東京大学
2014年 理系 第5問

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rを0以上の整数とし,数列{a_n}を次のように定める.a_1=r,a_2=r+1,a_{n+2}=a_{n+1}(a_n+1)(n=1,2,3,・・・)また,素数pを1つとり,a_nをpで割った余りをb_nとする.ただし,0をpで割った余りは0とする.(1)自然数nに対し,b_{n+2}はb_{n+1}(b_n+1)をpで割った余りと一致することを示せ.(2)r=2,p=17の場合に,10以下のすべての自然数nに対して,b_nを求めよ.(3)ある2つの相異なる自然数n,mに対して,b_{n+1}=b_{m+1}>0,b_{n+2}=b_{m+2}が成り立ったとする.このとき,b_n=b_mが成り立つことを示せ.(4)a_2,a_3,a_4,・・・にpで割り切れる数が現れないとする.このとき,a_1もpで割り切れないことを示せ.
5
$r$を$0$以上の整数とし,数列$\{a_n\}$を次のように定める. \[ a_1=r,\quad a_2=r+1,\quad a_{n+2}=a_{n+1}(a_n+1) \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \] また,素数$p$を$1$つとり,$a_n$を$p$で割った余りを$b_n$とする.ただし,$0$を$p$で割った余りは$0$とする.
(1) 自然数$n$に対し,$b_{n+2}$は$b_{n+1}(b_n+1)$を$p$で割った余りと一致することを示せ.
(2) $r=2,\ p=17$の場合に,$10$以下のすべての自然数$n$に対して,$b_n$を求めよ.
(3) ある$2$つの相異なる自然数$n,\ m$に対して, \[ b_{n+1}=b_{m+1}>0,\quad b_{n+2}=b_{m+2} \] が成り立ったとする.このとき,$b_n=b_m$が成り立つことを示せ.
(4) $a_2,\ a_3,\ a_4,\ \cdots$に$p$で割り切れる数が現れないとする.このとき,$a_1$も$p$で割り切れないことを示せ.
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詳細情報

大学(出題年) 東京大学(2014)
文理 理系
大問 5
単元 数列(数学B)
タグ 証明整数数列漸化式素数余り自然数一致場合
難易度 未設定

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