お茶の水女子大学
2015年 理(数学科) 第4問

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1から9までの自然数のそれぞれに赤か青の色を付ける操作を考える.(1)Xをこれら1から9までの自然数のうちの相異なる3つの数からなる集合とする.1から9のそれぞれに確率1/2で赤か青の色を付けるとき,Xに属するすべての数がすべて同じ色である確率を求めよ.(2)一般に,ある試行における3つの事象A,B,Cについて,P(A∪B∪C)≦P(A)+P(B)+P(C)が成り立つことを示せ.ここでP(A)は事象Aが起こる確率である.(3)1から9までの自然数のうちの相異なる3つの数からなる集合が3つある.それをX,Y,Zとする.1から9のそれぞれに確率1/2で赤か青の色を付ける操作をしたとき,X,Y,Zのどれにも両方の色の数が含まれる確率が0ではないことを示せ.ただし,X∩Y,Y∩Z,Z∩Xは空集合とは限らない.
4
$1$から$9$までの自然数のそれぞれに赤か青の色を付ける操作を考える.
(1) $X$をこれら$1$から$9$までの自然数のうちの相異なる$3$つの数からなる集合とする.$1$から$9$のそれぞれに確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で赤か青の色を付けるとき,$X$に属するすべての数がすべて同じ色である確率を求めよ.
(2) 一般に,ある試行における$3$つの事象$A,\ B,\ C$について, \[ P(A \cup B \cup C) \leqq P(A)+P(B)+P(C) \] が成り立つことを示せ.ここで$P(A)$は事象$A$が起こる確率である.
(3) $1$から$9$までの自然数のうちの相異なる$3$つの数からなる集合が$3$つある.それを$X,\ Y,\ Z$とする.$1$から$9$のそれぞれに確率$\displaystyle \frac{1}{2}$で赤か青の色を付ける操作をしたとき,$X,\ Y,\ Z$のどれにも両方の色の数が含まれる確率が$0$ではないことを示せ.ただし,$X \cap Y$,$Y \cap Z$,$Z \cap X$は空集合とは限らない.
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詳細情報

大学(出題年) お茶の水女子大学(2015)
文理 理系
大問 4
単元 場合の数と確率(数学A)
タグ 証明自然数操作集合確率分数一般試行事象和集合
難易度 未設定

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