東京理科大学
2015年 工(建築・電気工) 第1問

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[]内に0から9までの数字を1つずつ入れよ.(1)aを正の定数とし,関数f(x)=tan2x(0≦x<π/4) および g(x)=acosx(0≦x≦π/2)に対して,曲線y=f(x)とy=g(x)の交点のx座標をθとする.曲線y=f(x)とx軸,および直線x=θで囲まれた部分の面積Sを考える.(i)a=[ア]のとき,θ=π/6である.このときS=\frac{[イ]}{[ウ]}×log[エ]である.(ii)a=\sqrt{[オ]}のとき,S=1/2log\frac{√7+1}{2}である.ただし,正の数Aに対して,logAはAの自然対数を表す.(2)1個のサイコロを投げ,その出た目によって,点Pを座標平面上で移動させる試行を繰り返す.点Pの出発点(x_0,y_0)を原点(0,0)とし,1回目の試行(移動)後の点Pの座標を(x_1,y_1),2回目の試行(移動)後の点Pの座標を(x_2,y_2),以下同様にk回目の試行(移動)後の点Pの座標を(x_k,y_k)とする.座標(x_k,y_k)(k=1,2,3,・・・)は次のルールによって定める.サイコロをk回目に投げたとき,出た目を3で割った商をq,余りをrとして,x_kを次のようにqによって定め,{\begin{array}{ll}q=0& のとき x_k=x_{k-1}\q=1& のとき x_k=x_{k-1}+1\q=2& のとき x_k=x_{k-1}-1\end{array}.y_kを次のようにrによって定める.{\begin{array}{ll}r=0& のとき y_k=y_{k-1}\r=1& のとき y_k=y_{k-1}+1\r=2& のとき y_k=y_{k-1}-1\end{array}.ただし,サイコロを投げたとき,1から6の目がそれぞれ確率1/6で出るものとする.(i)(x_2,y_2)=(0,0)である確率は\frac{[ア]}{[イ]}であり,(x_3,y_3)=(0,0)である確率は\frac{[ウ]}{[エオ]}である.(ii)x_k+y_kが偶数である確率をp_kとすると,p_1=\frac{[カ]}{[キ]}であり,p_k=\frac{[ク]}{[ケ]}・(-\frac{[コ]}{[サ]})^k+\frac{[シ]}{[ス]}(k=2,3,4,・・・)である.(3)1辺の長さが1の正四面体OABCにおいて,辺OAを2:1の比に内分する点をP(OP:PA=2:1),辺OCを1:2の比に内分する点をQ(OQ:QC=1:2),辺ABの中点をMとする.(i)MP=\frac{\sqrt{[ア]}}{[イ]},MQ=\frac{\sqrt{[ウエ]}}{[オ]}である.(ii)三角形MPQの面積は\frac{[カ]}{[キク]}×\sqrt{[ケコ]}である.(iii)辺BC上のBR=\frac{[サ]}{[シ]}となる点Rは,3点M,P,Qで定まる平面上にある.
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$\fbox{}$内に$0$から$9$までの数字を$1$つずつ入れよ.
(1) $a$を正の定数とし,関数 \[ f(x)=\tan 2x \ \left( 0 \leqq x<\frac{\pi}{4} \right) \ \ \text{および} \ \ g(x)=a \cos x\ \left( 0 \leqq x \leqq \frac{\pi}{2} \right) \] に対して,曲線$y=f(x)$と$y=g(x)$の交点の$x$座標を$\theta$とする.曲線$y=f(x)$と$x$軸,および直線$x=\theta$で囲まれた部分の面積$S$を考える.
(ⅰ) $a=\fbox{ア}$のとき,$\displaystyle \theta=\frac{\pi}{6}$である.このとき$\displaystyle S=\frac{\fbox{イ}}{\fbox{ウ}} \times \log \fbox{エ}$である.
(ⅱ) $a=\sqrt{\fbox{オ}}$のとき,$\displaystyle S=\frac{1}{2} \log \frac{\sqrt{7}+1}{2}$である.
ただし,正の数$A$に対して,$\log A$は$A$の自然対数を表す.
(2) $1$個のサイコロを投げ,その出た目によって,点$\mathrm{P}$を座標平面上で移動させる試行を繰り返す.
点$\mathrm{P}$の出発点$(x_0,\ y_0)$を原点$(0,\ 0)$とし,$1$回目の試行(移動)後の点$\mathrm{P}$の座標を$(x_1,\ y_1)$,$2$回目の試行(移動)後の点$\mathrm{P}$の座標を$(x_2,\ y_2)$,以下同様に$k$回目の試行(移動)後の点$\mathrm{P}$の座標を$(x_k,\ y_k)$とする.
座標$(x_k,\ y_k) \ \ (k=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$は次のルールによって定める.
サイコロを$k$回目に投げたとき,出た目を$3$で割った商を$q$,余りを$r$として,$x_k$を次のように$q$によって定め, \[ \left\{ \begin{array}{ll} q=0 & \text{のとき}x_k=x_{k-1} \\ q=1 & \text{のとき}x_k=x_{k-1}+1 \\ q=2 & \text{のとき}x_k=x_{k-1}-1 \end{array} \right. \] $y_k$を次のように$r$によって定める. \[ \left\{ \begin{array}{ll} r=0 & \text{のとき}y_k=y_{k-1} \\ r=1 & \text{のとき}y_k=y_{k-1}+1 \\ r=2 & \text{のとき}y_k=y_{k-1}-1 \end{array} \right. \] ただし,サイコロを投げたとき,$1$から$6$の目がそれぞれ確率$\displaystyle \frac{1}{6}$で出るものとする.
(ⅰ) $(x_2,\ y_2)=(0,\ 0)$である確率は$\displaystyle \frac{\fbox{ア}}{\fbox{イ}}$であり,$(x_3,\ y_3)=(0,\ 0)$である確率は$\displaystyle \frac{\fbox{ウ}}{\fbox{エオ}}$である.
(ⅱ) $x_k+y_k$が偶数である確率を$p_k$とすると,$\displaystyle p_1=\frac{\fbox{カ}}{\fbox{キ}}$であり, \[ p_k=\frac{\fbox{ク}}{\fbox{ケ}} \cdot \left( -\frac{\fbox{コ}}{\fbox{サ}} \right)^k+\frac{\fbox{シ}}{\fbox{ス}} \quad (k=2,\ 3,\ 4,\ \cdots) \] である.
(3) $1$辺の長さが$1$の正四面体$\mathrm{OABC}$において,辺$\mathrm{OA}$を$2:1$の比に内分する点を$\mathrm{P}$($\mathrm{OP}:\mathrm{PA}=2:1$),辺$\mathrm{OC}$を$1:2$の比に内分する点を$\mathrm{Q}$($\mathrm{OQ}:\mathrm{QC}=1:2$),辺$\mathrm{AB}$の中点を$\mathrm{M}$とする.
(ⅰ) $\displaystyle \mathrm{MP}=\frac{\sqrt{\fbox{ア}}}{\fbox{イ}}$,$\displaystyle \mathrm{MQ}=\frac{\sqrt{\fbox{ウエ}}}{\fbox{オ}}$である.
(ⅱ) 三角形$\mathrm{MPQ}$の面積は$\displaystyle \frac{\fbox{カ}}{\fbox{キク}} \times \sqrt{\fbox{ケコ}}$である.
(ⅲ) 辺$\mathrm{BC}$上の$\displaystyle \mathrm{BR}=\frac{\fbox{サ}}{\fbox{シ}}$となる点$\mathrm{R}$は,$3$点$\mathrm{M}$,$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$で定まる平面上にある.
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詳細情報

大学(出題年) 東京理科大学(2015)
文理 理系
大問 1
単元 積分法(数学III)
タグ 空欄補充数字定数関数三角比不等号分数曲線交点座標
難易度 未設定

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