東京理科大学
2012年 理(数・物・化) 第3問

スポンサーリンク
3
{θ_k}を初項0,交差π/4の等差数列,{r_k}を初項1,公比1/2の等比数列とし,自然数kに対して,行列A_k,B_kをA_k=(\begin{array}{cc}r_kcosθ_k&r_ksinθ_k\r_ksinθ_k&-r_kcosθ_k\end{array}),B_k=(\begin{array}{cc}r_kcosθ_k&-r_ksinθ_k\-r_ksinθ_k&-r_kcosθ_k\end{array})とおく.C_k=A_kA_{k+1},D_k=B_kB_{k+1}とするとき,次の問いに答えよ.(1)C_kをkを用いて表せ.(2)D_kをkを用いて表せ.(3)mを自然数とするとき,次の行列の和(\frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k)^2+(\frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k)^4+(\frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k)^6+・・・+(\frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k)^{2m}を求めよ.(4)C_k^2D_k^2を求めよ.(5)次の行列の和C_1^2D_1^2+2C_2^2D_2^2+3C_3^2D_3^2+・・・+nC_n^2D_n^2を(\begin{array}{cc}x_n&y_n\z_n&w_n\end{array})とするとき,\lim_{n→∞}x_n,\lim_{n→∞}y_n,\lim_{n→∞}z_n,\lim_{n→∞}w_nを求めよ.ただし,必要ならば,実数a(a>1)に対して,\lim_{n→∞}\frac{n}{a^n}=0が成り立つことを用いてよい.
3
$\{\theta_k\}$を初項$0$,交差$\displaystyle \frac{\pi}{4}$の等差数列,$\{r_k\}$を初項$1$,公比$\displaystyle \frac{1}{2}$の等比数列とし,自然数$k$に対して,行列$A_k$,$B_k$を \[ A_k=\left( \begin{array}{cc} r_k \cos \theta_k & r_k \sin \theta_k \\ r_k \sin \theta_k & -r_k \cos \theta_k \end{array} \right),\quad B_k=\left( \begin{array}{cc} r_k \cos \theta_k & -r_k \sin \theta_k \\ -r_k \sin \theta_k & -r_k \cos \theta_k \end{array} \right) \] とおく.$C_k=A_kA_{k+1}$,$D_k=B_k B_{k+1}$とするとき,次の問いに答えよ.
(1) $C_k$を$k$を用いて表せ.
(2) $D_k$を$k$を用いて表せ.
(3) $m$を自然数とするとき,次の行列の和 \[ \left( \frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k \right)^2+\left( \frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k \right)^4+\left( \frac{1}{r_kr_{k+1}} C_k \right)^6+\cdots +\left( \frac{1}{r_kr_{k+1}}C_k \right)^{2m} \] を求めよ.
(4) $C_k^2D_k^2$を求めよ.
(5) 次の行列の和 \[ C_1^2D_1^2+2C_2^2D_2^2+3C_3^2D_3^2+\cdots +nC_n^2D_n^2 \] を$\left( \begin{array}{cc} x_n & y_n \\ z_n & w_n \end{array} \right)$とするとき,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}x_n$,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}y_n$,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}z_n$,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}w_n$を求めよ.
ただし,必要ならば,実数$a \ \ (a>1)$に対して,$\displaystyle \lim_{n \to \infty} \frac{n}{a^n}=0$が成り立つことを用いてよい.
問題PDF つぶやく 印刷 印刷
試験前で混乱するので解答のご要望は締め切りました。なお、現時点で解答がついていない問題は解答は来年度以降になります。すべてのご要望に答えられずご迷惑をおかけします。

類題(関連度順)




コメント(0件)

現在この問題に関するコメントはありません。


書き込むにはログインが必要です。

詳細情報

大学(出題年) 東京理科大学(2012)
文理 理系
大問 3
単元 行列とその応用(数学C)
タグ 初項交差分数等差数列公比等比数列自然数行列三角比必要
難易度 未設定

この問題をチェックした人はこんな問題もチェックしています

東京理科大学(2014) 文系 第1問

演習としての評価:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆


この単元の伝説の良問

首都大学東京(2010) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★★★☆☆

長岡技術科学大学(2012) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★☆☆☆☆

豊橋技術科学大学(2013) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆