東京大学
2013年 文系 第4問

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A,Bの2人がいる.投げたときに表裏の出る確率はそれぞれ1/2のコインが1枚あり,最初はAがそのコインを持っている.次の操作を繰り返す.(i)Aがコインを持っているときは,コインを投げ,表が出ればAに1点を与え,コインはAがそのまま持つ.裏が出れば,両者に点を与えず,AはコインをBに渡す.(ii)Bがコインを持っているときは,コインを投げ,表が出ればBに1点を与え,コインはBがそのまま持つ.裏が出れば,両者に点を与えず,BはコインをAに渡す.そしてA,Bのいずれかが2点を獲得した時点で,2点を獲得した方の勝利とする.たとえば,コインが表,裏,表,表と出た場合,この時点ではAは1点,Bは2点を獲得しているのでBの勝利となる.\\A,Bあわせてちょうどn回コインを投げ終えたときにAの勝利となる確率p(n)を求めよ.
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$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$の$2$人がいる.投げたときに表裏の出る確率はそれぞれ$\displaystyle \frac{1}{2}$のコインが$1$枚あり,最初は$\mathrm{A}$がそのコインを持っている.次の操作を繰り返す.
(ⅰ) $\mathrm{A}$がコインを持っているときは,コインを投げ,表が出れば$\mathrm{A}$に$1$点を与え,コインは$\mathrm{A}$がそのまま 持つ.裏が出れば,両者に点を与えず,$\mathrm{A}$はコインを$\mathrm{B}$に渡す.
(ⅱ) $\mathrm{B}$がコインを持っているときは,コインを投げ,表が出れば$\mathrm{B}$に$1$点を与え,コインは$\mathrm{B}$がそのまま 持つ.裏が出れば,両者に点を与えず,$\mathrm{B}$はコインを$\mathrm{A}$に渡す.
そして$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$のいずれかが$2$点を獲得した時点で,$2$点を獲得した方の勝利とする.たとえば,コインが表,裏,表,表と出た場合,この時点では$\mathrm{A}$は$1$点,$\mathrm{B}$は$2$点を獲得しているので$\mathrm{B}$の勝利となる. \\ $\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$あわせてちょうど$n$回コインを投げ終えたときに$\mathrm{A}$の勝利となる確率$p(n)$を求めよ.
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詳細情報

大学(出題年) 東京大学(2013)
文理 文系
大問 4
単元 場合の数と確率(数学A)
タグ 表裏確率分数コイン最初操作両者獲得時点勝利
難易度 未設定

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