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産業医科大学 私立 産業医科大学 2012年 第1問
空欄にあてはまる適切な数,式,記号などを記入しなさい.

(1)実数$x$に対して,$x$以下の最大の整数を$[x]$で表す.例えば$[3]=3$,$[3.14]=3$,$[-3.14]=-4$である.実数$x$について,方程式$4x-3[x]=0$の解の個数は$[ ]$であり,方程式$x^2-3x+[3x]=0$の解の個数は$[ ]$である.
(2)$a,\ b,\ c$を$a+b+c=\pi$を満たす正の実数とするとき,$\sin (a) \sin (b) \sin (c)$の最大値は$[ ]$である.
(3)原点を$\mathrm{O}$とする座標空間内の$3$点$\mathrm{A}(-1,\ 1,\ 1)$,$\mathrm{B}(1,\ -1,\ 1)$,$\mathrm{C}(1,\ 1,\ -1)$について$\triangle \mathrm{ABC}$は正三角形である.$\triangle \mathrm{ABC}$を$1$つの面にもつ正四面体の他の頂点$\mathrm{D}$の座標は$[ ]$または$[ ]$である.
(4)定積分$\displaystyle \int_3^4 \frac{6x+5}{x^3-3x-2} \, dx$の値は$[ ]$である.
(5)$123$から$789$までの$3$桁の数から,$1$つを無作為に選び出すとき,同じ数字が$2$つ以上含まれている確率は$[ ]$である.
(6)数直線上の点$\mathrm{P}$は,原点$\mathrm{O}$を出発して,次のルールに従って移動するとする.
「$1$つのさいころを振り,$3$以下の目が出たときは右に$1$,$5$以上の目が出たときは左に$1$,それぞれ動く.また,$4$の目が出たときは動かない.点$\mathrm{P}$の座標が$-1$になったら,さいころを振るのを止め点$\mathrm{P}$はそこにとどまる.それ以外のときは,さいころをまた振る.」
さいころを多くとも$3$回振り移動も終えた後の,点$\mathrm{P}$の座標の期待値は$[ ]$である.
産業医科大学 私立 産業医科大学 2012年 第2問
座標平面上の原点を$\mathrm{O}$とする.中心が$\mathrm{O}$,半径が$1$の円を$C$とする.円$C$の外部の点を$\mathrm{P}(x_0,\ y_0)$とする.点$\mathrm{P}$を通り円$C$に接する$2$直線を$\ell_1$,$\ell_2$とする.このとき,次の問いに答えなさい.

(1)直線$\ell_1$,$\ell_2$と円$C$の$2$つの接点を結ぶ線分の中点の座標を,点$\mathrm{P}$の座標$x_0$と$y_0$で表しなさい.
(2)直線$\ell_1$,$\ell_2$は$y$軸に平行でないとする.直線$\ell_1$,$\ell_2$と$y$軸の交点をそれぞれ$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$とし,線分$\mathrm{QR}$の中点を$\mathrm{M}$とする.ただし,点$\mathrm{Q}$と$\mathrm{R}$が一致するときは,点$\mathrm{M}$は点$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$と一致する点とする.このとき,点$\mathrm{M}$の$y$座標が$2$となる点$\mathrm{P}$の描く曲線と直線$\displaystyle y=\frac{1}{\sqrt{3}}x+1$で囲まれる図形の面積を求めなさい.
大阪薬科大学 私立 大阪薬科大学 2012年 第1問
次の問いに答えなさい.

(1)自然数$m,\ n$に対し,命題「$m^2+n^2$が偶数ならば,$m+n$は偶数である」が真ならば「真」と,偽ならば反例を$[$\mathrm{A]$}$に記入しなさい.
(2)$2^x=5^y=100$のとき,$\displaystyle \frac{1}{x}+\frac{1}{y}=[$\mathrm{B]$}$となる.
(3)$xy$座標平面において,円$x^2+y^2=3$と直線$x+y=1$の$2$つの交点を結ぶ線分の長さは,$[$\mathrm{C]$}$である.
(4)数直線上を動く点$\mathrm{P}$が原点$\mathrm{O}$にある.表と裏が等しい確率で出るコインを投げ,表が出ると正方向に$1$だけ進み,裏が出ると負方向に$1$だけ進むことを繰り返す.コインを$10$回投げるとき,$\mathrm{P}$の座標が$-6$となる確率は,$[$\mathrm{D]$}$である.
(5)方程式$x^3-3x^2-9x-a=0$が異なる$3$つの実数解を持つとき,定数$a$が満たさなければならない条件を$[あ]$で求めなさい.
大阪薬科大学 私立 大阪薬科大学 2012年 第3問
次の問いに答えなさい.

原点を$\mathrm{O}$とする$xy$座標平面に,点$\mathrm{A}(3,\ 4)$がある.$\mathrm{O}$を中心に反時計回りに$\displaystyle \frac{1}{4}\pi$だけ回転することで,$\mathrm{A}$は点$\mathrm{B}$に移る.

(1)$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$x$軸の正の向きがなす角を$\alpha$とすると,$\tan \alpha=[$\mathrm{J]$}$である.
(2)$\overrightarrow{\mathrm{OB}}$の成分は$[$\mathrm{K]$}$である.
(3)$\overrightarrow{\mathrm{OC}}=-2 \sqrt{2} \, \overrightarrow{\mathrm{OB}}$となる点$\mathrm{C}$を定め,$\mathrm{OA}$と$\mathrm{OC}$を$2$辺とする平行四辺形$\mathrm{OAPC}$を考える.また,$\mathrm{O}$と$\mathrm{P}$を通る直線を$\ell$とする.

(i) $\ell$の方程式は,$y=[$\mathrm{L]$}$である.
(ii) $3$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{C}$を通る放物線と$\ell$で囲まれる部分の面積は,$[$\mathrm{M]$}$である.
(iii) $\mathrm{AP}$を$(1-t):t$に内分する点を$\mathrm{D}$,$\mathrm{CD}$と$\ell$の交点を$\mathrm{E}$とするとき,$\mathrm{DE}:\mathrm{EC}$を$[う]$で求めなさい.
獨協大学 私立 獨協大学 2012年 第1問
次の設問の空欄を,あてはまる数値や記号,式などで埋めなさい.

(1)${(2x+3y)}^3+{(2x-3y)}^3$を展開すると$[$1$]$になる.
(2)$-1<a<0<b<c$とするとき,
\[ -\frac{a}{c},\ \frac{a}{c},\ \frac{1}{ac},\ -\frac{1}{ab},\ -\frac{1}{ac} \]
の$5$つの数のうち,小さい方から$2$番目の数は$[$2$]$であり$4$番目の数は$[$3$]$である.
(3)$\displaystyle \frac{\pi}{2} \leqq \theta<\frac{3\pi}{2}$のときに
\[ 2 \sin^3 \theta-\sin \theta=0 \]
の解をすべて記すと$[$4$]$である.
(4)$a,\ b$を定数とする$x$に関する$3$次方程式
\[ 2x^3+ax^2+bx-10=0 \]
の$2$つの解が$x=1,\ 2$であるとき,$a=[$5$]$,$b=[$6$]$であり,もう$1$つの解は$[$7$]$である.
(5)$\mathrm{P}$,$\mathrm{E}$,$\mathrm{N}$,$\mathrm{C}$,$\mathrm{I}$,$\mathrm{L}$の文字が$1$つずつ刻まれているタイルが$6$枚ある.これらを横$1$列に並べるとき,$\mathrm{P}$が$\mathrm{E}$より左で,かつ,$\mathrm{N}$が$\mathrm{E}$より右となる確率は$[$8$]$である.
(6)$a$を定数とする方程式$x^3-6x^2-a=0$の異なる実数解は,$a$の値が$[$9$]$の場合には$3$個,$[$10$]$または$[$11$]$の場合には$2$個,$[$12$]$または$[$13$]$の場合には$1$個,それぞれ存在する.
(7)$\alpha$を実数として,空間における原点$\mathrm{O}$と$2$点$\mathrm{A}(-1,\ \alpha,\ \alpha)$,$\mathrm{B}(1,\ 2,\ \alpha)$を考える.$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{OB}}$の内積$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OB}}$を最小にする$\alpha$の値は$[$14$]$であり,このとき,三角形$\mathrm{OAB}$の面積は$[$15$]$である.
(8)点$\mathrm{O}$を中心とする半径$1$の円の円周上に点$\mathrm{A}$をとり,点$\mathrm{A}$における接線上に$\mathrm{AB}=2$となる点$\mathrm{B}$をとる.次に,点$\mathrm{B}$から$\mathrm{BC}=2$となるように円周上に点$\mathrm{A}$とは異なる点$\mathrm{C}$をとる.このとき,三角形$\mathrm{OAC}$の面積は$[$16$]$であり,$\sin \angle \mathrm{CAB}=[$17$]$である.
(図は省略)
中央大学 私立 中央大学 2012年 第1問
次の問題文の空欄にもっとも適する答えを解答群から選び,その記号をマークせよ.ただし,同じ記号を$2$度以上用いてもよい.

$a,\ b,\ r,\ k$は$a>b>0$,$r>0$,$k>0$を満たす定数とする.
座標平面の相異なる$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$が円$X^2+Y^2=r^2$の上を動くとき,$\triangle \mathrm{ABC}$の面積$S_1$の最大値は次のようにして求められる.まず,$2$点$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$を固定して点$\mathrm{A}$を動かすとき,その三角形の高さに注意すれば,面積が最大となるのは,$\mathrm{AB}=\mathrm{AC}$であるような二等辺三角形のときである.したがって,この円に内接する二等辺三角形のうちで面積が最大のものを見つければよい.そこで,$\mathrm{A}(0,\ r)$,$\mathrm{B}(-r \cos \theta,\ r \sin \theta)$,$\mathrm{C}(r \cos \theta,\ r \sin \theta)$ $\displaystyle \left( -\frac{\pi}{2}<\theta<\frac{\pi}{2} \right)$とすれば$S_1$の最大値は$\sin \theta=[ア]$のとき$S_1=[イ] r^2$であることがわかる.
点$\mathrm{P}(x,\ y)$の$y$座標を$k$倍した点を$\mathrm{P}^\prime(x,\ ky)$とおく.相異なる$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$の座標を$\mathrm{A}(x_1,\ y_1)$,$\mathrm{B}(x_2,\ y_2)$,$\mathrm{C}(x_3,\ y_3)$としたとき,$\triangle \mathrm{ABC}$の面積$S$は内積$\overrightarrow{\mathrm{AB}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{AC}}$を用いて計算すると$[ウ]$と表される.したがって,点$\mathrm{A}^\prime(x_1,\ ky_1)$,$\mathrm{B}^\prime(x_2,\ ky_2)$,$\mathrm{C}^\prime(x_3,\ ky_3)$のなす三角形の面積を$S_2$とおくと,$S_2$は$S$の$[エ]$倍である.
点$\mathrm{P}(x,\ y)$は楕円$\displaystyle E:\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1$の上を動く点とする.$\displaystyle k=\frac{a}{b}$であるとき,点$\mathrm{P}^\prime(x,\ ky)$は原点を中心とする半径$[オ]$の円上を動く.したがって,相異なる$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$が楕円$E$上を動くとき,$\triangle \mathrm{ABC}$の面積の最大値は$a,\ b$を用いて$[カ]$と表される.

\begin{itemize}
ア,イの解答群
\[ \begin{array}{lllll}
\marua -\displaystyle\frac{1}{2} \phantom{AAA} & \marub -\displaystyle\frac{1}{3} \phantom{AAA} & \maruc \displaystyle\frac{1}{3} & \marud \displaystyle\frac{1}{2} \phantom{AAA} & \marue \displaystyle\frac{16}{9} \\ \\
\maruf -\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} & \marug -\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{3} & \maruh \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{4} & \marui \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} & \maruj \displaystyle\frac{3 \sqrt{3}}{4} \\ \\
\maruk \displaystyle\frac{8 \sqrt{2}}{9} & \marul \displaystyle\frac{2+\sqrt{3}}{4} & \marum \displaystyle\frac{\sqrt{2}(1+\sqrt{3})}{3} & &
\end{array} \]
ウの解答群

\mon[$\marua$] $\displaystyle |(x_2-x_1)(x_3-x_1)+(y_2-y_1)(y_3-y_1)|$

\mon[$\marub$] $\displaystyle\frac{1}{2} |(x_2-x_1)(x_3-x_1)+(y_2-y_1)(y_3-y_1)|$

\mon[$\maruc$] $\displaystyle |(x_2-x_1)(y_3-y_1)-(x_3-x_1)(y_2-y_1)|$

\mon[$\marud$] $\displaystyle\frac{1}{2} |(x_2-x_1)(y_3-y_1)-(x_3-x_1)(y_2-y_1)|$

\mon[$\marue$] $\displaystyle |(x_2-x_1)(y_3-y_1)+(x_3-x_1)(y_2-y_1)|$

\mon[$\maruf$] $\displaystyle\frac{1}{2} |(x_2-x_1)(y_3-y_1)+(x_3-x_1)(y_2-y_1)|$

\mon[$\marug$] $\displaystyle \sqrt{(x_2-x_1)^2+(y_2-y_1)^2} \sqrt{(x_3-x_1)^2+(y_3-y_1)^2}$
$\displaystyle -\{(x_2-x_1)(x_3-x_1)+(y_2-y_1)(y_3-y_1)\}$

\mon[$\maruh$] $\displaystyle\frac{1}{2} \biggl[ \sqrt{(x_2-x_1)^2+(y_2-y_1)^2} \sqrt{(x_3-x_1)^2+(y_3-y_1)^2}$
$\displaystyle -\{(x_2-x_1)(x_3-x_1)+(y_2-y_1)(y_3-y_1)\} \biggr]$

エの解答群
\[ \marua \frac{1}{k^3} \quad \marub \frac{1}{k^2} \quad \maruc \frac{1}{k} \quad \marud \frac{2}{k} \quad \marue \frac{k}{2} \quad \maruf k \quad \marug k^2 \quad \maruh k^3 \]
オの解答群
\[ \begin{array}{lllll}
\marua \displaystyle\frac{a}{2} \phantom{AAA} & \marub \displaystyle\frac{a^2}{4} \phantom{AAA} & \maruc a \phantom{AAA} & \marud a^2 \phantom{AAA} & \marue ab \\
\maruf \displaystyle\frac{b}{2} & \marug \displaystyle\frac{b^2}{4} & \maruh b & \marui b^2 & \maruj (ab)^2 \phantom{\frac{{[ ]}^2}{2}}
\end{array} \]
カの解答群
\[ \begin{array}{lllll}
\marua \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2}ab \phantom{AA} & \marub \displaystyle\frac{8 \sqrt{2}}{9} ab \phantom{AA} & \maruc \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{4} ab \phantom{AA} & \marud \displaystyle\frac{16}{9}ab \phantom{AA} & \marue \displaystyle\frac{3 \sqrt{3}}{4} ab \\ \\
\maruf \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} \frac{a^3}{b} & \marug \displaystyle\frac{8 \sqrt{2}}{9} \frac{a^3}{b} & \maruh \displaystyle\frac{\sqrt{3}}{4} \frac{a^3}{b} & \marui \displaystyle\frac{16}{9} \frac{a^3}{b} & \maruj \displaystyle\frac{3 \sqrt{3}}{4} \frac{a^3}{b}
\end{array} \]
\end{itemize}
東京理科大学 私立 東京理科大学 2012年 第3問
$\mathrm{O}$を原点とする座標平面において,円$x^2+y^2=4$の外部の点$\mathrm{A}$からこの円に$2$本の接線を引き,その接点を$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$とする.線分$\mathrm{PQ}$の中点を$\mathrm{M}$とし,$\mathrm{M}$の座標を$(s,\ t)$とする.

(1)点$\mathrm{A}$の座標が$(a,\ b)$であるとき,$a,\ b$を用いて,点$\mathrm{M}$の座標$(s,\ t)$を表しなさい.
(2)点$\mathrm{A}$が直線$2x+3y=12$上を動くとき,点$\mathrm{M}$の軌跡を求めなさい.
中央大学 私立 中央大学 2012年 第3問
座標平面において,原点$\mathrm{O}(0,\ 0)$を中心とする半径$1$の円を$C_0$とし,点$\displaystyle \mathrm{A} \left( \frac{1}{2},\ 0 \right)$を中心とする半径が$\displaystyle \frac{1}{2}$の円を$C_1$とする.以下の問いに答えよ.

(1)円$C_0$と内接し,円$C_1$と外接する円$D$の半径を$r$,中心$\mathrm{G}$の座標を$(\alpha,\ \beta)$とするとき,$r$を$\alpha$によって表せ.
(2)中心$\mathrm{G}(\alpha,\ \beta)$の軌跡の方程式を求めよ.
以上で考察した円$D$は無数にあるが,これらの円はどれも点$\displaystyle \mathrm{B}(\frac{1}{3},\ 0)$を中心とする半径$\displaystyle \frac{2}{3}$の円$C_2$と特別な位置関係にある.以下ではこのことを調べてみよう.円$D$と円$C_2$の$2$つの交点を$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$とする.
(3)直線$\mathrm{PQ}$の方程式を$\alpha,\ \beta$により表せ.
(4)点$\mathrm{P}$の座標$(X,\ Y)$が直線$\mathrm{PQ}$の方程式と円$C_2$の方程式を満たしていることを利用して,$\overrightarrow{\mathrm{BP}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{GP}}=0$を示せ.
東京理科大学 私立 東京理科大学 2012年 第3問
座標平面上の点$\mathrm{P}(p,\ q)$が,媒介変数$\theta$により
\[ p=1+2 \cos \theta,\quad q=1+\sin \theta \quad (-\pi<\theta \leqq \pi) \]
で与えられている.$a$を非負の定数とするとき,点$\mathrm{P}$から,原点$\mathrm{O}$と点$(1,\ a)$を通る直線に下ろした垂線を$\mathrm{PH}$とし,$\mathrm{H}$の座標を$(u,\ v)$とする.点$\mathrm{P}$が$p \geqq 2$を満たす範囲にあるとき,以下の問いに答えよ.

(1)$\theta$と$q$の値の範囲を求めよ.
(2)$u$を$a$と$\theta$を用いて表せ.
(3)$N=\sqrt{u^2+(2+a^2)v^2}$とおく.$N$を$a$と$\theta$を用いて表せ.
(4)各$a$に対して,点$\mathrm{P}$が$p \geqq 2$を満たすように動くとき,$(3)$で求めた$N$の最大値を$M(a)$により表す.

(i) $M(0)$を求めよ.
(ii) $a>0$のとき,$M(a)$を求めよ.
慶應義塾大学 私立 慶應義塾大学 2012年 第4問
以下の問の$[$64$]$~$[$73$]$に当てはまる適切な数値またはマイナス符号($-$)をマークしなさい.

$xy$平面上に原点$\mathrm{O}(0,\ 0)$を中心とする円$C$と,$2$つの直線$\ell_1$,$\ell_2$がある.ただし,$a>1$とする.


円$C$ \quad\!\! :$x^2+y^2=1$
直線$\ell_1$:$\displaystyle x+\sqrt{2}y=\frac{\sqrt{3}}{a}$
直線$\ell_2$:$\displaystyle x+\sqrt{2}y=a \sqrt{3}$


円$C$と直線$\ell_1$は異なる$2$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$で交わり,それぞれの$x$座標を$x_\mathrm{A}$,$x_\mathrm{B}$とおくと,$x_\mathrm{A}<x_\mathrm{B}$である.また,直線$\ell_2$上に,$x$座標および$y$座標が共に正であるような点$\mathrm{P}$をとる.三角形$\mathrm{APB}$において,$\angle \mathrm{APB}=\theta$とすると,$\displaystyle \cos \theta=\frac{1}{a} \sqrt{a^2-1}$であり,四角形$\mathrm{OAPB}$の面積は$2 \sqrt{6}$である.

(1)線分$\mathrm{AB}$の長さは$\displaystyle \frac{[$64$] \sqrt{[$65$]}}{[$66$]}$である.

(2)$\angle \mathrm{OBP}=\frac{[$67$]}{[$68$]} \pi+\frac{[$69$]}{[$70$]} \theta$である.

(3)三角形$\mathrm{OBP}$の面積は$\displaystyle \frac{[$71$] \sqrt{[$72$]}}{[$73$]}$である.
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「原点」とは・・・

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