タグ「行列」の検索結果

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岐阜大学 国立 岐阜大学 2010年 第5問
行列$A=\biggl( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \biggr)$に関する以下の問に答えよ.$E=\biggl( \begin{array}{cc}
1 & 0 \\
0 & 1
\end{array} \biggr)$,$O=\biggl( \begin{array}{cc}
0 & 0 \\
0 & 0
\end{array} \biggr)$とおく.

(1)$A^2-(a+d)A+(ad-bc)E=O$を証明せよ.
(2)$a,\ b,\ c,\ d$が有理数のとき,$A^3=5E$は成り立たないことを証明せよ.$\sqrt[3]{5}$は無理数であることを使ってよい.
(3)$a,\ b,\ c,\ d$が実数のとき,$A^6=-E$を満たす$A$の$a+d$と$ad-bc$の組$(a+d,\ ad-bc)$をすべて求めよ.その各々の組に対し,それを与える$A$の例を1つずつ記せ.
三重大学 国立 三重大学 2010年 第4問
$X$を2次の正方行列として以下の問いに答えよ.

(1)$p,\ q$を実数とし$q \neq 0$とする.$\biggl( \begin{array}{cc}
p & q \\
0 & p
\end{array} \biggr)X=X \biggl( \begin{array}{cc}
p & q \\
0 & p
\end{array} \biggr)$ならば,$X$は$X=\biggl( \begin{array}{cc}
a & b \\
0 & a
\end{array} \biggr)$の形に表せることを示せ.
(2)$X=\biggl( \begin{array}{cc}
a & b \\
0 & a
\end{array} \biggr)$のとき,自然数$n$に対し$X^n=\biggl( \begin{array}{cc}
a^n & na^{n-1}b \\
0 & a^n
\end{array} \biggr)$となることを数学的帰納法により示せ.ただし$a^0=1$とする.
(3)$m,\ n$を自然数とする.$X$の各成分は0以上の整数で,さらに$X^{n+1}-X^n=\biggl( \begin{array}{cc}
2^{m+1} & 2^{50} \\
0 & 2^{m+1}
\end{array} \biggr)$を満たすものとする.このような行列$X$が存在するような組$(m,\ n)$をすべて求めよ.
徳島大学 国立 徳島大学 2010年 第4問
行列$A$で表される移動によって,点$(x,\ y)$は点$(x+y,\ x-y)$に移る.行列$B$で表される移動によって,点$(x,\ y)$は点$(2x+y+ax,\ x+2y-ay)$に移る.行列$X$が$AX=B$を満たすとき,次の問いに答えよ.

(1)$X$の逆行列が存在しないような$a$の値を求めよ.
(2)$a$が整数で,行列$X^{-1}$のすべての成分が整数になるような$a$をすべて求めよ.
三重大学 国立 三重大学 2010年 第4問
$x$の微分可能な関数を成分とする行列$M=\biggl( \begin{array}{cc}
m_{11} & m_{12} \\
m_{21} & m_{22}
\end{array} \biggr)$に対し,$M$の各成分を$x$で微分した行列$\biggl( \begin{array}{cc}
m_{11}^{\prime} & m_{12}^{\prime} \\
m_{21}^{\prime} & m_{22}^{\prime}
\end{array} \biggr)$を$M^{\prime}$と表す.$a_{11},\ a_{12},\ a_{21},\ a_{22}$および$b_{11},\ b_{12},\ b_{21},\ b_{22}$を$x$の微分可能な関数とし,
\[ A=\biggl( \begin{array}{cc}
a_{11} & a_{12} \\
a_{21} & a_{22}
\end{array} \biggr),\quad B=\biggl( \begin{array}{cc}
b_{11} & b_{12} \\
b_{21} & b_{22}
\end{array} \biggr) \]
とおく.

(1)等式$(AB)^\prime =A^\prime B+AB^\prime$が成り立つが,これを$(1,\ 2)$成分について確かめよ.
(2)$A$はすべての$x$について逆行列$A^{-1}$を持つとする.このとき(1)の等式を用いて,$A^\prime A^{-1}+A(A^{-1})^\prime$を求めよ.
(3)$A$はすべての$x$について逆行列を持つとする.$(A^{-1})^\prime$を$A^{-1},\ A^\prime$を用いて表せ.
愛媛大学 国立 愛媛大学 2010年 第7問
行列$\biggl( \begin{array}{cc}
a & b \\
6 & -1
\end{array} \biggr)$の表す点の移動を$f$とし,$\ell$を直線$y=2x-1$とする.また,$f$による$\ell$上の点の像はすべて$\ell$上にあり,$\ell$上のある点Pは$f$によってP自身に移されるとする.

(1)$a,\ b$の値を求めよ.
(2)Pの座標を求めよ.
(3)次の条件\maru{1},\maru{2},\maru{3}をすべてみたす直線$m$の方程式を求めよ.

\mon[\maru{1}] $m$はPを通る.
\mon[\maru{2}] $f$による$m$上の点の像はすべて$m$上にある.
\mon[\maru{3}] $m$は$\ell$と異なる.
東京学芸大学 国立 東京学芸大学 2010年 第1問
座標平面上で行列$\left( \begin{array}{cc}
a & 1 \\
-1 & -a
\end{array} \right)$が表す移動によって,点$\mathrm{P}$は点$\mathrm{Q}$に,点$\mathrm{Q}$は点$\mathrm{R}$に移される.原点以外の点$\mathrm{P}$に対して,$3$点$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$が常に$\mathrm{PQ}=\mathrm{QR}$をみたす二等辺三角形をつくるとき,$a$の値を求めよ.
佐賀大学 国立 佐賀大学 2010年 第2問
座標平面上で,直線$\ell:y=mx$に関する対称移動によって,点P$(x,\ y)$が点Q$(x^\prime,\ y^\prime)$に移ったとする.ただし,$m$は0でない定数とし,点Pは$\ell$上にないとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)線分PQの中点が$\ell$上にあることと,線分PQが$\ell$と垂直に交わっていることを利用して
\[ \left( \begin{array}{c}
x^\prime \\
y^\prime
\end{array} \right)=\frac{1}{1+m^2} \left( \begin{array}{cc}
1-m^2 & 2m \\
2m & m^2-1
\end{array} \right) \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \]
が成り立つことを示せ.
(2)直線$\displaystyle y=\frac{1}{\sqrt{3}}x,\ y=-\frac{1}{\sqrt{3}}x$に関する対称移動を表す1次変換をそれぞれ$f,\ g$とする.このとき,合成変換$g \circ f$および$f \circ g$を表す行列を求めよ.
(3)(2)で求めた2つの行列は,原点Oを中心とし,角$\theta$だけ回転する1次変換を表す行列である.それぞれの$\theta$を求めよ.
群馬大学 国立 群馬大学 2010年 第2問
原点のまわりの角$\alpha$の回転移動$f$を表す行列を$F$とおき,$0^\circ \leqq \beta <90^\circ$として,直線$y=(\tan \beta)x$に関する対称移動$g$を表す行列を$G$とおく.また,合成移動$g \circ f$を表す行列を$H$とおく.

(1)$H$を求めよ.
(2)$\alpha=\alpha_1$のときの$H$を$H_1$,$\alpha=\alpha_2$のときの$H$を$H_2$とするとき,行列の積$H_2H_1$を求めよ.
(3)$n$を自然数とする.$\alpha=30^\circ,\ \beta=45^\circ$のときの$(FG)^n$を求めよ.
宇都宮大学 国立 宇都宮大学 2010年 第5問
$n$を自然数とし,行列$A=\left( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \right)$の$n$個の積を
\[ A^n=\left( \begin{array}{cc}
a_n & b_n \\
c_n & d_n
\end{array} \right) \]
とする.$ad-bc=3$のとき,次の問いに答えよ.ただし,$a_1=a,\ b_1=b,\ c_1=c,\ d_1=d$である.

(1)$a_nd_n-b_nc_n=3^n$を数学的帰納法によって証明せよ.
(2)$a+d=1$のとき,$a_3+d_3$を求めよ.
(3)$a+d=0$のとき,$a_n+d_n$を求めよ.
九州工業大学 国立 九州工業大学 2010年 第1問
行列
\[ A=\left( \begin{array}{cc}
a-b & a \\
2a & a+b
\end{array} \right) \]
の定める移動(1次変換)
\[ \left( \begin{array}{c}
x^\prime \\
y^\prime
\end{array} \right) = A \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \]
を$f$とし,原点を通る2直線を$\ell_1:y=m_1x,\ \ell_2:y=m_2x$とする$(m_1<m_2)$.次に答えよ.

(1)$f$により,直線$\ell_1$上の点$(1,\ m_1)$は$\ell_1$上の点に移り,直線$\ell_2$上の点$(1,\ m_2)$は$\ell_2$上の点に移るとする.$m_1,\ m_2$を$a,\ b$を用いて表せ.ただし,$a>0$とする.
(2)実数$a,\ b$が$(a-2)^2+b^2=3$をみたすとき,$\displaystyle \frac{b}{a}$のとる値の範囲を求めよ.
(3)(1)で求めた$m_1,\ m_2$に対して2直線$\ell_1,\ \ell_2$のなす角を$\theta$とする$\displaystyle \left( 0<\theta \leqq \frac{\pi}{2} \right)$.実数$a,\ b$が$(a-2)^2+b^2=3$をみたすとき,$\cos \theta$のとる値の範囲を求めよ.
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