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高知大学 国立 高知大学 2011年 第2問
$n$を2以上の自然数とする.平面上に距離が1である2点O,P$_0$がある.中心がOで半径1の円周上に点P$_k \ (k=1,\ 2,\ \cdots,\ n)$を反時計回りに$\displaystyle \angle \text{P}_k \text{OP}_0=\frac{k\pi}{n}$となるようにとる.三角形P$_k$OP$_{k-1}$の面積を$T_k$と表し,$\displaystyle S_n=\sum_{k=1}^n T_k$とおく.このとき,次の問いに答えよ.

(1)$S_2$を求めよ.
(2)$S_n$を$n$で表せ.
(3)$\displaystyle \lim_{n \to \infty}S_n$を求めよ.
(4)$e_k$を線分P$_{k-1}$P$_k$の長さとおいて,$\displaystyle E_n=\sum_{k=1}^n e_k$とする.このとき,
\[ S_n=\frac{1}{2}E_n \sin \frac{(n-1) \pi}{2n} \]
を示せ.
(5)$\displaystyle \lim_{n \to \infty}E_n$を求めよ.
福井大学 国立 福井大学 2011年 第3問
楕円$\displaystyle C:\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1 \ (a>b>0)$上に2点$\mathrm{P}(0,\ -b)$,$\mathrm{Q}(a \cos \theta,\ b \sin \theta)$をとる.ただし,$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$である.$\mathrm{Q}$における$C$の接線を$\ell$とし,$\mathrm{P}$を通り$\ell$に平行な直線と$C$との交点のうち$\mathrm{P}$と異なるものを$\mathrm{R}$とおく.このとき以下の問いに答えよ.

(1)$\mathrm{R}$の座標を求めよ.
(2)$\theta$が$\displaystyle 0<\theta<\frac{\pi}{2}$の範囲を動くとき,$\triangle \mathrm{PQR}$の面積の最大値とそのときの$\mathrm{Q}$の座標を求めよ.
(3)$C$の焦点のうち$x$座標が正のものを$\mathrm{F}$とする.(2)で求めた$\mathrm{Q}$の$x$座標と$\mathrm{F}$の$x$座標の大小を比較せよ.
高知大学 国立 高知大学 2011年 第4問
$n$を自然数とし,$\theta$を$\displaystyle \cos \theta=-\frac{1}{3}$であるような実数とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)$\cos (n+1)x=2 \cos nx \cos x-\cos (n-1)x$が成り立つことを示せ.
(2)$\cos n\theta$は$\displaystyle \frac{m}{3^n}$という形の分数で表されることを示せ.ただし,$m$は整数で$|m|$は3を約数にもたない.
(3)(2)を用いて$\displaystyle \frac{\theta}{\pi}$は無理数であることを示せ.
滋賀医科大学 国立 滋賀医科大学 2011年 第1問
座標平面上に3点$\mathrm{O}(0,\ 0)$,$\mathrm{A}(0,\ 1)$,$\displaystyle \mathrm{B} \left( x,\ \frac{1}{2} \right) \ (x>0)$を考える.ベクトル$t \overrightarrow{\mathrm{OA}}+(1-t) \overrightarrow{\mathrm{OB}}$の長さを最小にする実数$t$の値を$t_0$とし,点$\mathrm{H}$を$\overrightarrow{\mathrm{OH}}=t_0 \overrightarrow{\mathrm{OA}}+(1-t_0) \overrightarrow{\mathrm{OB}}$で定まる点とする.

(1)$t_0$を$x$を用いて表せ.
(2)$\mathrm{H}$が線分$\mathrm{AB}$を2等分するとき,$x$の値を求めよ.
(3)$x$を動かすとき,$\triangle \mathrm{OAH}$の面積が最大になる$x$の値を求めよ.
京都教育大学 国立 京都教育大学 2011年 第5問
放物線$C:y=-x^2+1$上の異なる$2$点$\mathrm{A}(a,\ -a^2+1)$,$\mathrm{B}(b,\ -b^2+1)$におけるそれぞれの接線$\ell,\ m$が直交するとする.次の問に答えよ.

(1)任意の実数$r$に対して
\[ \alpha+\beta=r,\quad \alpha\beta=-\frac{1}{4} \]
をみたす実数$\alpha,\ \beta$が存在することを示せ.
(2)$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$が上の条件をみたしながら動くとき,直線$\mathrm{AB}$が$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$の取り方によらず常に通る点の座標を求めよ.
(3)$\ell$と$m$の交点の軌跡を求めよ.
福井大学 国立 福井大学 2011年 第4問
関数$f_n(x) \ (n=0,\ 1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$は次の条件を満たしている.

$(ⅰ)$ $f_0(x)=e^{2x}+1$
$(ⅱ)$ $\displaystyle f_n(x)=\int_0^x (n+2t)f_{n-1}(t) \, dt-\frac{2x^{n+1}}{n+1} \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$

このとき以下の問いに答えよ.

(1)$f_1(x),\ f_2(x)$を求めよ.
(2)$f_n(x)$の具体的な形を推測し,その結果を数学的帰納法で証明せよ.
(3)$\displaystyle \sum_{n=1}^\infty \left\{ f_n^\prime \left( \frac{1}{2} \right) \right\}$を求めよ.ただし,$0<r<1$に対して$\displaystyle \lim_{n \to \infty}nr^n=0$となることを用いてよい.
京都教育大学 国立 京都教育大学 2011年 第6問
$-1 \leqq a \leqq 1$として,次の問に答えよ.

(1)直線$y=a$と半円$x^2+y^2=1 \ (x \geqq 0)$が,ただ1つの点を共有することを示せ.
(2)方程式$\sin x=a$は閉区間$\displaystyle \left[ -\frac{\pi}{2},\ \frac{\pi}{2} \right]$の範囲でただ1つの実数解をもつことを示せ.
(3)$-1 \leqq x \leqq 1$とする.次の条件
\[ x=\sin y,\quad -\frac{\pi}{2} \leqq y \leqq \frac{\pi}{2} \]
をみたす$y$を$g(x)$とおく.曲線$y=g(x) \ (-1 \leqq x \leqq 1)$の概形をかけ.
(4)曲線$y=g(x)$と2直線$\displaystyle x=\frac{1}{2},\ y=0$で囲まれる図形の面積を求めよ.ただし,$g(x)$は(3)で定義されたものとする.
滋賀医科大学 国立 滋賀医科大学 2011年 第2問
$a$を正の実数とし,実数$x$についての関数$f(x)=(x^3+ax)e^{-\frac{x^2}{a}}$を考える.ただし任意の自然数$n$に対して$\displaystyle \lim_{t \to \infty}t^n e^{-t}=0$であることを使ってよい.

(1)$y=f(x)$のグラフの概形を,極値および変曲点を調べて描け.
(2)$\displaystyle g(x)=\int_0^x f(t) \, dt$を求めよ.
(3)$f(x)=g(x)$となる実数$x$はいくつあるか.
滋賀医科大学 国立 滋賀医科大学 2011年 第3問
文字$x,\ y,\ z$の任意の整式$A$に対して,$x,\ y,\ z$をそれぞれ$\sin \theta,\ \cos \theta,\ \tan \theta$に置き換えて得られる$\theta$の関数を$\widetilde{A}(\theta)$で表す.例えば,
\[ \begin{array}{lll}
P=x^5+z^4-xyz & \text{ならば} & \widetilde{P}(\theta)=\sin^5 \theta+\tan^4 \theta-\sin \theta \cos \theta \tan \theta, \\
P=x^2+y^2,\ Q=1 & \text{ならば} & \widetilde{P}(\theta)=\sin^2 \theta+\cos^2 \theta=1=\widetilde{Q}(\theta)
\end{array} \]
である.ただし$\theta$の関数の定義域は$\displaystyle 0 \leqq \theta \leqq 2\pi,\ \theta \neq \frac{\pi}{2},\ \frac{3\pi}{2}$とする.

(1)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$y,\ z$の整式$Q$が存在することを示せ.
(2)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\widetilde{P}(0)=\widetilde{P}(\pi)$ならば,$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$x,\ z$の整式$Q$が存在することを示せ.
(3)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\displaystyle \theta \to \frac{\pi}{2}$のとき,および$\displaystyle \theta \to \frac{3\pi}{2}$のとき,$\widetilde{P}(\theta)$がそれぞれ収束するならば,$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$x,\ y$の整式$Q$が存在することを示せ.収束とは,一定の実数に限りなく近づくことである.
岐阜大学 国立 岐阜大学 2011年 第5問
$a,\ b,\ c,\ d$を実数の定数とする.座標平面上の点$(2,\ 1)$を点$(5,\ 2)$に移す1次変換を表す行列を
\[ A=\left( \begin{array}{cc}
a & b \\
c & d
\end{array} \right) \]
とする.以下の問に答えよ.

(1)$A$が逆行列をもつための必要十分条件を$a$と$c$を用いて表せ.
(2)次の式を満たす$A$を求めよ.
\[ A^2=\left( \begin{array}{cc}
\displaystyle\frac{25}{4} & 0 \\
\displaystyle\frac{5}{2} & 0
\end{array} \right) \]
(3)$n$を自然数とする.(2)で求めた$A$について
\[ -\frac{2}{5}A+\left( -\frac{2}{5} \right)^2A^2+\left( -\frac{2}{5}\right)^3A^3+\cdots +\left( -\frac{2}{5} \right)^n A^n \]
を求めよ.
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