早稲田大学
2016年 基幹理工・創造理工・先進理工 第3問

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複素数zに対してf(z)=αz+βとする.ただし,α,βは複素数の定数でα≠1とする.f^1(z)=f(z),f^n(z)=f(f^{n-1}(z))(n=2,3,・・・)と定める.次の問に答えよ.(1)f^n(z)をα,β,z,nを用いて表せ.(2)|α|<1のとき,すべての複素数zに対して\lim_{n→∞}|f^n(z)-\delta|=0が成り立つような複素数の定数\deltaを求めよ.(3)|α|=1とする.複素数の列{f^n(z)}に少なくとも3つの異なる複素数が現れるとき,これらのf^n(z)(n=1,2,・・・)は複素数平面内のある円C_z上にある.円C_zの中心と半径を求めよ.
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複素数$z$に対して \[ f(z)=\alpha z+\beta \] とする.ただし,$\alpha,\ \beta$は複素数の定数で$\alpha \neq 1$とする. \[ f^1(z)=f(z),\quad f^n(z)=f(f^{n-1}(z)) \quad (n=2,\ 3,\ \cdots) \] と定める.次の問に答えよ.
(1) $f^n(z)$を$\alpha,\ \beta,\ z,\ n$を用いて表せ.
(2) $|\alpha|<1$のとき,すべての複素数$z$に対して \[ \lim_{n \to \infty} |f^n(z)-\delta|=0 \] が成り立つような複素数の定数$\delta$を求めよ.
(3) $|\alpha|=1$とする.複素数の列$\{f^n(z)\}$に少なくとも$3$つの異なる複素数が現れるとき,これらの$f^n(z) \ \ (n=1,\ 2,\ \cdots)$は複素数平面内のある円$C_z$上にある.円$C_z$の中心と半径を求めよ.
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詳細情報

大学(出題年) 早稲田大学(2016)
文理 理系
大問 3
単元 曲線と複素数平面(数学III)
タグ 複素数定数絶対値少なくとも複素数平面中心半径
難易度 未設定

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