大阪薬科大学
2015年 薬学部 第3問

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次の問いに答えなさい.(1)「自然数mを4で割ったときの余りがrであるならば,m(m+1)を4で割ったときの余りはr(3-r)と等しい」ことをr=0,1,2,3のそれぞれの場合について[う]で示しなさい.ただし,自然数mが整数q,rを用いてm=4q+r(0≦r<4)と表されるとき,rを,mを4で割ったときの余りという.(2)nを自然数とする.数列{a_n}は,初項a_1が2,公差が2の等差数列であり,数列{b_n}は次の条件b_1=1,b_{n+1}-b_n=\frac{a_{n+1}}{2}(n=1,2,3,・・・)で定められている.(i)一般項a_n,b_nは,nを用いて表すとそれぞれa_n=[I],b_n=[J]である.(ii)2つの集合A,BをA={a_n\;|\;n は 39 以下の自然数 },B={b_n\;|\;n は 12 以下の自然数 }とする.このとき,AとBの共通部分A∩Bの要素の個数をsとすると,s=[K]である.(iii)tを自然数の定数とする.2つの集合C,DをC={a_n\;|\;n は 100 以下の自然数 },D={b_n\;|\;n は t 以下の自然数 }とする.このとき,CとDの和集合C∪Dの要素の個数が111であるならば,tの値はt=[L]である.
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次の問いに答えなさい.
(1) 「自然数$m$を$4$で割ったときの余りが$r$であるならば,$m(m+1)$を$4$で割ったときの余りは$r(3-r)$と等しい」ことを$r=0,\ 1,\ 2,\ 3$のそれぞれの場合について$\fbox{う}$で示しなさい.ただし,自然数$m$が整数$q,\ r$を用いて \[ m=4q+r \quad (0 \leqq r<4) \] と表されるとき,$r$を,$m$を$4$で割ったときの余りという.
(2) $n$を自然数とする.数列$\{a_n\}$は,初項$a_1$が$2$,公差が$2$の等差数列であり,数列$\{b_n\}$は次の条件 \[ b_1=1,\quad b_{n+1}-b_n=\frac{a_{n+1}}{2} \quad (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots) \] で定められている.
(ⅰ) 一般項$a_n,\ b_n$は,$n$を用いて表すとそれぞれ$a_n=\fbox{$\mathrm{I}$}$,$b_n=\fbox{$\mathrm{J}$}$である.
(ⅱ) $2$つの集合$A,\ B$を \[ A=\{a_n \;|\; n \text{は}39 \text{以下の自然数} \},\quad B=\{b_n \;|\; n \text{は}12 \text{以下の自然数} \} \] とする.このとき,$A$と$B$の共通部分$A \cap B$の要素の個数を$s$とすると,$s=\fbox{$\mathrm{K}$}$である.
(ⅲ) $t$を自然数の定数とする.$2$つの集合$C,\ D$を \[ C=\{a_n \;|\; n \text{は} 100 \text{以下の自然数}\},\quad D=\{b_n \;|\; n \text{は} t \text{以下の自然数}\} \] とする.このとき,$C$と$D$の和集合$C \cup D$の要素の個数が$111$であるならば,$t$の値は$t=\fbox{$\mathrm{L}$}$である.
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詳細情報

大学(出題年) 大阪薬科大学(2015)
文理 文系
大問 3
単元 ()
タグ 証明空欄補充集合自然数余り場合整数不等号数列初項
難易度 未設定

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