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佐賀大学 国立 佐賀大学 2011年 第2問
多項式$f(x)=x^4-x^3+cx^2-11x+d$について,$f(1+\sqrt{2})=0$が成り立つとする.ここで,$c,\ d$は有理数とする.次の問いに答えよ.

(1)$S=\{a+\sqrt{2}b \;|\; a,\ b \text{は有理数} \}$とする.集合$S$の元$z=a+\sqrt{2}b \ $(ただし,$a,\ b$は有理数)に対して,$j(z)=a-\sqrt{2}b$と定義する.$S$の任意の元$z,\ w$に対して,$j(z+w)=j(z)+j(w)$および$j(zw)=j(z)j(w)$が成り立つことを示せ.
(2)(1)を用いて,$S$の元$z$が$f(z)=0$を満たせば,$f(j(z))=0$が成り立つことを示せ.このことを用いて,$f(1-\sqrt{2})=0$を示せ.
(3)有理数$c,\ d$を求め,$f(x)$を有理数の範囲で因数分解せよ.
岐阜大学 国立 岐阜大学 2011年 第3問
平面上に点Oを中心とする半径1の円$S$と$S$に内接する正三角形ABCがある.以下の問に答えよ.

(1)内積$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OB}}$の値を求めよ.
(2)$\overrightarrow{\mathrm{OC}}$を$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{OB}}$を用いて表せ.
(3)平面上の任意の点Pに対して,以下の不等式が成り立つことを示せ.
\[ \text{AP}^2+\text{BP}^2+\text{CP}^2 \geqq 3 \]
また,等号が成り立つのはどのようなときか答えよ.
(4)円$S$の周上の任意の点Qに対して,
\[ (\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2+(\overrightarrow{\mathrm{OB}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2+(\overrightarrow{\mathrm{OC}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2=\frac{3}{2} \]
となることを示せ.
(5)円$S$の周上の任意の点Qに対して,
\[ \text{AQ}^4+\text{BQ}^4+\text{CQ}^4 \]
の値を求めよ.
岐阜大学 国立 岐阜大学 2011年 第3問
平面上に点Oを中心とする半径1の円$S$と$S$に内接する正三角形ABCがある.以下の問に答えよ.

(1)内積$\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OB}}$の値を求めよ.
(2)$\overrightarrow{\mathrm{OC}}$を$\overrightarrow{\mathrm{OA}}$と$\overrightarrow{\mathrm{OB}}$を用いて表せ.
(3)平面上の任意の点Pに対して,以下の不等式が成り立つことを示せ.
\[ \text{AP}^2+\text{BP}^2+\text{CP}^2 \geqq 3 \]
また,等号が成り立つのはどのようなときか答えよ.
(4)円$S$の周上の任意の点Qに対して,
\[ (\overrightarrow{\mathrm{OA}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2+(\overrightarrow{\mathrm{OB}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2+(\overrightarrow{\mathrm{OC}} \cdot \overrightarrow{\mathrm{OQ}})^2=\frac{3}{2} \]
となることを示せ.
(5)円$S$の周上の任意の点Qに対して,
\[ \text{AQ}^4+\text{BQ}^4+\text{CQ}^4 \]
の値を求めよ.
宮崎大学 国立 宮崎大学 2011年 第4問
座標平面上に点A$(2,\ 0)$をとる.円$C:x^2+y^2=1$上の任意の点P$(\cos \theta,\ \sin \theta) \ (0 \leqq \theta < 2\pi)$における接線を$\ell$とする.直線$\ell$上に点Qを直線AQと$\ell$が直交するようにとる.ただし,直線$\ell$が点Aを通るときは,点Qは点Aであるとする.このとき,次の各問に答えよ.

(1)点Qの座標を,$\theta$を用いて表せ.
(2)線分PQを,点Pが原点Oに一致するように平行移動したとき,点Qが移動した点をR$(\theta)$とする.ただし,点Pと点Qが一致するときは,点R$(\theta)$は原点とする.このとき,点R$(\theta)$の軌跡は円になることを示し,その中心の座標と半径を求めよ.
高知大学 国立 高知大学 2011年 第1問
空間ベクトル$\overrightarrow{a}=(-1,\ 3,\ -2)$,$\overrightarrow{b}=(1,\ -1,\ 0)$,$\overrightarrow{c}=\overrightarrow{a}+t \overrightarrow{b}$とするとき,次の問いに答えよ.ただし,$t$は任意の正の実数とする.

(1)内積$\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{b}$と$\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{c}$を求めよ.
(2)$\overrightarrow{a}$と$\overrightarrow{c}$が垂直になるときの$t$の値を求めよ.
(3)$|\overrightarrow{c}|^2$を$t$で表せ.
(4)$|\overrightarrow{c}|$の最小値とそのときの$t$の値を求めよ.
(5)$|\overrightarrow{c}|=|\overrightarrow{a}|$となる$t$の値を求めよ.
高知大学 国立 高知大学 2011年 第3問
連続関数$f(x)$に対して,
\[ g(x)=\int_0^x (f(t)+2) \sin (x-t) \, dt \]
とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)定積分$\displaystyle \int_0^x (t+2) \sin (x-t) \, dt$を求めよ.
(2)$\displaystyle g(x)=\sin x \int_0^x (f(t)+2) \cos t \, dt-\cos x \int_0^x (f(t)+2) \sin t \, dt$を示せ.
(3)関数$g(x)$の導関数$g^\prime(x)$は$\displaystyle g^\prime(x)=\int_0^x (f(t)+2) \cos (x-t) \, dt$となることを示せ.
(4)関数$g^\prime(x)$の導関数$g^{\prime\prime}(x)$は$g^{\prime\prime}(x)=f(x)-g(x)+2$となることを示せ.
(5)任意の実数$x$に対して$g(x)=f(x)$が成り立つとき,$f(x)$を求めよ.
京都教育大学 国立 京都教育大学 2011年 第5問
放物線$C:y=-x^2+1$上の異なる$2$点$\mathrm{A}(a,\ -a^2+1)$,$\mathrm{B}(b,\ -b^2+1)$におけるそれぞれの接線$\ell,\ m$が直交するとする.次の問に答えよ.

(1)任意の実数$r$に対して
\[ \alpha+\beta=r,\quad \alpha\beta=-\frac{1}{4} \]
をみたす実数$\alpha,\ \beta$が存在することを示せ.
(2)$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$が上の条件をみたしながら動くとき,直線$\mathrm{AB}$が$\mathrm{A}$と$\mathrm{B}$の取り方によらず常に通る点の座標を求めよ.
(3)$\ell$と$m$の交点の軌跡を求めよ.
鹿児島大学 国立 鹿児島大学 2011年 第8問
次の各問いに答えよ.

(1)確率変数$X$は$0$以上$3$以下の値をとり,その確率密度関数$f(x)$は次で与えられているとする.このとき,定数$k$,平均$E(X)$を求めよ.
\[ f(x)=\left\{
\begin{array}{cl}
\displaystyle\frac{1}{2} & (0 \leqq x<1 \text{のとき}) \\
-\displaystyle\frac{1}{4}x+k & (1 \leqq x \leqq 3 \text{のとき})
\end{array}
\right. \]
(2)$Z$を標準正規分布$N(0,\ 1)$に従う確率変数とする.また,任意の$x \ (x \geqq 0)$に対して,関数$g(x)$を$g(x)=P( 0 \leqq Z \leqq x)$とおく.このとき,次の各問いに答えよ.

\mon[(a)] 確率$P(a \leqq Z \leqq b)$を関数$g$で表せ.ただし,$a$と$b$は定数で$a<b$とする.
\mon[(b)] 母平均$50$,母標準偏差$3 \sqrt{10}$の母集団から大きさ$10$の標本を抽出するとき,標本平均が$41.0$以上$48.5$以下になる確率を関数$g$で表せ.
\mon[(c)] $0<p<1$とし,$l_p$は$\displaystyle g(l_p)=\frac{p}{2}$をみたすものとする.母分散$25$の母集団から大きさ$20$の標本を抽出したところ,標本平均が$45$であった.母平均$m$に対する信頼度$100p \%$の信頼区間の区間幅を$l_p$を用いて表せ.
滋賀医科大学 国立 滋賀医科大学 2011年 第2問
$a$を正の実数とし,実数$x$についての関数$f(x)=(x^3+ax)e^{-\frac{x^2}{a}}$を考える.ただし任意の自然数$n$に対して$\displaystyle \lim_{t \to \infty}t^n e^{-t}=0$であることを使ってよい.

(1)$y=f(x)$のグラフの概形を,極値および変曲点を調べて描け.
(2)$\displaystyle g(x)=\int_0^x f(t) \, dt$を求めよ.
(3)$f(x)=g(x)$となる実数$x$はいくつあるか.
滋賀医科大学 国立 滋賀医科大学 2011年 第3問
文字$x,\ y,\ z$の任意の整式$A$に対して,$x,\ y,\ z$をそれぞれ$\sin \theta,\ \cos \theta,\ \tan \theta$に置き換えて得られる$\theta$の関数を$\widetilde{A}(\theta)$で表す.例えば,
\[ \begin{array}{lll}
P=x^5+z^4-xyz & \text{ならば} & \widetilde{P}(\theta)=\sin^5 \theta+\tan^4 \theta-\sin \theta \cos \theta \tan \theta, \\
P=x^2+y^2,\ Q=1 & \text{ならば} & \widetilde{P}(\theta)=\sin^2 \theta+\cos^2 \theta=1=\widetilde{Q}(\theta)
\end{array} \]
である.ただし$\theta$の関数の定義域は$\displaystyle 0 \leqq \theta \leqq 2\pi,\ \theta \neq \frac{\pi}{2},\ \frac{3\pi}{2}$とする.

(1)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$y,\ z$の整式$Q$が存在することを示せ.
(2)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\widetilde{P}(0)=\widetilde{P}(\pi)$ならば,$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$x,\ z$の整式$Q$が存在することを示せ.
(3)$P$を$x,\ y,\ z$の整式とする.$\displaystyle \theta \to \frac{\pi}{2}$のとき,および$\displaystyle \theta \to \frac{3\pi}{2}$のとき,$\widetilde{P}(\theta)$がそれぞれ収束するならば,$\widetilde{P}(\theta)=\widetilde{Q}(\theta)$となる$x,\ y$の整式$Q$が存在することを示せ.収束とは,一定の実数に限りなく近づくことである.
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