東京工業大学
2014年 理系 第3問

スポンサーリンク
3
1個のさいころを投げて,出た目が1か2であれば行列A=(\begin{array}{cc}0&1\-1&0\end{array})を,出た目が3か4であれば行列B=(\begin{array}{cc}0&-1\1&0\end{array})を,出た目が5か6であれば行列C=(\begin{array}{cc}-1&0\0&1\end{array})を選ぶ.そして,選んだ行列の表す1次変換によってxy平面上の点Rを移すという操作を行う.点Rは最初は点(0,1)にあるものとし,さいころを投げて点Rを移す操作をn回続けて行ったときに点Rが点(0,1)にある確率をp_n,点(0,-1)にある確率をq_nとする.(1)p_1,p_2とq_1,q_2を求めよ.(2)p_n+q_nとp_{n-1}+q_{n-1}の関係式を求めよ.また,p_n-q_nとp_{n-1}-q_{n-1}の関係式を求めよ.(3)p_nをnを用いて表せ.
3
$1$個のさいころを投げて,出た目が$1$か$2$であれば行列$A=\left( \begin{array}{cc} 0 & 1 \\ -1 & 0 \end{array} \right)$を,出た目が$3$か$4$であれば行列$B=\left( \begin{array}{cc} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{array} \right)$を,出た目が$5$か$6$であれば行列$C=\left( \begin{array}{cc} -1 & 0 \\ 0 & 1 \end{array} \right)$を選ぶ.そして,選んだ行列の表す$1$次変換によって$xy$平面上の点$\mathrm{R}$を移すという操作を行う.点$\mathrm{R}$は最初は点$(0,\ 1)$にあるものとし,さいころを投げて点$\mathrm{R}$を移す操作を$n$回続けて行ったときに点$\mathrm{R}$が点$(0,\ 1)$にある確率を$p_n$,点$(0,\ -1)$にある確率を$q_n$とする.
(1) $p_1,\ p_2$と$q_1$,$q_2$を求めよ.
(2) $p_n+q_n$と$p_{n-1}+q_{n-1}$の関係式を求めよ.また,$p_n-q_n$と$p_{n-1}-q_{n-1}$の関係式を求めよ.
(3) $p_n$を$n$を用いて表せ.
問題PDF つぶやく 印刷 印刷
試験前で混乱するので解答のご要望は締め切りました。なお、現時点で解答がついていない問題は解答は来年度以降になります。すべてのご要望に答えられずご迷惑をおかけします。

類題(関連度順)

コメント(0件)

現在この問題に関するコメントはありません。


書き込むにはログインが必要です。

詳細情報

大学(出題年) 東京工業大学(2014)
文理 理系
大問 3
単元 行列とその応用(数学C)
タグ さいころ行列変換平面操作最初確率関係
難易度 未設定

この問題をチェックした人はこんな問題もチェックしています

東京工業大学(2013) 理系 第2問

演習としての評価:未設定
難易度:未設定

東京工業大学(2012) 理系 第5問

演習としての評価:未設定
難易度:未設定

東京工業大学(2011) 理系 第1問

演習としての評価:未設定
難易度:未設定


この単元の伝説の良問

首都大学東京(2010) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★★★☆☆

長岡技術科学大学(2012) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★☆☆☆☆

豊橋技術科学大学(2013) 理系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆