タグ「導関数」の検索結果

49ページ目:全552問中481問~490問を表示)
横浜市立大学 公立 横浜市立大学 2011年 第1問
以下の問いに答えよ.

(1)関数
\[ f(x)=x \sin^2 x \quad (0 \leqq x \leqq \pi) \]
の最大値を与える$x$を$\alpha$とするとき,$f(\alpha)$を$\alpha$の分数式で表すと$[$1$]$となる.
(2)多項式
\[ a^4+b^4+c^4-2a^2b^2-2a^2c^2-2b^2c^2 \]
を因数分解すると$[$2$]$となる.
(3)$N$を与えられた自然数とし,$f(x)$および$g(x)$を区間$(-\infty,\ \infty)$で$N$回以上微分可能な関数とする.$f(x)$と$g(x)$から定まる関数を次のように定義する.$t$を与えられた実数として,
\[ \begin{array}{lll}
(f *_t g)(x) &=& \sum_{k=0}^N \displaystyle\frac{t^k}{2^k k!} f^{(k)}(x)g^{(k)}(x) \\
&=& \displaystyle f(x)g(x)+\frac{t}{2}f^\prime(x)g^\prime(x)+\cdots +\frac{t^N}{2^N N!} f^{(N)}(x)g^{(N)}(x)
\end{array} \]
とおく.ここに,$f^{(k)}(x)$は$f(x)$の第$k$次導関数である($g^{(k)}(x)$も同様である).$a$を実数,$n$を$N$以下の自然数とする.$f(x)=e^{2ax}$,$g(x)=x^n$にたいし,二項定理を用いて$(f *_t g)(x)$を計算すると$[$3$]$となる.
(4)関係式
\[ f(x)+\int_0^x f(t)e^{x-t} \, dt=\sin x \]
をみたす微分可能な関数$f(x)$を考える.$f(x)$の導関数$f^\prime(x)$を求めると,$f^\prime(x)=[$4$]$となる.$f(0)=[$5$]$であるから$f(x)=[$6$]$となる.
横浜市立大学 公立 横浜市立大学 2011年 第3問
平面上の点$\mathrm{A}$を中心とする半径$a$の円から,中心角が${60}^\circ$で$\mathrm{AP}=\mathrm{AQ}=a$となる扇形$\mathrm{APQ}$を切り取る.つぎに線分$\mathrm{AP}$と$\mathrm{AQ}$を貼り合わせて,$\mathrm{A}$を頂点とする直円錐$K$を作り,これを点$\mathrm{O}$を原点とする座標空間におく.

$\mathrm{A}$,$\mathrm{P}$はそれぞれ$z$軸,$x$軸上の正の位置にとり,扇形$\mathrm{APQ}$の弧$\mathrm{PQ}$は$xy$平面上の$\mathrm{O}$を中心とする円$S$になるようにする.
また弦$\mathrm{PQ}$から定まる$K$の側面上の曲線を$C$とする.
(図は省略)
以下の問いに答えよ.

(1)$S$の半径を$b$とする.$S$上の点$\mathrm{R}(b \cos \theta,\ b \sin \theta,\ 0) (0 \leqq \theta \leqq 2\pi)$に対し,$K$上の母線$\mathrm{AR}$と$C$の交点を$\mathrm{M}$とする.$b$と線分$\mathrm{AM}$の長さを$a$と$\theta$を用いて表せ.
(2)ベクトル$\overrightarrow{\mathrm{OM}}$を$xy$平面に正射影したベクトルの長さを$r$とする.$r$を$a$と$\theta$を用いて表し,定積分
\[ \int_0^{2\pi} \frac{1}{2} \{r(\theta)\}^2 \, d\theta \]
を求めよ.ただし,ベクトル$\overrightarrow{\mathrm{OE}}=(a_1,\ a_2,\ a_3)$を$xy$平面に{\bf 正射影したベクトル}とは$\overrightarrow{\mathrm{OE}^\prime}=(a_1,\ a_2,\ 0)$のことである.
奈良県立医科大学 公立 奈良県立医科大学 2011年 第4問
$xy$平面において原点$\mathrm{O}(0,\ 0)$を中心とする半径$1$の円を$S$とし,円$S$の任意の点$\mathrm{P}$に対して,点$\mathrm{P}$における円$S$の接線を$L(\mathrm{P})$とおく.
\[ A=\left( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \right) \]
を全ての成分が実数からなる$2$行$2$列の行列とし,$A$によって定まる$xy$平面の一次変換
\[ \left( \begin{array}{c}
x^\prime \\
y^\prime
\end{array} \right)=A \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \]
を$\varphi$とおく.このとき,円$S$の任意の点$\mathrm{P}$に対して円$S$の点$\mathrm{Q}$が存在し,接線$L(\mathrm{P})$のいかなる点も$\varphi$によって接線$L(\mathrm{Q})$の点に移されると仮定する.

(1)円$S$の点$\mathrm{P}$の座標を$(s,\ t)$として,接線$L(\mathrm{P})$の方程式を求めよ.
(2)行列$A$は逆行列を持つことを証明せよ.
(3)円$S$の点$\mathrm{Q}$は円$S$の点$\mathrm{P}$により一意的に定まることを示し,点$\mathrm{Q}$の座標$(u,\ v)$を点$\mathrm{P}$の座標$(s,\ t)$及び行列$A$の成分$a,\ b,\ c,\ d$を用いて表示せよ.
(4)$xy$平面の一次変換$\varphi$は,原点$\mathrm{O}(0,\ 0)$を中心とする回転か,または原点$\mathrm{O}(0,\ 0)$を通るある直線$\ell$を対称軸とする対称変換のいずれかであることを証明せよ.
福岡女子大学 公立 福岡女子大学 2011年 第2問
$\displaystyle f(x)=x^3-3ax^2-3bx+c,\ H(x)=\int f(x) \, dx$とおく.また,方程式$f^\prime(x)=0$は異なる解を持ち,$x=-1$はその$1$つの解とする.次の問に答えなさい.

(1)$f^\prime(x)=0$を満たすもう$1$つの解を$a$を用いて表しなさい.
(2)$\displaystyle a \leqq -\frac{1}{2}$のとき,$H(x)$の値が$x>0$でつねに増加するための$c$の値の範囲を求めなさい.
(3)$\displaystyle a>-\frac{1}{2}$のとき,$H(x)$の値が$x>0$でつねに増加するための$c$の値の範囲を求めなさい.
山形大学 国立 山形大学 2010年 第2問
$f(x)=|x-2|\sqrt{x+1} (x \geqq -1)$として,以下の問に答えよ.

(1)導関数$f^{\, \prime}(x)$および2次導関数$f^{\, \prime\prime}(x)$を求めよ.ただし,$x=-1,\ 2$を除くものとする.
(2)$f(x)$の増減,極値,凹凸を調べ,$y=f(x)$のグラフをかけ.
秋田大学 国立 秋田大学 2010年 第2問
$xy$平面上の四角形OABCにおいて,対角線OBを考え,$\angle \text{AOB}$の二等分線と$\angle \text{OAB}$の二等分線の交点をI,$\angle \text{BOC}$の二等分線と$\angle \text{OCB}$の二等分線の交点を$\text{I}^\prime$とする.次の問いに答えよ.

(1)$\overrightarrow{\mathrm{OA}}=\overrightarrow{a},\ \overrightarrow{\mathrm{OB}}=\overrightarrow{b},\ |\overrightarrow{\mathrm{OA}}|=a,\ |\overrightarrow{\mathrm{OB}}|=b,\ |\overrightarrow{\mathrm{AB}}|=p$とするとき,これらを用いて$\overrightarrow{\mathrm{OI}}$を表せ.
(2)4点O,A,B,CをO$(0,\ 0)$, A$(1,\ 1)$, B$\displaystyle (\frac{3-\sqrt{3}}{2},\ \frac{3+\sqrt{3}}{2})$, C$(-\sqrt{3},\ \sqrt{3})$と定める.$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\text{I\,I}^\prime}$がなす角を$\theta$とするとき,$\cos \theta$の値を求めよ.
大阪大学 国立 大阪大学 2010年 第1問
関数
\[ f(x) = 2\log(1+e^x)-x-\log 2 \]
を考える.ただし,対数は自然対数であり,$e$は自然対数の底とする.

(1)$f(x)$の第2次導関数を$f^{\,\prime\prime}(x)$とする.等式
\[ \log f^{\,\prime\prime}(x) = -f(x) \]
が成り立つことを示せ.
(2)定積分$\displaystyle \int_0^{\log 2} (x-\log 2)e^{-f(x)}\, dx$を求めよ.
弘前大学 国立 弘前大学 2010年 第7問
座標平面において,原点を中心とする半径$3$の円を$C$,点$(0,\ -1)$を中心とする半径$8$の円を$C^{\, \prime}$とする.$C$と$C^{\, \prime}$にはさまれた領域を$D$とする.

(1)$0 \leqq k \leqq 3$とする.直線$\ell$と原点との距離が一定値$k$であるように$\ell$が動くとき,$\ell$と$D$の共通部分の長さの最小値を求めよ.
(2)直線$\ell$が$C$と共有点をもつように動くとき,$\ell$と$D$の共通部分の長さの最小値を求めよ.
東北大学 国立 東北大学 2010年 第6問
$xy$平面において,原点を中心としP$(1,\ 0)$を頂点の1つとする正6角形を$X$とする.$A$を2次の正方行列とし,$X$の各頂点$(x,\ y)$に対して,行列$A$の表す移動
\[ \left( \begin{array}{c}
x^\prime \\
y^\prime
\end{array} \right) =A \left( \begin{array}{c}
x \\
y
\end{array} \right) \]
で得られる点$(x^\prime,\ y^\prime)$は$X$の辺上の点(頂点を含む)であるとする.以下の問いに答えよ.

(1)点Pが行列$A$の表す移動でP自身に移るとき,$X$の各頂点は$X$のいずれかの頂点に移ることを示せ.また,そのときの行列$A$を求めよ.
(2)点Pが行列$A$の表す移動で$X$のある頂点に移るとき,$X$の各頂点は$X$のいずれかの頂点に移ることを示せ.また,そのときの行列$A$を求めよ.
信州大学 国立 信州大学 2010年 第7問
座標平面に,一直線上にない3点O$(0,\ 0)$,P$(a,\ b)$,Q$(c,\ d)$がある.点P,Qは,
行列$\left( \begin{array}{cc}
1 & m-1 \\
m & 1
\end{array} \right)$によってそれぞれ点P$^\prime$,Q$^\prime$に移され,3点O,P$^\prime$,Q$^\prime$も一直線上にないとする.

(1)$\triangle$OPQの面積$S$が$\displaystyle S=\frac{1}{2}|ad-bc|$で与えられることを証明せよ.
(2)$\triangle$OP$^\prime$Q$^\prime$の面積が$\triangle$OPQの面積より大きくなるような定数$m$の範囲を求めよ.
スポンサーリンク

「導関数」とは・・・

 まだこのタグの説明は執筆されていません。