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神戸大学 国立 神戸大学 2011年 第4問
$a$は正の無理数で,$a^3+3a^2-14a+6, Y=a^2-2a$を考えると,$X$と$Y$はともに有理数である.以下の問に答えよ.

(1)整式$x^3+3x^2-14x+6$を整式$x^2-2x$で割ったときの商と余りを求めよ.
(2)$X$と$Y$の値を求めよ.
(3)$a$の値を求めよ.ただし,素数の平方根は無理数であることを用いてよい.
山口大学 国立 山口大学 2011年 第2問
座標平面上の自然数を成分とする点$(m,\ n)$に,有理数$\displaystyle \frac{n}{m}$を対応させる.下図のように,点$(1,\ 1)$から矢印の順番に従って,対応する有理数を並べ,次のような数列をつくる.\\
$\displaystyle \frac{1}{1},\ \frac{1}{2},\ \frac{2}{2},\ \frac{2}{1},\ \frac{1}{3},\ \frac{2}{3},\ \frac{3}{3},\ \frac{3}{2},\ \frac{3}{1},\ \frac{1}{4},\ \frac{2}{4},\ \frac{3}{4},\ \frac{4}{4},\ \frac{4}{3},\ \frac{4}{2},\ \frac{4}{1},\ \cdots$\\
このとき,次の問いに答えなさい.

(1)有理数$\displaystyle \frac{11}{8}$が初めて現れるのは第何項かを求めなさい.
(2)第160項を求めなさい.
(3)第1000項までに,値が2となる項の総数を求めなさい.
(図は省略)
佐賀大学 国立 佐賀大学 2011年 第2問
多項式$f(x)=x^4-x^3+cx^2-11x+d$について,$f(1+\sqrt{2})=0$が成り立つとする.ここで,$c,\ d$は有理数とする.次の問いに答えよ.

(1)$S=\{a+\sqrt{2}b \;|\; a,\ b \text{は有理数} \}$とする.集合$S$の元$z=a+\sqrt{2}b \ $(ただし,$a,\ b$は有理数)に対して,$j(z)=a-\sqrt{2}b$と定義する.$S$の任意の元$z,\ w$に対して,$j(z+w)=j(z)+j(w)$および$j(zw)=j(z)j(w)$が成り立つことを示せ.
(2)(1)を用いて,$S$の元$z$が$f(z)=0$を満たせば,$f(j(z))=0$が成り立つことを示せ.このことを用いて,$f(1-\sqrt{2})=0$を示せ.
(3)有理数$c,\ d$を求め,$f(x)$を有理数の範囲で因数分解せよ.
佐賀大学 国立 佐賀大学 2011年 第2問
多項式$f(x)=x^4-x^3+cx^2-11x+d$について,$f(1+\sqrt{2})=0$が成り立つとする.ここで,$c,\ d$は有理数とする.次の問いに答えよ.

(1)$S=\{a+\sqrt{2}b \;|\; a,\ b \text{は有理数} \}$とする.集合$S$の元$z=a+\sqrt{2}b \ $(ただし,$a,\ b$は有理数)に対して,$j(z)=a-\sqrt{2}b$と定義する.$S$の任意の元$z,\ w$に対して,$j(z+w)=j(z)+j(w)$および$j(zw)=j(z)j(w)$が成り立つことを示せ.
(2)(1)を用いて,$S$の元$z$が$f(z)=0$を満たせば,$f(j(z))=0$が成り立つことを示せ.このことを用いて,$f(1-\sqrt{2})=0$を示せ.
(3)有理数$c,\ d$を求め,$f(x)$を有理数の範囲で因数分解せよ.
福岡教育大学 国立 福岡教育大学 2011年 第1問
次の問いに答えよ.

(1)$N$は自然数で$N^{10}$が$16$桁であるとする.このとき,$N^8$は何桁になるか求めよ.
(2)$\alpha$が無理数であり,$a,\ b$が有理数であるとき,
\[ a+b \alpha=0 \quad \text{ならば} \quad a=b=0 \]
であることを証明せよ.
(3)$a,\ b,\ c,\ x,\ y,\ z$を実数とする.

(i) $(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2) \geqq (ax+by+cz)^2$が成り立つことを示せ.
(ii) $x+y+z=1$のとき,$x^2+y^2+z^2$の最小値を求めよ.
京都工芸繊維大学 国立 京都工芸繊維大学 2011年 第4問
有理数$r$について,次の2つの条件を考える.

$(ⅰ)$ 1,3,7のいずれかの数$p$と自然数$m$を用いて$\displaystyle r=\frac{p}{2^m}$と表される.
$(ⅱ)$ $r<1$

条件$(ⅰ),\ (ⅱ)$をともに満たすような有理数$r$の全体を大きい方から順に並べてできる数列$a_1,\ a_2,\ a_3,\ \cdots,\ a_n,\ \cdots$を考える.

(1)$a_1,\ a_2,\ a_3,\ a_4$を求めよ.
(2)数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ.
(3)$N$を自然数とする.数列$\{a_n\}$の初項から第$3N$項までの和$T_N$を$N$を用いて表せ.さらに,極限$\displaystyle \lim_{N \to \infty}T_N$を求めよ.
鳴門教育大学 国立 鳴門教育大学 2011年 第4問
$a,\ b$を実数とするとき,次のことを示せ.

(1)$a,\ b$の少なくとも$1$つが無理数であるための必要十分条件は,$a+b$,$a-b$の少なくとも$1$つが無理数となることである.
(2)$a+b,\ ab$がともに有理数であることは,$a,\ b$がともに有理数であるための必要条件であるが,十分条件ではない.
(3)$a+b,\ ab,\ a^3-b^3$がすべて有理数であれば,$a,\ b$はともに有理数である.
早稲田大学 私立 早稲田大学 2011年 第2問
次の問に答えよ.

(1)$a,\ b$は整数で,$2$次方程式
\[ x^2 + ax + b= 0 \dotnum{A} \]
が異なる$2$つの実数解$\alpha,\ \beta$をもつとする.このとき,$\alpha,\ \beta$はともに整数であるか,ともに無理数であるかのいずれかであることを証明する.以下の問に答え,証明を完成させよ.\\
\quad まず,$b=0$のときは,$x^2+ax=0$であるから\maru{A}は整数解$0,\ -a$をもつ.以下では$ b \neq 0$とする.\\
\quad 解と係数の関係より,$\alpha + \beta = -a,\ \alpha\beta = b$であり,これらは整数である.有理数と無理数の和は有理数でなく,整数と整数以外の有理数の和は整数ではないという事実を用いると,$\alpha,\ \beta$がともに整数以外の有理数であるとして矛盾を導けばよい.\\
\quad そこで,$\alpha,\ \beta$が2以上の整数$p_1,\ p_2$と0でない整数$q_1,\ q_2$を用いて,既約分数
\[ \alpha = \frac{q_1}{p_1},\quad \beta = \frac{q_2}{p_2} \]
で表されると仮定する.ここに,$\displaystyle\frac{q_i}{p_i}\ (i=1,\ 2)$が既約分数であるとは,$p_i$と$|q_i|$の最大公約数が1であることをいう.このとき,
\[ \alpha + \beta = \frac{p_2q_1+p_1q_2}{p_1p_2} \cdots\cdots① \]
\[ \alpha\beta = \frac{q_1q_2}{p_1p_2} \cdots\cdots② \]
である.

(i) $①$において,$\alpha+\beta$が整数であることを用いて,$p_1=p_2$であることを示せ.
(ii) $②$において,$\alpha\beta$が整数であることと問\maru{1}の結果から,既約分数の仮定に矛盾することを示せ.

$(ⅱ)$の結果から,$\alpha,\ \beta$はともに整数であるか,ともに無理数であることが示された.
(2)$c$が自然数のとき,$\sqrt{c}$は自然数であるか無理数であることを証明せよ.
岐阜大学 国立 岐阜大学 2010年 第5問
行列$A=\biggl( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \biggr)$に関する以下の問に答えよ.$E=\biggl( \begin{array}{cc}
1 & 0 \\
0 & 1
\end{array} \biggr)$,$O=\biggl( \begin{array}{cc}
0 & 0 \\
0 & 0
\end{array} \biggr)$とおく.

(1)$A^2-(a+d)A+(ad-bc)E=O$を証明せよ.
(2)$a,\ b,\ c,\ d$が有理数のとき,$A^3=5E$は成り立たないことを証明せよ.$\sqrt[3]{5}$は無理数であることを使ってよい.
(3)$a,\ b,\ c,\ d$が実数のとき,$A^6=-E$を満たす$A$の$a+d$と$ad-bc$の組$(a+d,\ ad-bc)$をすべて求めよ.その各々の組に対し,それを与える$A$の例を1つずつ記せ.
長崎大学 国立 長崎大学 2010年 第7問
4次方程式の解について,次の問いに答えよ.ただし,次のことは既知としてよい.
\begin{screen}
自然数$k,\ l,\ m$が次の条件

\mon[(イ)] $k$と$l$は1以外の公約数をもたない
\mon[(ロ)] $k$は$lm$の約数である

を満たすならば,$k$は$m$の約数である.
\end{screen}

(1)$a,\ b,\ c,\ d$は整数で,$d \neq 0$とする.次の方程式
\[ x^4+ax^3+bx^2+cx+d=0 \]
が有理数の解$r$をもつとき,$|\,r\,|$は自然数であり,かつ$|\,d\,|$の約数に限ることを証明せよ.
(2)次の方程式
\[ 2x^4-2x-1=0 \]
の実数解はすべて無理数であることを証明せよ.
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