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(443ページ目:全4648問中4421問~4430問を表示) 国立 宮城教育大学 2010年 第2問
自然数$N$は$30$の倍数である.
\begin{align}
& U=\{x \;|\; x \text{は}1 \text{以上} N \text{以下の奇数} \}, \nonumber \\
& A=\{ x \;|\; x \in U,\ x \text{は}3 \text{の倍数} \}, \nonumber \\
& B=\{ x \;|\; x \in U,\ x \text{は}5 \text{の倍数} \}, \nonumber
\end{align}
とし,集合$U,\ A,\ B,\ A \cap B$の要素の個数をそれぞれ$u_N,\ a_N,\ b_N,\ c_N$と表す.次の問いに答えよ.
(1)$u_N,\ a_N,\ b_N,\ c_N$を$N$を用いて表せ.
(2)$N$以下の素数の個数を$P_N$とするとき,不等式$P_N \leqq u_N-a_N-b_N+c_N+2$を示せ.
(3)(2)の$P_N$について,$\displaystyle \frac{P_N}{N} \leqq \frac{1}{3}$を示せ.
\begin{align}
& U=\{x \;|\; x \text{は}1 \text{以上} N \text{以下の奇数} \}, \nonumber \\
& A=\{ x \;|\; x \in U,\ x \text{は}3 \text{の倍数} \}, \nonumber \\
& B=\{ x \;|\; x \in U,\ x \text{は}5 \text{の倍数} \}, \nonumber
\end{align}
とし,集合$U,\ A,\ B,\ A \cap B$の要素の個数をそれぞれ$u_N,\ a_N,\ b_N,\ c_N$と表す.次の問いに答えよ.
(1)$u_N,\ a_N,\ b_N,\ c_N$を$N$を用いて表せ.
(2)$N$以下の素数の個数を$P_N$とするとき,不等式$P_N \leqq u_N-a_N-b_N+c_N+2$を示せ.
(3)(2)の$P_N$について,$\displaystyle \frac{P_N}{N} \leqq \frac{1}{3}$を示せ.
国立 宮城教育大学 2010年 第4問
関数$\displaystyle f(x)=\frac{x+2}{x^2+4a}$を考える.ただし,$a$は$1 \leqq a<2$をみたす定数とする.導関数$f^\prime(x)$に対して,$f^\prime(x)=0$となる$x$のうち正のものを$\beta$とする.次の問いに答えよ.
(1)$x \geqq 0$における$f(x)$の増減を調べ,極値を求めよ.
(2)$f(x)=f(a)$をみたす$x$を求めよ.
(3)$\displaystyle a-1<\frac{2a}{2+a}$および$\beta<a$を示せ.
(4)$a-1 \leqq x \leqq a$において,$f(x)$の最小値が$\displaystyle \frac{4}{9}$であるとき,$f(x)$の最大値を求めよ.
(1)$x \geqq 0$における$f(x)$の増減を調べ,極値を求めよ.
(2)$f(x)=f(a)$をみたす$x$を求めよ.
(3)$\displaystyle a-1<\frac{2a}{2+a}$および$\beta<a$を示せ.
(4)$a-1 \leqq x \leqq a$において,$f(x)$の最小値が$\displaystyle \frac{4}{9}$であるとき,$f(x)$の最大値を求めよ.
国立 宮城教育大学 2010年 第3問
座標平面上に点$\mathrm{B}_n(b_n,\ 0)$,$\displaystyle \mathrm{C}_n \left( \frac{b_n+b_{n+1}}{2},\ \frac{1}{2^{n-1}} \right) \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$がある.ただし,$b_n \leqq b_{n+1}$である.$2$点$\mathrm{B}_n$,$\mathrm{B}_{n+1}$間の距離を$\mathrm{B}_n \mathrm{B}_{n+1}$で表すとき,$\displaystyle \mathrm{B}_{n+1} \mathrm{B}_{n+2}=\frac{1}{2} \mathrm{B}_n \mathrm{B}_{n+1}$が成立している.$b_1=0,\ b_2=1$のとき,次の問いに答えよ.
(1)$d_n=\mathrm{B}_n \mathrm{B}_{n+1}$とおくとき,$d_n$を$n$を用いて表せ.
(2)$b_n$を$n$を用いて表せ.
(3)点$\mathrm{C}_n \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$は同一直線上にあることを示せ.
(4)$\log_{10}2=0.3010$として,$b_n<1.99$をみたす最大の自然数$n$を求めよ.
(1)$d_n=\mathrm{B}_n \mathrm{B}_{n+1}$とおくとき,$d_n$を$n$を用いて表せ.
(2)$b_n$を$n$を用いて表せ.
(3)点$\mathrm{C}_n \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$は同一直線上にあることを示せ.
(4)$\log_{10}2=0.3010$として,$b_n<1.99$をみたす最大の自然数$n$を求めよ.
国立 京都教育大学 2010年 第6問
次の問に答えよ.
(1)次の定積分の値を計算せよ.
\[ \int_0^{\frac{1}{2}} \frac{1}{1-x^2} \, dx \]
(2)$0<x<\pi$とする.関数$\displaystyle y=\frac{1}{\sin x}$の極値を調べグラフの概形をかけ.
(3)$\displaystyle y=\frac{1}{\sin x}$が表す曲線と3直線$\displaystyle y=\frac{1}{2},\ x=\frac{\pi}{3},\ x=\frac{\pi}{2}$で囲まれた図形の面積を求めよ.
(1)次の定積分の値を計算せよ.
\[ \int_0^{\frac{1}{2}} \frac{1}{1-x^2} \, dx \]
(2)$0<x<\pi$とする.関数$\displaystyle y=\frac{1}{\sin x}$の極値を調べグラフの概形をかけ.
(3)$\displaystyle y=\frac{1}{\sin x}$が表す曲線と3直線$\displaystyle y=\frac{1}{2},\ x=\frac{\pi}{3},\ x=\frac{\pi}{2}$で囲まれた図形の面積を求めよ.
国立 福岡教育大学 2010年 第1問
次の問いに答えよ.
(1)円$x^2+y^2=1$と放物線$y=x^2+5$との共通の接線のうち,円と第$1$象限で接する接線の方程式を求めよ.
(2)$n \geqq 2$であるような自然数$n$に対して
\[ 1 \cdot 2 \cdot 3+2 \cdot 3 \cdot 4+\cdots +(n-1) \cdot n \cdot (n+1)=(1+2+3+\cdots +n)(2+3+\cdots +n) \]
が成り立つことを示せ.
(3)関数$\displaystyle f(x)=\frac{\cos x}{\sqrt{1+\cos^2 x}} \ \left( -\frac{\pi}{2} \leqq x \leqq \frac{3}{2}\pi \right)$の増減を調べ,最大値と最小値を求めよ.
(1)円$x^2+y^2=1$と放物線$y=x^2+5$との共通の接線のうち,円と第$1$象限で接する接線の方程式を求めよ.
(2)$n \geqq 2$であるような自然数$n$に対して
\[ 1 \cdot 2 \cdot 3+2 \cdot 3 \cdot 4+\cdots +(n-1) \cdot n \cdot (n+1)=(1+2+3+\cdots +n)(2+3+\cdots +n) \]
が成り立つことを示せ.
(3)関数$\displaystyle f(x)=\frac{\cos x}{\sqrt{1+\cos^2 x}} \ \left( -\frac{\pi}{2} \leqq x \leqq \frac{3}{2}\pi \right)$の増減を調べ,最大値と最小値を求めよ.
国立 福岡教育大学 2010年 第2問
次の問いに答えよ.
(1)恒等式$\displaystyle \frac{1}{2}(x+y+z)\{(x-y)^2+(y-z)^2+(z-x)^2\}=x^3+y^3+z^3-3xyz$が成り立つことを示せ.
(2)$a \geqq 0,\ b \geqq 0,\ c \geqq 0$のとき,$\displaystyle \frac{a+b+c}{3} \geqq \sqrt[3]{abc}$が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つのは$a=b=c$のときであることを示せ.
(3)一辺の長さがそれぞれ$a,\ b,\ c$の三角形の面積は$\sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}$で与えられることが知られている.ただし,$\displaystyle s=\frac{a+b+c}{2}$とする.三辺の長さの和が$2s \ (s>0)$であるような三角形の面積は$\displaystyle \frac{s^2}{3 \sqrt{3}}$以下であることを示せ.また,面積が$\displaystyle \frac{s^2}{3 \sqrt{3}}$となるのは,三角形が正三角形のときであることを示せ.
(1)恒等式$\displaystyle \frac{1}{2}(x+y+z)\{(x-y)^2+(y-z)^2+(z-x)^2\}=x^3+y^3+z^3-3xyz$が成り立つことを示せ.
(2)$a \geqq 0,\ b \geqq 0,\ c \geqq 0$のとき,$\displaystyle \frac{a+b+c}{3} \geqq \sqrt[3]{abc}$が成り立つことを示せ.また,等号が成り立つのは$a=b=c$のときであることを示せ.
(3)一辺の長さがそれぞれ$a,\ b,\ c$の三角形の面積は$\sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}$で与えられることが知られている.ただし,$\displaystyle s=\frac{a+b+c}{2}$とする.三辺の長さの和が$2s \ (s>0)$であるような三角形の面積は$\displaystyle \frac{s^2}{3 \sqrt{3}}$以下であることを示せ.また,面積が$\displaystyle \frac{s^2}{3 \sqrt{3}}$となるのは,三角形が正三角形のときであることを示せ.
国立 福岡教育大学 2010年 第3問
赤,青,黄$3$組のカードがある.各組は$10$枚ずつで,それぞれ$1$から$10$までの番号がひとつずつ書かれている.次の問いに答えよ.
(1)$30$枚のカードの中からカード$4$枚を取り出すとき,$2$枚だけが同じ番号で残りの$2$枚は相異なる番号である確率を求めよ.
(2)$30$枚のカードの中からカード$k$枚($4 \leqq k \leqq 10$)を取り出すとき,$2$枚だけが同じ番号で残りの$(k-2)$枚はすべて異なる番号が書かれている確率を$p(k)$とする.
(i) $\displaystyle \frac{p(k+1)}{p(k)} \ (4 \leqq k \leqq 9)$を求めよ.
(ii) $p(k) \ (4 \leqq k \leqq 10)$が最大となる$k$を求めよ.
(1)$30$枚のカードの中からカード$4$枚を取り出すとき,$2$枚だけが同じ番号で残りの$2$枚は相異なる番号である確率を求めよ.
(2)$30$枚のカードの中からカード$k$枚($4 \leqq k \leqq 10$)を取り出すとき,$2$枚だけが同じ番号で残りの$(k-2)$枚はすべて異なる番号が書かれている確率を$p(k)$とする.
(i) $\displaystyle \frac{p(k+1)}{p(k)} \ (4 \leqq k \leqq 9)$を求めよ.
(ii) $p(k) \ (4 \leqq k \leqq 10)$が最大となる$k$を求めよ.
国立 福岡教育大学 2010年 第4問
空間上に相異なる$4$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$があり,線分$\mathrm{OA}$,$\mathrm{OB}$,$\mathrm{OC}$は互いに直交している.次の問いに答えよ.
(1)$4$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$からの距離が全て等しくなる点がただ一つ存在する.この点を$\mathrm{G}$とする.線分$\mathrm{OA}$の中点を$\mathrm{M}$とする.$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{MG}}$が直交することを用いて,
\[ \overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OG}}=\frac{1}{2}|\overrightarrow{\mathrm{OA}}|^2 \]
となることを示せ.ただし,$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OG}}$は$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{OG}}$の内積とする.
(2)(1)を用いて,
\[ \overrightarrow{\mathrm{OG}}=\frac{1}{2}(\overrightarrow{\mathrm{OA}}+\overrightarrow{\mathrm{OB}}+\overrightarrow{\mathrm{OC}}) \]
が成り立つことを示せ.
(3)$\mathrm{O}(0,\ 0,\ 0)$,$\mathrm{P}(1,\ \sqrt{3},\ 0)$,$\displaystyle \mathrm{Q} \left( -\frac{\sqrt{6}}{2},\ \frac{\sqrt{2}}{2},\ \sqrt{2} \right)$,$\displaystyle \mathrm{R} \left( \frac{\sqrt{6}}{4},\ -\frac{\sqrt{2}}{4},\ \frac{\sqrt{2}}{2} \right)$とする.このとき線分$\mathrm{OP}$,$\mathrm{OQ}$,$\mathrm{OR}$は互いに直交していることを示せ.また,$4$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$を通る球面の半径を求めよ.
(1)$4$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$からの距離が全て等しくなる点がただ一つ存在する.この点を$\mathrm{G}$とする.線分$\mathrm{OA}$の中点を$\mathrm{M}$とする.$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{MG}}$が直交することを用いて,
\[ \overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OG}}=\frac{1}{2}|\overrightarrow{\mathrm{OA}}|^2 \]
となることを示せ.ただし,$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OG}}$は$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{OG}}$の内積とする.
(2)(1)を用いて,
\[ \overrightarrow{\mathrm{OG}}=\frac{1}{2}(\overrightarrow{\mathrm{OA}}+\overrightarrow{\mathrm{OB}}+\overrightarrow{\mathrm{OC}}) \]
が成り立つことを示せ.
(3)$\mathrm{O}(0,\ 0,\ 0)$,$\mathrm{P}(1,\ \sqrt{3},\ 0)$,$\displaystyle \mathrm{Q} \left( -\frac{\sqrt{6}}{2},\ \frac{\sqrt{2}}{2},\ \sqrt{2} \right)$,$\displaystyle \mathrm{R} \left( \frac{\sqrt{6}}{4},\ -\frac{\sqrt{2}}{4},\ \frac{\sqrt{2}}{2} \right)$とする.このとき線分$\mathrm{OP}$,$\mathrm{OQ}$,$\mathrm{OR}$は互いに直交していることを示せ.また,$4$点$\mathrm{O}$,$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$を通る球面の半径を求めよ.
国立 山梨大学 2010年 第5問
関数$f(x)$を$f(x)=\log (x+1)+\sin ax$と定義する.ただし,$x \geqq 0$であり,$a$は正の定数である.
(1)$f(e-1)=0$を満たす最も小さい$a$の値を求めよ.
(2)(1)で求めた$a$の値を使って,定積分$\displaystyle \int_0^{\frac{2(e-1)}{3}}f(x) \, dx$を求めよ.
(3)$\displaystyle a=\frac{2\pi}{e-1}$とするとき,方程式$f(x)=0$は$\displaystyle 0<x<\frac{3(e-1)}{4}$の範囲に解を持つことを証明せよ.
(1)$f(e-1)=0$を満たす最も小さい$a$の値を求めよ.
(2)(1)で求めた$a$の値を使って,定積分$\displaystyle \int_0^{\frac{2(e-1)}{3}}f(x) \, dx$を求めよ.
(3)$\displaystyle a=\frac{2\pi}{e-1}$とするとき,方程式$f(x)=0$は$\displaystyle 0<x<\frac{3(e-1)}{4}$の範囲に解を持つことを証明せよ.
国立 山梨大学 2010年 第6問
行列$A=\left( \begin{array}{cc}
\displaystyle\frac{3}{2} & -\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} \\
\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} & \displaystyle\frac{3}{2}
\end{array} \right)$と点$\mathrm{O}(0,\ 0)$,点$\mathrm{X}_0(1,\ 0)$がある.行列$A$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_1$へ移り,行列$A^2$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_2$へ移るものとする.以下同様に正の整数$n$について,行列$A^n$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_n$へ移るものとする.
(1)行列$A$は,$\alpha>0$と$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$を使って$A=\alpha \left( \begin{array}{rr}
\cos \theta & -\sin \theta \\
\sin \theta & \cos \theta
\end{array} \right)$と変形できる.$\alpha$と$\theta$の値を求めよ.
(2)$\triangle \mathrm{OX}_0 \mathrm{X}_1$の面積$S_1$を求めよ.
(3)四角形$\mathrm{OX}_0 \mathrm{X}_1 \mathrm{X}_2$の面積$S_2$を求めよ.
(4)$1 \leqq n<12$とする.線分$\mathrm{OX}_0$,$\mathrm{X}_0 \mathrm{X}_1$,$\cdots$,$\mathrm{X}_{n-1} \mathrm{X}_n$,$\mathrm{X}_n \mathrm{O}$で囲まれる部分の面積$S_n$を$n$を使って表せ.
\displaystyle\frac{3}{2} & -\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} \\
\displaystyle\frac{\sqrt{3}}{2} & \displaystyle\frac{3}{2}
\end{array} \right)$と点$\mathrm{O}(0,\ 0)$,点$\mathrm{X}_0(1,\ 0)$がある.行列$A$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_1$へ移り,行列$A^2$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_2$へ移るものとする.以下同様に正の整数$n$について,行列$A^n$で表される移動によって点$\mathrm{X}_0$は点$\mathrm{X}_n$へ移るものとする.
(1)行列$A$は,$\alpha>0$と$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$を使って$A=\alpha \left( \begin{array}{rr}
\cos \theta & -\sin \theta \\
\sin \theta & \cos \theta
\end{array} \right)$と変形できる.$\alpha$と$\theta$の値を求めよ.
(2)$\triangle \mathrm{OX}_0 \mathrm{X}_1$の面積$S_1$を求めよ.
(3)四角形$\mathrm{OX}_0 \mathrm{X}_1 \mathrm{X}_2$の面積$S_2$を求めよ.
(4)$1 \leqq n<12$とする.線分$\mathrm{OX}_0$,$\mathrm{X}_0 \mathrm{X}_1$,$\cdots$,$\mathrm{X}_{n-1} \mathrm{X}_n$,$\mathrm{X}_n \mathrm{O}$で囲まれる部分の面積$S_n$を$n$を使って表せ.