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豊橋技術科学大学 国立 豊橋技術科学大学 2011年 第4問
別々に製造される部品$\mathrm{A}$と部品$\mathrm{B}$を$1$個ずつ組み合わせて製造する製品がある.製品の不良は各部品の不良のみに由来し,部品$\mathrm{A}$に不良が生じる確率は$\displaystyle \frac{1}{9}$,部品$\mathrm{B}$に不良が生じる確率は$\displaystyle \frac{1}{4}$である.製品を製造した後,検査するまで各部品が不良であるかどうかは分からないとする.以下の問いに答えよ.

(1)合格品(不良が無い製品)が製造される確率を求めよ.
(2)製品を$5$個製造した後,検査を行ったとき,$4$個以上が合格品である確率を求めよ.
(3)この製品$1$個の販売価格は$1,200$円である.また,部品$\mathrm{A}$の$1$個あたりの製造費用は$300$円であり,部品$\mathrm{B}$の$1$個あたりの製造費用は$100$円である.製品$1$個あたりの利益は,以下の式で計算される.

(製品$1$個あたりの利益)$=$(販売価格)$-$(製品$1$個あたりの費用)

製品$1$個あたりの費用が部品$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$の製造費用のみと考えてよいとき,製品$1$個あたりの利益の期待値を求めよ.なお,不良品(不良のある製品)は販売しないため,上式の(販売価格)項が$0$となり負の利益(損失)が生じることを考慮せよ.
(4)新たに工作機械を導入することで,部品$\mathrm{B}$に不良が生じる確率を$\displaystyle \frac{1}{8}$にすることができる.しかし,この工作機械の導入費用として$500,000$円が必要であり,これに加えて部品$\mathrm{B}$の$1$個あたりの製造費用は$100$円増加する.$10,000$個製品を製造するとき,工作機械を導入する場合としない場合でどちらが有利か,工作機械を導入する場合の製品$1$個あたりの利益の期待値を示した上で判定せよ.ただし,工作機械の導入費用は$10,000$個の製品の製造でまかなうものとする.また,販売価格および部品$\mathrm{A}$の製造費用は(3)と同じとする.
大阪教育大学 国立 大阪教育大学 2011年 第4問
次のようなゲームを考える.成功の確率が$p \ (0<p<1)$,失敗の確率が$q \ (=1-p)$であるような試行をAとBの2人が行い,先に成功した方を勝ちとする.なお,Aが勝つ確率がBが勝つ確率より大きいとき,ゲームはAに有利であるといい,Aが勝つ確率とBが勝つ確率が等しいとき,ゲームは公平であるという.このとき,次の問に答えよ.

(1)Aから始めて,以後交互に試行を行う.すなわち,ABABAB$\cdots$という順で試行を行う.このとき,$p$の値にかかわらずゲームはAに有利であることを示せ.
(2)Aから始めるが,Aが1回に対して,Bは2回試行を行えるとする.すなわち,ABBABB$\cdots$という順で試行を行う.$p$がどのような値のとき,ゲームは公平になるか.
(3)(2)において,ゲームが公平であるとき,$q$についての等式$q=q^2+q^4+q^6+\cdots$が成り立つことを示せ.
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