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(20ページ目:全278問中191問~200問を表示) 私立 南山大学 2012年 第1問
$[ ]$の中に答を入れよ.
(1)$3$次の整式$F(x)$を$x^2-3x+2$で割ると,余りは$-3x-5$である.これより,$F(2)=[ア]$である.この$F(x)$を$x^2+3x+2$で割った余りが$3x+7$であるとき,$F(0)=[イ]$である.
(2)関数$\displaystyle f(x)=\frac{9 \cdot 10^x}{(1+10^x)^2}$を考える.$f(x) \geqq 2$となる$x$の値の範囲は$[ウ]$である.また,等式$\displaystyle f(-x)=\frac{a \cdot 10^{bx}}{(1+10^x)^2}$がすべての$x$について成り立つように定数$a,\ b$の値を定めると$(a,\ b)=[エ]$である.
(3)直線$\ell:y=7x+6a-5$と放物線$y=(x-a)^2-5$が異なる$2$点で交わるとき,定数$a$のとりうる値の範囲を求めると$[オ]$である.また,直線$y=2x+a$に関して,$\ell$と対称な直線の方程式を求めると$[カ]$である.
(4)$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$とする.$\displaystyle \frac{1}{\sin \theta}+\frac{1}{\cos \theta}=4 \sqrt{3}$のとき,$\sin \theta \cos \theta$の値を求めると$\sin \theta \cos \theta=[キ]$であり,$\sin^4 \theta+\cos^4 \theta$の値を求めると$\sin^4 \theta+\cos^4 \theta=[ク]$である.
(1)$3$次の整式$F(x)$を$x^2-3x+2$で割ると,余りは$-3x-5$である.これより,$F(2)=[ア]$である.この$F(x)$を$x^2+3x+2$で割った余りが$3x+7$であるとき,$F(0)=[イ]$である.
(2)関数$\displaystyle f(x)=\frac{9 \cdot 10^x}{(1+10^x)^2}$を考える.$f(x) \geqq 2$となる$x$の値の範囲は$[ウ]$である.また,等式$\displaystyle f(-x)=\frac{a \cdot 10^{bx}}{(1+10^x)^2}$がすべての$x$について成り立つように定数$a,\ b$の値を定めると$(a,\ b)=[エ]$である.
(3)直線$\ell:y=7x+6a-5$と放物線$y=(x-a)^2-5$が異なる$2$点で交わるとき,定数$a$のとりうる値の範囲を求めると$[オ]$である.また,直線$y=2x+a$に関して,$\ell$と対称な直線の方程式を求めると$[カ]$である.
(4)$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$とする.$\displaystyle \frac{1}{\sin \theta}+\frac{1}{\cos \theta}=4 \sqrt{3}$のとき,$\sin \theta \cos \theta$の値を求めると$\sin \theta \cos \theta=[キ]$であり,$\sin^4 \theta+\cos^4 \theta$の値を求めると$\sin^4 \theta+\cos^4 \theta=[ク]$である.
私立 学習院大学 2012年 第3問
等式
\[ \frac{1}{x^3-x}=\frac{a}{x-1}+\frac{b}{x}+\frac{c}{x+1} \]
が恒等式となるように定数$a,\ b,\ c$の値を定めよ.また,それを利用して
\[ \sum_{n=2}^{100} \frac{1}{n^3-n} \]
を求めよ.
\[ \frac{1}{x^3-x}=\frac{a}{x-1}+\frac{b}{x}+\frac{c}{x+1} \]
が恒等式となるように定数$a,\ b,\ c$の値を定めよ.また,それを利用して
\[ \sum_{n=2}^{100} \frac{1}{n^3-n} \]
を求めよ.
私立 日本女子大学 2012年 第1問
次の等式が成り立つように,定数$a,\ b,\ c,\ d$の値を定めよ.
(1)$\displaystyle \lim_{x \to \infty} \left\{ \frac{3x^2-5x+4}{x-1}-(ax+b) \right\}=0$
(2)$\displaystyle \lim_{x \to 2} \frac{x^2+cx+12}{x^2-5x+6}=d$
(1)$\displaystyle \lim_{x \to \infty} \left\{ \frac{3x^2-5x+4}{x-1}-(ax+b) \right\}=0$
(2)$\displaystyle \lim_{x \to 2} \frac{x^2+cx+12}{x^2-5x+6}=d$
私立 東京理科大学 2012年 第1問
次の文章中の$[ア]$から$[ヒ]$までに当てはまる数字$0$~$9$を求めよ.ただし,分数は既約分数として表しなさい.
(1)$a$を実数とするとき,方程式
\[ |x|-|x^2-4|+|x+6|=a \]
を考える.この方程式の実数解が$2$個であるための条件は
\[ a<[ア],\quad [イ]<a<[ウ][エ] \]
であり,実数解を持たないための条件は
\[ a>[オ][カ] \]
である.また,次の不等式
\[ |x|-|x^2-4|+|x+6|>2 \]
には,正の整数解が$[キ]$個,負の整数解が$[ク]$個ある.
(2)空間内に点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$があり,$\overrightarrow{a}=\overrightarrow{\mathrm{OA}}$,$\overrightarrow{b}=\overrightarrow{\mathrm{OB}}$,$\overrightarrow{c}=\overrightarrow{\mathrm{OC}}$とおくとき,それぞれの大きさと内積が
\[ \begin{array}{l}
|\overrightarrow{a}|=9,\quad |\overrightarrow{b}|=12,\quad |\overrightarrow{c}|=\sqrt{42}, \\ \\
\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{b}=72,\quad \overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{c}=57,\quad \overrightarrow{b} \cdot \overrightarrow{c}=48
\end{array} \]
であるとする.$\overrightarrow{\mathrm{AB}}$と$\overrightarrow{\mathrm{AC}}$のなす角は$\displaystyle \frac{1}{[ケ]} \pi$であり,$\triangle \mathrm{ABC}$の面積は$\displaystyle \frac{[コ][サ]}{[シ]}$である.ベクトル
\[ \overrightarrow{\mathrm{OA}}+s \overrightarrow{\mathrm{AB}}+t \overrightarrow{\mathrm{AC}} \]
が$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$を通る平面と直交するのは$\displaystyle s=\frac{[ス]}{[セ]}$,$\displaystyle t=\frac{[ソ]}{[タ]}$のときである.したがって,四面体$\mathrm{OABC}$の体積は$[チ][ツ]$である.
(3)三角関数についての等式
\[ [テ] \cos^3 \theta-[ト] \cos \theta-\cos 3\theta=0 \]
を利用して,$t$に関する$3$次方程式
\[ [テ]t^3-[ト]t-\frac{\sqrt{2}}{2}=0 \]
を解いたとき,$\displaystyle \cos \frac{3}{4} \pi$が解の$1$つであることがわかる.したがって,この方程式の残りの$2$つの解は
\[ \cos \frac{[ナ]}{12} \pi=\frac{\sqrt{[ニ]}+\sqrt{[ヌ]}}{[ネ]} \]
と
\[ \cos \frac{[ノ]}{12} \pi=\frac{\sqrt{[ニ]}-\sqrt{[ヌ]}}{[ネ]} \]
となる.これより,
\[ \tan \frac{[ナ]}{12} \pi=[ハ]-\sqrt{[ヒ]} \]
となる.
(1)$a$を実数とするとき,方程式
\[ |x|-|x^2-4|+|x+6|=a \]
を考える.この方程式の実数解が$2$個であるための条件は
\[ a<[ア],\quad [イ]<a<[ウ][エ] \]
であり,実数解を持たないための条件は
\[ a>[オ][カ] \]
である.また,次の不等式
\[ |x|-|x^2-4|+|x+6|>2 \]
には,正の整数解が$[キ]$個,負の整数解が$[ク]$個ある.
(2)空間内に点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$があり,$\overrightarrow{a}=\overrightarrow{\mathrm{OA}}$,$\overrightarrow{b}=\overrightarrow{\mathrm{OB}}$,$\overrightarrow{c}=\overrightarrow{\mathrm{OC}}$とおくとき,それぞれの大きさと内積が
\[ \begin{array}{l}
|\overrightarrow{a}|=9,\quad |\overrightarrow{b}|=12,\quad |\overrightarrow{c}|=\sqrt{42}, \\ \\
\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{b}=72,\quad \overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{c}=57,\quad \overrightarrow{b} \cdot \overrightarrow{c}=48
\end{array} \]
であるとする.$\overrightarrow{\mathrm{AB}}$と$\overrightarrow{\mathrm{AC}}$のなす角は$\displaystyle \frac{1}{[ケ]} \pi$であり,$\triangle \mathrm{ABC}$の面積は$\displaystyle \frac{[コ][サ]}{[シ]}$である.ベクトル
\[ \overrightarrow{\mathrm{OA}}+s \overrightarrow{\mathrm{AB}}+t \overrightarrow{\mathrm{AC}} \]
が$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$を通る平面と直交するのは$\displaystyle s=\frac{[ス]}{[セ]}$,$\displaystyle t=\frac{[ソ]}{[タ]}$のときである.したがって,四面体$\mathrm{OABC}$の体積は$[チ][ツ]$である.
(3)三角関数についての等式
\[ [テ] \cos^3 \theta-[ト] \cos \theta-\cos 3\theta=0 \]
を利用して,$t$に関する$3$次方程式
\[ [テ]t^3-[ト]t-\frac{\sqrt{2}}{2}=0 \]
を解いたとき,$\displaystyle \cos \frac{3}{4} \pi$が解の$1$つであることがわかる.したがって,この方程式の残りの$2$つの解は
\[ \cos \frac{[ナ]}{12} \pi=\frac{\sqrt{[ニ]}+\sqrt{[ヌ]}}{[ネ]} \]
と
\[ \cos \frac{[ノ]}{12} \pi=\frac{\sqrt{[ニ]}-\sqrt{[ヌ]}}{[ネ]} \]
となる.これより,
\[ \tan \frac{[ナ]}{12} \pi=[ハ]-\sqrt{[ヒ]} \]
となる.
私立 金沢工業大学 2012年 第3問
$a,\ b,\ c,\ d$を定数とし,$ab \neq 0$とする.関数$f(x)=ae^{bx}+cx+d$は等式
\[ f(x)+2 \int_0^x f(t) \, dt=4x^2+8x+10 \]
を満たしている.
(1)$a=[ア]$,$b=[イウ]$,$c=[エ]$,$d=[オ]$である.
(2)$\displaystyle \int_0^1 f(x) \, dx=[カ]-[キ]e^{[クケ]}$である.
\[ f(x)+2 \int_0^x f(t) \, dt=4x^2+8x+10 \]
を満たしている.
(1)$a=[ア]$,$b=[イウ]$,$c=[エ]$,$d=[オ]$である.
(2)$\displaystyle \int_0^1 f(x) \, dx=[カ]-[キ]e^{[クケ]}$である.
私立 金沢工業大学 2012年 第5問
座標平面上において直線$y=2x$を$\ell$とし,この直線$\ell$に関して対称な$2$点$\mathrm{P}(x,\ y)$,$\mathrm{Q}(u,\ v)$をとる.
(1)直線$\mathrm{PQ}$は直線$\ell$に垂直であるから
\[ v-y=\frac{[アイ]}{[ウ]} (u-x) \qquad \cdots\cdots① \]
が成り立つ.
(2)点$\mathrm{P}$と点$\mathrm{Q}$の中点は直線$\ell$上にあるから
\[ v+y=[エ](u+x) \qquad \cdots\cdots② \]
が成り立つ.
(3)等式$①$と$②$より,$x,\ y$と$u,\ v$の間に関係
\[ \left( \begin{array}{c}
u \\
v
\end{array} \right)=\frac{1}{[オ]} \left( \begin{array}{cc}
[カキ] & [ク] \\
[ケ] & [コ]
\end{array} \right) \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \qquad \cdots\cdots③ \]
が成り立つ.
(4)$1$次変換$③$を表す行列を$A$とすると,
\[ A^2=\left( \begin{array}{cc}
[サ] & [シ] \\
[ス] & [セ]
\end{array} \right),\quad A^{-1}=\frac{1}{[ソ]} \left( \begin{array}{cc}
[タチ] & [ツ] \\
[テ] & [ト]
\end{array} \right) \]
である.
(1)直線$\mathrm{PQ}$は直線$\ell$に垂直であるから
\[ v-y=\frac{[アイ]}{[ウ]} (u-x) \qquad \cdots\cdots① \]
が成り立つ.
(2)点$\mathrm{P}$と点$\mathrm{Q}$の中点は直線$\ell$上にあるから
\[ v+y=[エ](u+x) \qquad \cdots\cdots② \]
が成り立つ.
(3)等式$①$と$②$より,$x,\ y$と$u,\ v$の間に関係
\[ \left( \begin{array}{c}
u \\
v
\end{array} \right)=\frac{1}{[オ]} \left( \begin{array}{cc}
[カキ] & [ク] \\
[ケ] & [コ]
\end{array} \right) \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \qquad \cdots\cdots③ \]
が成り立つ.
(4)$1$次変換$③$を表す行列を$A$とすると,
\[ A^2=\left( \begin{array}{cc}
[サ] & [シ] \\
[ス] & [セ]
\end{array} \right),\quad A^{-1}=\frac{1}{[ソ]} \left( \begin{array}{cc}
[タチ] & [ツ] \\
[テ] & [ト]
\end{array} \right) \]
である.
私立 金沢工業大学 2012年 第1問
次の問いに答えよ.
(1)$x=\sqrt{7}-\sqrt{3}$,$y=\sqrt{7}+\sqrt{3}$のとき,$\displaystyle \frac{1}{x}-\frac{1}{y}=\frac{\sqrt{[ア]}}{[イ]}$であり,$\displaystyle \frac{1}{x^3}-\frac{1}{y^3}=\frac{[ウ] \sqrt{[エ]}}{[オ]}$である.
(2)$(9x-5)(2x+3)+10x-41=([カ]x-[キ])([ク]x+[ケ])$である.
(3)連立不等式$\displaystyle \frac{5x-7}{3}-1 \leqq x+2<\frac{4x-3}{2}$の解は$\displaystyle \frac{[コ]}{[サ]}<x \leqq [シ]$である.
(4)等式$2 |x-1|+x-7=0$を満たす実数$x$の値は$[スセ]$と$[ソ]$である.
(5)男子$4$人,女子$3$人が$1$列に並ぶとき,男女が交互に並ぶ並び方は$[タチツ]$通りである.
(6)$1$から$9$までの整数を$1$つずつ書いたカードが$9$枚ある.この中から同時に$2$枚を取り出したとき,それらの整数の積が偶数である確率は$\displaystyle \frac{[テト]}{[ナニ]}$である.
(7)$0^\circ \leqq \theta \leqq 90^\circ$とする.$\displaystyle \sin \theta=\frac{1}{5}$のとき,
\[ \sin (180^\circ-\theta)+\cos (180^\circ-\theta)+\tan (90^\circ-\theta)=\frac{[ア]+[イ] \sqrt{[ウ]}}{[エ]} \]
である.
(8)$a,\ b$を正の整数の定数とする.$2$次関数$y=2x^2+(a-2)x+3-b$のグラフが$x$軸と接するとき,$a=[オ]$,$b=[カ]$,あるいは$a=[キ]$,$b=[ク]$である.ただし,$[オ]<[キ]$である.
(1)$x=\sqrt{7}-\sqrt{3}$,$y=\sqrt{7}+\sqrt{3}$のとき,$\displaystyle \frac{1}{x}-\frac{1}{y}=\frac{\sqrt{[ア]}}{[イ]}$であり,$\displaystyle \frac{1}{x^3}-\frac{1}{y^3}=\frac{[ウ] \sqrt{[エ]}}{[オ]}$である.
(2)$(9x-5)(2x+3)+10x-41=([カ]x-[キ])([ク]x+[ケ])$である.
(3)連立不等式$\displaystyle \frac{5x-7}{3}-1 \leqq x+2<\frac{4x-3}{2}$の解は$\displaystyle \frac{[コ]}{[サ]}<x \leqq [シ]$である.
(4)等式$2 |x-1|+x-7=0$を満たす実数$x$の値は$[スセ]$と$[ソ]$である.
(5)男子$4$人,女子$3$人が$1$列に並ぶとき,男女が交互に並ぶ並び方は$[タチツ]$通りである.
(6)$1$から$9$までの整数を$1$つずつ書いたカードが$9$枚ある.この中から同時に$2$枚を取り出したとき,それらの整数の積が偶数である確率は$\displaystyle \frac{[テト]}{[ナニ]}$である.
(7)$0^\circ \leqq \theta \leqq 90^\circ$とする.$\displaystyle \sin \theta=\frac{1}{5}$のとき,
\[ \sin (180^\circ-\theta)+\cos (180^\circ-\theta)+\tan (90^\circ-\theta)=\frac{[ア]+[イ] \sqrt{[ウ]}}{[エ]} \]
である.
(8)$a,\ b$を正の整数の定数とする.$2$次関数$y=2x^2+(a-2)x+3-b$のグラフが$x$軸と接するとき,$a=[オ]$,$b=[カ]$,あるいは$a=[キ]$,$b=[ク]$である.ただし,$[オ]<[キ]$である.
私立 東京理科大学 2012年 第1問
$[ ]$内のカタカナにあてはまる$0$から$9$までの数字を求めよ.
(1)$k$を自然数とすると,不等式
\[ k>\frac{\sqrt{k}+\sqrt{k-1}}{2} \]
が成立する.この不等式の右辺の逆数は$\displaystyle [ア] \left( \sqrt{k}-\sqrt{k-[イ]} \right)$であるから,不等式
\[ \frac{1}{k}<[ア] \left( \sqrt{k}-\sqrt{k-[イ]} \right) \]
を得る.この不等式がすべての自然数$k$に対して成立することより,
\[ \lim_{n \to \infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n \frac{1}{k}=[ウ] \]
であることがわかる.
(2)自然数$n$に対し,
\[ a_n=\sum_{m=1}^{\infty} \frac{1}{m(m+n+1)},\quad s_n=\sum_{k=1}^n \frac{1}{k} \]
と定める.
(i) $\displaystyle \sum_{n=2}^{\infty} \frac{1}{n(n+1)}$を求めよ.
(ii) $\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty} \left( \frac{1}{n}-\frac{1}{n+1} \right) s_{n+1}$を求めよ.
(ヒント:$n \geqq 2$であるような各自然数$n$に対して$s_{n+1}-s_n$を考えることにより,$(ⅰ)$の結果が使える形に変形せよ.)
(iii) $n$を自然数とする.また,$p$は自然数で,等式
\[ \sum_{m=1}^{\infty} \left( \frac{1}{m}-\frac{1}{m+n+1} \right)=s_p \]
が成立しているとする.このとき,$p$を$n$の$1$次式の形に表せ.
\mon[$\tokeishi$] $n$を自然数とし,$p$は$(ⅲ)$における通りであるとする.また,$q$は自然数で,等式
\[ a_n=\frac{s_p}{q} \]
が成立しているとする.このとき,$q$を$n$の$1$次式の形に表せ.
\mon[$\tokeigo$] $\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty} \frac{a_n}{n}$を求めよ.
(1)$k$を自然数とすると,不等式
\[ k>\frac{\sqrt{k}+\sqrt{k-1}}{2} \]
が成立する.この不等式の右辺の逆数は$\displaystyle [ア] \left( \sqrt{k}-\sqrt{k-[イ]} \right)$であるから,不等式
\[ \frac{1}{k}<[ア] \left( \sqrt{k}-\sqrt{k-[イ]} \right) \]
を得る.この不等式がすべての自然数$k$に対して成立することより,
\[ \lim_{n \to \infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n \frac{1}{k}=[ウ] \]
であることがわかる.
(2)自然数$n$に対し,
\[ a_n=\sum_{m=1}^{\infty} \frac{1}{m(m+n+1)},\quad s_n=\sum_{k=1}^n \frac{1}{k} \]
と定める.
(i) $\displaystyle \sum_{n=2}^{\infty} \frac{1}{n(n+1)}$を求めよ.
(ii) $\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty} \left( \frac{1}{n}-\frac{1}{n+1} \right) s_{n+1}$を求めよ.
(ヒント:$n \geqq 2$であるような各自然数$n$に対して$s_{n+1}-s_n$を考えることにより,$(ⅰ)$の結果が使える形に変形せよ.)
(iii) $n$を自然数とする.また,$p$は自然数で,等式
\[ \sum_{m=1}^{\infty} \left( \frac{1}{m}-\frac{1}{m+n+1} \right)=s_p \]
が成立しているとする.このとき,$p$を$n$の$1$次式の形に表せ.
\mon[$\tokeishi$] $n$を自然数とし,$p$は$(ⅲ)$における通りであるとする.また,$q$は自然数で,等式
\[ a_n=\frac{s_p}{q} \]
が成立しているとする.このとき,$q$を$n$の$1$次式の形に表せ.
\mon[$\tokeigo$] $\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty} \frac{a_n}{n}$を求めよ.
私立 広島修道大学 2012年 第2問
次の問に答えよ.
(1)次の等式が成り立つことを証明せよ.
(i) $\cos (\alpha+\beta+\gamma)+\cos (\alpha+\beta-\gamma)=2 \cos (\alpha+\beta) \cos \gamma$
(ii) $\displaystyle \cos \alpha \cos \beta \cos \gamma=\frac{1}{4} \biggl\{ \cos (\alpha+\beta-\gamma)+\cos (\beta+\gamma-\alpha)$
\qquad\qquad\qquad\qquad\quad $+\cos (\gamma+\alpha-\beta)+\cos (\alpha+\beta+\gamma) \biggr\}$
(2)$\triangle \mathrm{ABC}$において次の等式が成り立つことを証明せよ.
\[ \sin A+\sin B+\sin C=4 \cos \frac{A}{2} \cos \frac{B}{2} \cos \frac{C}{2} \]
(注意)なお,次の公式を用いてもよい.
\[ \cos \theta_1+\cos \theta_2=2 \cos \frac{\theta_1+\theta_2}{2} \cos \frac{\theta_1-\theta_2}{2} \]
(1)次の等式が成り立つことを証明せよ.
(i) $\cos (\alpha+\beta+\gamma)+\cos (\alpha+\beta-\gamma)=2 \cos (\alpha+\beta) \cos \gamma$
(ii) $\displaystyle \cos \alpha \cos \beta \cos \gamma=\frac{1}{4} \biggl\{ \cos (\alpha+\beta-\gamma)+\cos (\beta+\gamma-\alpha)$
\qquad\qquad\qquad\qquad\quad $+\cos (\gamma+\alpha-\beta)+\cos (\alpha+\beta+\gamma) \biggr\}$
(2)$\triangle \mathrm{ABC}$において次の等式が成り立つことを証明せよ.
\[ \sin A+\sin B+\sin C=4 \cos \frac{A}{2} \cos \frac{B}{2} \cos \frac{C}{2} \]
(注意)なお,次の公式を用いてもよい.
\[ \cos \theta_1+\cos \theta_2=2 \cos \frac{\theta_1+\theta_2}{2} \cos \frac{\theta_1-\theta_2}{2} \]
私立 福岡大学 2012年 第2問
$\displaystyle \frac{\sqrt{6}+2}{\sqrt{6}-2}$の整数部分の値は$[ ]$である.また,等式$|x|+|x-3|=x+1$をみたす$x$の値をすべて求めると,$x=[ ]$である.