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(112ページ目:全1320問中1111問~1120問を表示) 国立 九州工業大学 2011年 第2問
実数$\theta$に対して,行列$A$を$A=\left( \begin{array}{cc}
\cos \theta & -\sin \theta \\
\sin \theta & \cos \theta
\end{array} \right)$とする.また,$n$を自然数とし,$A$の$n$乗を$A^n$で表す.次に答えよ.
(1)数学的帰納法により,すべての自然数$n$に対して
\[ A^n=\left( \begin{array}{cc}
\cos n\theta & -\sin n\theta \\
\sin n\theta & \cos n\theta
\end{array} \right) \]
が成立することを示せ.
(2)$\displaystyle \theta=\frac{\pi}{12}$とする.ある自然数$n$に対しては,行列$A^n$によって曲線$\displaystyle y=-\frac{1}{2x}$上の点が常に曲線$x^2-y^2=-1$上の点に移される.このような自然数$n$の最小値を求めよ.
\cos \theta & -\sin \theta \\
\sin \theta & \cos \theta
\end{array} \right)$とする.また,$n$を自然数とし,$A$の$n$乗を$A^n$で表す.次に答えよ.
(1)数学的帰納法により,すべての自然数$n$に対して
\[ A^n=\left( \begin{array}{cc}
\cos n\theta & -\sin n\theta \\
\sin n\theta & \cos n\theta
\end{array} \right) \]
が成立することを示せ.
(2)$\displaystyle \theta=\frac{\pi}{12}$とする.ある自然数$n$に対しては,行列$A^n$によって曲線$\displaystyle y=-\frac{1}{2x}$上の点が常に曲線$x^2-y^2=-1$上の点に移される.このような自然数$n$の最小値を求めよ.
国立 福岡教育大学 2011年 第5問
$a,\ b,\ c,\ d$を実数とし,$x$の$4$次関数$f(x)$を
\[ f(x)=x^4+2ax^3+6bx^2+4cx+d \]
とする.また,曲線$y=f(x)$を$C$とする.さらに,$\displaystyle \alpha=1+\sqrt{\frac{5}{6}},\ \beta=1-\sqrt{\frac{5}{6}}$とおくとき,$f(x)$と$C$は次の$3$つの条件$(ⅰ),\ (ⅱ),\ (ⅲ)$を満たすものとする.
(i) 点$(\alpha,\ f(\alpha))$と点$(\beta,\ f(\beta))$は共に$C$の変曲点である.
(ii) $f(x)$は$x=1$で極値をもつ.
(iii) $f(2)=0$
次の問いに答えよ.
(1)$a,\ b,\ c,\ d$の値を求めよ.
(2)$C$を$x$軸方向に$-1$だけ平行移動した曲線を$y=g(x)$とおく.$g(x)$を求めよ.
(3)$x$軸と$C$とで囲まれた図形の面積$S$を求めよ.
\[ f(x)=x^4+2ax^3+6bx^2+4cx+d \]
とする.また,曲線$y=f(x)$を$C$とする.さらに,$\displaystyle \alpha=1+\sqrt{\frac{5}{6}},\ \beta=1-\sqrt{\frac{5}{6}}$とおくとき,$f(x)$と$C$は次の$3$つの条件$(ⅰ),\ (ⅱ),\ (ⅲ)$を満たすものとする.
(i) 点$(\alpha,\ f(\alpha))$と点$(\beta,\ f(\beta))$は共に$C$の変曲点である.
(ii) $f(x)$は$x=1$で極値をもつ.
(iii) $f(2)=0$
次の問いに答えよ.
(1)$a,\ b,\ c,\ d$の値を求めよ.
(2)$C$を$x$軸方向に$-1$だけ平行移動した曲線を$y=g(x)$とおく.$g(x)$を求めよ.
(3)$x$軸と$C$とで囲まれた図形の面積$S$を求めよ.
国立 愛媛大学 2011年 第1問
次の問いに答えよ.
(1)関数$y=x^2-3x+7-3 |x-2|$のグラフをかけ.
(2)方程式$\displaystyle \log_5x-\frac{4}{\log_5x}+\frac{\log_5 x^3}{\log_5 x}=0$を解け.
(3)$a>0$とする.関数$f(t)=t(a-t^2) \ (0<t<\sqrt{a})$の最大値が$2$であるとき,$a$の値を求めよ.
(4)正四面体の各面に$0,\ 1,\ 2,\ 3$の数字が$1$つずつ書かれているさいころがある.このさいころを投げたとき,各面が底面になる確率は等しいものとする.このようなさいころを$2$つ同時に投げ,おのおののさいころの底面に書かれている数の積を$X$とする.$X$の期待値を求めよ.
(5)$2$つの曲線$y=x^2$,$y=-x^2+2x+1$で囲まれる図形の面積を求めよ.
(1)関数$y=x^2-3x+7-3 |x-2|$のグラフをかけ.
(2)方程式$\displaystyle \log_5x-\frac{4}{\log_5x}+\frac{\log_5 x^3}{\log_5 x}=0$を解け.
(3)$a>0$とする.関数$f(t)=t(a-t^2) \ (0<t<\sqrt{a})$の最大値が$2$であるとき,$a$の値を求めよ.
(4)正四面体の各面に$0,\ 1,\ 2,\ 3$の数字が$1$つずつ書かれているさいころがある.このさいころを投げたとき,各面が底面になる確率は等しいものとする.このようなさいころを$2$つ同時に投げ,おのおののさいころの底面に書かれている数の積を$X$とする.$X$の期待値を求めよ.
(5)$2$つの曲線$y=x^2$,$y=-x^2+2x+1$で囲まれる図形の面積を求めよ.
国立 浜松医科大学 2011年 第3問
実数$k$は$\displaystyle \frac{\pi}{3} \leqq k \leqq \frac{\pi}{2}$の範囲にあるとする.
\[ \begin{array}{ll}
f(x)=\int_{-k}^k \sin (x-t) \cos t \, dt & (-k \leqq x \leqq k) \\
g(x)=\int_{-k}^k |\sin (x-t)|\cos t \, dt & (-k \leqq x \leqq k)
\end{array} \]
と定めるとき,以下の問いに答えよ.
(1)$\displaystyle f \left( \frac{\pi}{6} \right)$と$\displaystyle g \left( -\frac{\pi}{6} \right)$,$2$つの定積分の値をそれぞれ求めよ.
(2)差$f(x)-g(x)$は,区間$-k \leqq x \leqq k$で増加することを示せ.
(3)曲線$y=g(x)$の変曲点は何個あるか,調べよ.
\[ \begin{array}{ll}
f(x)=\int_{-k}^k \sin (x-t) \cos t \, dt & (-k \leqq x \leqq k) \\
g(x)=\int_{-k}^k |\sin (x-t)|\cos t \, dt & (-k \leqq x \leqq k)
\end{array} \]
と定めるとき,以下の問いに答えよ.
(1)$\displaystyle f \left( \frac{\pi}{6} \right)$と$\displaystyle g \left( -\frac{\pi}{6} \right)$,$2$つの定積分の値をそれぞれ求めよ.
(2)差$f(x)-g(x)$は,区間$-k \leqq x \leqq k$で増加することを示せ.
(3)曲線$y=g(x)$の変曲点は何個あるか,調べよ.
国立 浜松医科大学 2011年 第1問
$2$次曲線$C$が媒介変数$\theta$を用いて,
\[ x=3+5 \cos \theta,\quad y=2+3 \sin \theta \quad (0 \leqq \theta \leqq 2\pi) \]
と表されている.このとき,次の問いに答えよ.
(1)曲線$C$の方程式を$x,\ y$を用いて表せ.また,$C$を座標平面上に図示せよ.
(2)曲線$C$上の点$\mathrm{P}(3+5 \cos \theta,\ 2+3 \sin \theta)$における$C$の接線$\ell$の方程式は,
\[ \frac{\cos \theta}{5}(x-3)+\frac{\sin \theta}{3}(y-2)=1 \]
となることを示せ.
(3)曲線$C$の焦点を$\mathrm{F}_1$,$\mathrm{F}_2$とする.$i=1,\ 2$に対し,$\mathrm{F}_i$を通り,接線$\ell$に垂直な直線$m_i$の方程式を求めよ.
(4)$i=1,\ 2$に対し,直線$m_i$と$\ell$との交点を$\mathrm{Q}_i$とする.点$\mathrm{O}^\prime(3,\ 2)$とするとき,線分$\mathrm{O}^\prime \mathrm{Q}_i$の長さを求めよ.
(5)$\mathrm{P}$が曲線$C$を一周するとき,線分$\mathrm{Q}_1 \mathrm{Q}_2$の長さの最大値,最小値,およびそのときの点$\mathrm{P}$をそれぞれ求めよ.
\[ x=3+5 \cos \theta,\quad y=2+3 \sin \theta \quad (0 \leqq \theta \leqq 2\pi) \]
と表されている.このとき,次の問いに答えよ.
(1)曲線$C$の方程式を$x,\ y$を用いて表せ.また,$C$を座標平面上に図示せよ.
(2)曲線$C$上の点$\mathrm{P}(3+5 \cos \theta,\ 2+3 \sin \theta)$における$C$の接線$\ell$の方程式は,
\[ \frac{\cos \theta}{5}(x-3)+\frac{\sin \theta}{3}(y-2)=1 \]
となることを示せ.
(3)曲線$C$の焦点を$\mathrm{F}_1$,$\mathrm{F}_2$とする.$i=1,\ 2$に対し,$\mathrm{F}_i$を通り,接線$\ell$に垂直な直線$m_i$の方程式を求めよ.
(4)$i=1,\ 2$に対し,直線$m_i$と$\ell$との交点を$\mathrm{Q}_i$とする.点$\mathrm{O}^\prime(3,\ 2)$とするとき,線分$\mathrm{O}^\prime \mathrm{Q}_i$の長さを求めよ.
(5)$\mathrm{P}$が曲線$C$を一周するとき,線分$\mathrm{Q}_1 \mathrm{Q}_2$の長さの最大値,最小値,およびそのときの点$\mathrm{P}$をそれぞれ求めよ.
国立 東京海洋大学 2011年 第2問
関数$f(x)=ax^2+bx+c$に対して次の等式が成り立っているとする.
\[ f^\prime(x)=x \int_{-2}^1 f(t) \, dt+\int_0^1 tf^\prime(t) \, dt \]
このとき,次の問に答えよ.ただし,$a,\ b,\ c$は定数で$a>0$とする.
(1)$b,\ c$を$a$で表せ.
(2)曲線$y=f(x)$の$\displaystyle x \geqq -\frac{1}{2}$の部分と$x$軸および$y$軸とで囲まれた図形の面積が$1$のとき,$a$の値を求めよ.
\[ f^\prime(x)=x \int_{-2}^1 f(t) \, dt+\int_0^1 tf^\prime(t) \, dt \]
このとき,次の問に答えよ.ただし,$a,\ b,\ c$は定数で$a>0$とする.
(1)$b,\ c$を$a$で表せ.
(2)曲線$y=f(x)$の$\displaystyle x \geqq -\frac{1}{2}$の部分と$x$軸および$y$軸とで囲まれた図形の面積が$1$のとき,$a$の値を求めよ.
国立 東京海洋大学 2011年 第3問
$a$を正の定数とする.関数$f(x)=x(a-x)$,$g(x)=x^2(a-x)$に対し,$2$つの曲線$C_1:y=f(x)$,$C_2:y=g(x)$を考える.以下の問いに答えよ.
ただし,$\displaystyle \int x^3 \, dx=\frac{x^4}{4}+C$($C$は積分定数)を用いてよい.
(1)$g(x)$の極値を$a$を用いて表せ.
(2)$0<a \leqq 1$とする.$C_1$と$x$軸で囲まれた図形の面積が,$C_2$と$x$軸で囲まれた図形の面積の$3$倍になるとき,$a$の値を求めよ.
(3)$a>1$とする.$2$曲線$C_1,\ C_2$で囲まれてできる$2$つの図形の面積が等しくなるとき,$a$の値を求めよ.
ただし,$\displaystyle \int x^3 \, dx=\frac{x^4}{4}+C$($C$は積分定数)を用いてよい.
(1)$g(x)$の極値を$a$を用いて表せ.
(2)$0<a \leqq 1$とする.$C_1$と$x$軸で囲まれた図形の面積が,$C_2$と$x$軸で囲まれた図形の面積の$3$倍になるとき,$a$の値を求めよ.
(3)$a>1$とする.$2$曲線$C_1,\ C_2$で囲まれてできる$2$つの図形の面積が等しくなるとき,$a$の値を求めよ.
国立 東京海洋大学 2011年 第4問
$a$を定数とする.放物線$C:y=x^2+a$上の点$(t,\ t^2+a) (t>0)$における接線$\ell$が原点を通るとする.直線$\ell$に関して$y$軸と対称な直線を$m$とする.
(1)$a$を$t$を用いて表せ.
(2)$y$軸と直線$\ell$のなす角を$\displaystyle \theta \left( 0<\theta<\frac{\pi}{2} \right)$とするとき,$\tan 2\theta$を$t$を用いて表せ.
(3)直線$m$の方程式を$t$を用いて表せ.
(4)放物線$C$と直線$m$が接するとき,$t$の値を求めよ.
(5)$(4)$のとき,放物線$C$を直線$\ell$に関して対称移動した曲線を$C_1$,直線$m$に関して対称移動した曲線を$C_2$とする.$C,\ C_1,\ C_2$で囲まれた図形の面積を求めよ.
(1)$a$を$t$を用いて表せ.
(2)$y$軸と直線$\ell$のなす角を$\displaystyle \theta \left( 0<\theta<\frac{\pi}{2} \right)$とするとき,$\tan 2\theta$を$t$を用いて表せ.
(3)直線$m$の方程式を$t$を用いて表せ.
(4)放物線$C$と直線$m$が接するとき,$t$の値を求めよ.
(5)$(4)$のとき,放物線$C$を直線$\ell$に関して対称移動した曲線を$C_1$,直線$m$に関して対称移動した曲線を$C_2$とする.$C,\ C_1,\ C_2$で囲まれた図形の面積を求めよ.
国立 東京海洋大学 2011年 第5問
$\displaystyle 0 \leqq x \leqq \frac{\pi}{2}$において,曲線$y=\cos x$と$x$軸および$y$軸で囲まれた図形を$D$とする.
(1)$D$を$x$軸のまわりに$1$回転して得られる回転体の体積$V_1$を求めよ.
(2)不定積分$\displaystyle \int x \cos x \, dx$と$\displaystyle \int x^2 \sin x \, dx$を求めよ.
(3)$D$を$y$軸のまわりに$1$回転して得られる回転体の体積$V_2$を求めよ.
(1)$D$を$x$軸のまわりに$1$回転して得られる回転体の体積$V_1$を求めよ.
(2)不定積分$\displaystyle \int x \cos x \, dx$と$\displaystyle \int x^2 \sin x \, dx$を求めよ.
(3)$D$を$y$軸のまわりに$1$回転して得られる回転体の体積$V_2$を求めよ.
国立 大分大学 2011年 第1問
曲線$C:y=2x^2-2x$の原点における接線を$\ell$とする.直線$\ell$,直線$x=1$および曲線$C$で囲まれる領域を$D$とする.
(1)直線$\ell$の方程式を求めなさい.
(2)領域$D$と不等式$x+y \leqq 0$の表す領域$E$との共通部分の面積を求めなさい.
(1)直線$\ell$の方程式を求めなさい.
(2)領域$D$と不等式$x+y \leqq 0$の表す領域$E$との共通部分の面積を求めなさい.