5=-1$となる.次の各問いに答えよ.

(1)$P=\left( \begin{array}{cc}
0 & 1 \\
2 & 3
\end{array} \right),\ Q=\left( \begin{array}{cc}
1 & 2 \\
3 & 4
\end{array} \right)$に対して$R=PQ$とおく.$\Delta (P),\ \Delta (Q),\ \Delta (R)$を計算し,$\Delta (R)=\Delta (P) \Delta (Q)$が成り立つことを確かめよ.
(2)すべての$2$次の正方行列$A,\ B$に対して,$C=AB$とおくと$\Delta (C)=\Delta (A) \Delta (B)$が成り立つことを示せ.
(3)$X^2=\left( \begin{array}{cc}
0 & 1 \\
1 & 0
\end{array} \right)$となる$2$次の正方行列$X$ですべての成分が実数であるようなものは存在しないことを示せ.
(4)$2$次の正方行列$A$に逆行列$B$が存在したとする.$A$と$B$の成分がすべて整数ならば,$\Delta (A)$は$1$か$-1$のどちらかである.このことを示せ.
福井大学 国立 福井大学 2013年 第3問
数列$\{a_n\}$が次の関係式を満たしている.
\[ a_1=-1,\quad 5a_{n+1}-4a_n=1 \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \]
このとき,以下の問いに答えよ.ただし,$\log_{10}2=0.3010$として計算してよい.

(1)数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ.
(2)$\displaystyle S_n=\sum_{k=1}^n a_k$とおくとき,$S_n$を$n$の式で表せ.
(3)$n \geqq 9$のとき,$S_n>0$となることを示せ.
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