大阪市立大学
2011年 理系 第4問

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N,a,bは正の整数とする.箱の中に赤玉がa個,白玉がb個入っている.箱から無作為に1個の玉を取り出し,色を記録して箱に戻す.この操作を繰り返し,同じ色の玉が2回続けて出るか,または取り出す回数が2N+2になったら終了する.n回取り出して終わる確率をP(n)とし,p=\frac{a}{a+b},q=\frac{b}{a+b},r=pqとおく.次の問いに答えよ.(1)P(2j),P(2j+1)(j=1,2,・・・,N)およびP(2N+2)をrを用いて表せ.(2)(1-r)Σ_{j=1}^Njr^{j-1}=\frac{1-r^N}{1-r}-Nr^Nを示せ.(3)取り出す回数の期待値m=Σ_{n=2}^{2N+2}nP(n)について,m<\frac{2+r}{1-r}となることを示せ.(4)上の期待値mについて,m<3を示せ.
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$N,\ a,\ b$は正の整数とする.箱の中に赤玉が$a$個,白玉が$b$個入っている.箱から無作為に1個の玉を取り出し,色を記録して箱に戻す.この操作を繰り返し,同じ色の玉が2回続けて出るか,または取り出す回数が$2N +2$になったら終了する.$n$回取り出して終わる確率を$P(n)$とし,$\displaystyle p=\frac{a}{a+b},\ q =\frac{b}{a+b},\ r = pq$とおく.次の問いに答えよ.
(1) $P(2j),\ P(2j+1) \ (j =1,\ 2,\ \cdots,\ N)$および$P(2N +2)$を$r$を用いて表せ.
(2) $\displaystyle (1-r)\sum_{j=1}^N jr^{j-1}=\frac{1-r^N}{1-r}-Nr^N$を示せ.
(3) 取り出す回数の期待値$\displaystyle m = \sum_{n=2}^{2N+2} nP(n)$について,$\displaystyle m<\frac{2+r}{1-r}$となることを示せ.
(4) 上の期待値$m$について,$m<3$を示せ.
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詳細情報

大学(出題年) 大阪市立大学(2011)
文理 理系
大問 4
単元 場合の数と確率(数学A)
タグ 証明整数色の付いた玉無作為記録操作回数終了確率分数
難易度 未設定

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