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慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2015年 第3問
$0<\theta _n<1 \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$となる数列$\{\theta_n\}$を用いて,閉区間$[0,\ 1]$から始めて,以下のようにしていくつかの閉区間を残す操作を繰り返す.ただし,$a<b$とするとき,開区間$(a,\ b)$の長さは閉区間$[a,\ b]$の長さと等しく$b-a$である.

$1$回目の操作では,閉区間$\displaystyle \left[ 0,\ \frac{1-\theta_1}{2} \right]$と$\displaystyle \left[ \frac{1+\theta_1}{2},\ 1 \right]$を残す.残った閉区間の個数を$k_1$,各閉区間の長さを$r_1$とおき,$s_1$を$s_1=k_1r_1$と定める.$k_1=2$,$\displaystyle r_1=\frac{1-\theta_1}{2}$,$s_1=1-\theta_1$である.
$n+1$回目の操作では,$n$回目の操作を終えて残った$k_n$個の長さ$r_n$の各閉区間から長さ$\theta_{n+1}r_n$の閉区間を取り除き,長さの等しい閉区間を$2$個ずつ残す.こうして残った閉区間の個数を$k_{n+1}$,各閉区間の長さを$r_{n+1}$とおき,$s_{n+1}$を$s_{n+1}=k_{n+1}r_{n+1}$と定める.
(1)$\displaystyle \lim_{n \to \infty} r_n=[サ]$である.
(2)$\displaystyle \theta_n=\frac{2}{(n+1)(n+2)} (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$のとき,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}s_n=[シ]$である.
(3)$0<\theta<1$とし,$\theta_n=\theta (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$とする.$n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots$に対して,閉区間$[0,\ 1]$を定義域とする連続関数$f_n(x)$と実数$a_n$が次の条件を満たすとする.

\mon[条件:] $f_n(0)=0$で$f_n(1)=1$である.関数$f_n(x)$は,$n$回目までの操作で取り除いた各開区間において微分可能で${f_n}^\prime(x)=0$となり,$n$回目の操作を終えて残った各閉区間から両端を除いた開区間において微分可能で${f_n}^\prime(x)=a_n$となる.

このとき$a_n$を$\theta$と$n$を用いて表すと$a_n=[ス]$となる.関数$y=f_n(x) (0 \leqq x \leqq 1)$のグラフは折れ線になり,その長さを$l_n$とおくと,$\displaystyle \lim_{n \to \infty} l_n=[セ]$となる.
東京理科大学 私立 東京理科大学 2015年 第2問
次の問いに答えなさい.

(1)$a$を実数の定数とし,$x$の関数$f(x)=ax^2+4ax+a^2-1$を考える.区間$-4 \leqq x \leqq 1$における関数$f(x)$の最大値が$5$であるとき,定数$a$の値を求めなさい.
(2)$f(x)$および$g(x)$は$x=a$で微分可能な関数とする.このとき,極限値
\[ \lim_{h \to 0} \frac{f(a+3h)g(a+5h)-f(a)g(a)}{h} \]
を$f(a)$,$g(a)$および微分係数$f^\prime(a)$,$g^\prime(a)$を用いて表しなさい.
北里大学 私立 北里大学 2015年 第3問
実数全体を定義域とする関数$f(x)$は奇関数で微分可能であるとする.さらに,$f^\prime(x)$も微分可能で$f^\prime(0)=0$を満たし,$x>0$の範囲で$f^{\prime\prime}(x)>0$であるとする.$y=f(x)$のグラフを$C_1$,$C_1$を$x$軸方向に$a$,$y$軸方向に$f(a)$だけ平行移動した曲線を$C_2$とする.ただし,$a$は正の定数とする.

(1)$f(0)$の値を求めよ.
(2)$f^\prime(x)$は偶関数であることを示せ.
(3)$C_1$と$C_2$の共有点の個数が$2$個であることを示し,その$2$点の$x$座標を求めよ.
(4)$C_1$と$C_2$で囲まれる図形の面積を$S(a)$とする.$a$が$0<a \leqq 3$の範囲を動くとき,$S(a)$を最大にする$a$の値を求めよ.
高知工科大学 公立 高知工科大学 2015年 第1問
次の各問に答えよ.

(1)$f(x)=|2x+3|$のとき$f(-3)+f(0)+f(3)$の値を求めよ.
(2)方程式$\log_2 (x-1)+\log_2 (x+2)=2$を解け.
(3)$\left\{ \begin{array}{l}
\sin x+\cos y=1 \\
\cos x+\sin y=\displaystyle\frac{1}{2}
\end{array} \right.$のとき$\sin (x+y)$の値を求めよ.
(4)$a,\ b,\ x$を実数とする.命題
\[ x^2-(a+b)x+ab \leqq 0 \Longrightarrow x^2<2x+3 \]
が真となるような定数$a,\ b$の満たすべき条件を求めよ.ただし,$a \leqq b$とする.
(5)$a$を定数とし,関数$y=f(x)$は$x=a$で微分可能であるとする.このとき,極限値
\[ \lim_{h \to 0} \frac{f(a+3h)-f(a-2h)}{h} \]
を$f^\prime(a)$を用いて表せ.
(6)関数$f(x)=\log | \cos x |$の導関数を求めよ.
(7)$2$つの曲線$y=\log x$と$y=ax^2$とがただ$1$つの共有点をもつような正の定数$a$の値を求めよ.
(8)等式$\displaystyle \lim_{x \to 1} \frac{\sqrt{2x^2+a}-x-1}{(x-1)^2}=b$が成り立つような定数$a,\ b$の値を求めよ.
高知大学 国立 高知大学 2014年 第3問
関数$f(x)$を
\[ f(x)=\left\{ \begin{array}{ll}
\displaystyle\frac{1}{2}(x+1)x & (-1 \leqq x \leqq 0 \text{のとき}) \\
-\displaystyle\frac{1}{2}x(x-1) & (0<x \leqq 1 \text{のとき}) \phantom{\frac{[ ]}{2}}
\end{array} \right. \]
とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)$f(x)$は$x=0$で微分可能であることを示せ.
(2)関数$y=f(x)$のグラフをかけ.
(3)$y=f^\prime(x)$のグラフを$-1<x<1$の範囲でかき,$f^\prime(x)$が$x=0$で微分可能かどうかを理由をつけて述べよ.
(4)$y=f(x)$のグラフと$x$軸で囲まれた部分を,$x$軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ.
富山大学 国立 富山大学 2014年 第2問
微分可能な関数$f(x)$と$2$つの定数$p,\ q$が次の条件を満たすとする.

「すべての実数$x,\ y$に対して,$f(x+y)=pf(x)+qf(y)$が成り立つ」
このとき,次の問いに答えよ.

(1)$f(0) \neq 0$とする.

(i) $p+q=1$であることを示せ.
(ii) $f(x)$は定数関数であることを示せ.

(2)$f(0)=0$で$f(x)$が定数関数でないとする.

(i) $p=1$であることを示せ.
(ii) $a=f^\prime(0)$とするとき,$f(x)$を$a$を用いて表せ.
愛媛大学 国立 愛媛大学 2014年 第2問
次の問いに答えよ.

(1)すべての実数$x$に対して
\[ f(x)=\sin \pi x+\int_0^1 tf(t) \, dt \]
が成り立つような関数$f(x)$を求めよ.
(2)次の極限値を求めよ.
\[ \lim_{\theta \to 0} \frac{\theta^3}{\tan \theta-\sin \theta} \]
(3)次の極限値を求めよ.
\[ \lim_{n \to \infty} \sum_{k=n+1}^{2n} \frac{1}{k} \]
(4)関数$f(x)=|x| (e^x+a)$は$x=0$において微分可能であるとする.このとき,定数$a$の値を求めよ.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2014年 第5問
以下の$[ト]$,$[ナ]$,$[ニ]$には三角関数は$\sin \theta$と$\cos \theta$のみを用いて記入し,$[ヌ]$には$x$の式,$[ネ]$には$y$の式を記入すること.

座標平面上の$2$点$(1,\ 0)$,$(0,\ 1)$を結ぶ曲線$C$が媒介変数$\theta$を用いて
\[ \left\{ \begin{array}{l}
x=f(\theta) \\
y=g(\theta)
\end{array} \right. \quad \left( 0 \leqq \theta \leqq \frac{\pi}{2} \right) \]
と表されているとする.いま,関数$f(\theta)$,$g(\theta)$は$\displaystyle 0 \leqq \theta \leqq \frac{\pi}{2}$で連続,$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$で微分可能かつ$f^\prime(\theta) \neq 0$であるとする.また$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$のとき,点$(f(\theta),\ g(\theta))$における曲線$C$の接線の傾きが$-\tan \theta$であり,この接線から$x$軸,$y$軸で切り取られる線分の長さがつねに一定で$1$であるとする.
まず,この曲線$C$の方程式を求めたい.$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$のとき,曲線$C$上の点$(f(\theta),\ g(\theta))$における接線を$y=-(\tan \theta)x+h(\theta)$と表すと$h(\theta)=[ト]$となる.この接線の傾きが$\displaystyle \frac{g^\prime(\theta)}{f^\prime(\theta)}$となることより,$f(\theta)=[ナ]$,$g(\theta)=[ニ]$となる.したがって,曲線$C$を$x,\ y$の方程式で表すと
\[ [ヌ]+[ネ]=1 \quad (x \geqq 0,\ y \geqq 0) \]
となる.
次に,点$(f(\theta),\ g(\theta))$における曲線$C$の法線を$\ell(\theta)$とする.$\displaystyle \theta \neq \frac{\pi}{4}$のとき$\ell(\theta)$と$\displaystyle \ell \left( \frac{\pi}{4} \right)$との交点の$x$座標を$X(\theta)$とすると,$\displaystyle \lim_{\theta \to \frac{\pi}{4}} X(\theta)=[ノ]$となる.
また,曲線$C$と$x$軸,$y$軸で囲まれた部分の面積は$[ハ]$である.
大阪府立大学 公立 大阪府立大学 2014年 第4問
以下の問いに答えよ.

(1)関数$f(x)=|x|$が$x=0$において微分可能でないことを微分の定義に基づいて示せ.
(2)$y=x |x|$のグラフの概形を描け.
(3)$m$は自然数とする.関数$g(x)=x^m |x|$が$x=0$において微分可能であるか微分可能でないかを理由をつけて答えよ.
横浜市立大学 公立 横浜市立大学 2014年 第2問
ある開区間$D$で与えられた関数$f(x)$は,$2$階微分可能で,第$2$次導関数$f^{\prime\prime}(x)$は連続で,更に$f^{\prime\prime}(x)<0$と仮定する.以下の問いに答えよ.

(1)$a_1<a_2<a_3$を満たす$D$の$a_1,\ a_2,\ a_3$に対して
\[ \frac{f(a_2)-f(a_1)}{a_2-a_1}>\frac{f(a_3)-f(a_2)}{a_3-a_2} \]
を示せ.
(2)$x_1,\ x_2$を$D$の実数とする.$0 \leqq \alpha \leqq 1$を満たす$\alpha$に対して
\[ f(\alpha x_1+(1-\alpha)x_2) \geqq \alpha f(x_1)+(1-\alpha) f(x_2) \]
を示せ.
(3)$x_1,\ x_2,\ x_3$を$D$の実数とする.$\alpha_1,\ \alpha_2,\ \alpha_3 \geqq 0$及び$\alpha_1+\alpha_2+\alpha_3=1$を満たす$\alpha_1$,$\alpha_2$,$\alpha_3$に対して
\[ f(\alpha_1 x_1+\alpha_2 x_2+\alpha_3 x_3) \geqq \alpha_1 f(x_1)+\alpha_2 f(x_2)+\alpha_3 f(x_3) \]
を示せ.
(4)$D=(0,\ \infty)$とする.上の議論を用いて,$D$の$x_1,\ x_2,\ x_3$に対して不等式
\[ \frac{x_1+x_2+x_3}{3} \geqq \sqrt[3]{x_1x_2x_3} \]
を示せ.
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「微分可能」とは・・・

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