松山大学
2013年 薬学部 第2問

スポンサーリンク
2
一般項が,a_n=\frac{1}{√5}{(\frac{1+√5}{2})^n-(\frac{1-√5}{2})^n}で与えられる数列{a_n}(n=1,2,3,・・・)がある.このとき,{a_n}は自然数からなる数列であることが次のようにして示される.α=\frac{1+√5}{2},β=\frac{1-√5}{2}とおくと,α+β=[ア],αβ=[イウ]となる.ここでa_1=[エ],a_2=[オ]・・・・・・①a_nをα,βを用いて表すと,a_n=\frac{1}{√5}(α^n-β^n)である.このとき\begin{array}{rcl}a_{n+2}&=&\frac{1}{√5}(α^{n+2}-β^{n+2})\\phantom{\frac{[]}{2}}&=&\frac{1}{√5}{(α^{n+[カ]}-β^{n+[キ]})(α+β)-αβ(α^n-β^n)}\end{array}となりa_{n+2}=[ク]a_{n+1}+[ケ]a_n・・・・・・②が成り立つ.よって①,②より,a_3=[コ],a_4=[サ],・・・となり,{a_n}は自然数からなる数列であることが示された.
2
一般項が,$\displaystyle a_n=\frac{1}{\sqrt{5}} \left\{ \left( \frac{1+\sqrt{5}}{2} \right)^n-\left( \frac{1-\sqrt{5}}{2} \right)^n \right\}$で与えられる数列$\{a_n\} \ \ (n=1,\ 2,\ 3,\ \cdots)$がある.
このとき,$\{a_n\}$は自然数からなる数列であることが次のようにして示される.
$\displaystyle \alpha=\frac{1+\sqrt{5}}{2},\ \beta=\frac{1-\sqrt{5}}{2}$とおくと,$\alpha+\beta=\fbox{ア}$,$\alpha\beta=\fbox{イウ}$となる.
ここで
$a_1=\fbox{エ}$,$a_2=\fbox{オ}$ \hfill $\cdots\cdots\maruichi$
$a_n$を$\alpha,\ \beta$を用いて表すと,$\displaystyle a_n=\frac{1}{\sqrt{5}}(\alpha^n-\beta^n)$である.
このとき \[ \begin{array}{rcl} a_{n+2} &=& \displaystyle\frac{1}{\sqrt{5}}(\alpha^{n+2}-\beta^{n+2}) \\ \displaystyle\phantom{\frac{\fbox{}}{2}} &=& \displaystyle\frac{1}{\sqrt{5}} \left\{ \left( \alpha^{n+\fbox{カ}}-\beta^{n+\fbox{キ}} \right) (\alpha+\beta)-\alpha\beta (\alpha^n-\beta^n) \right\} \end{array} \] となり \[ a_{n+2}=\fbox{ク} a_{n+1}+\fbox{ケ}a_n \hfill \cdots\cdots\maruni \] が成り立つ.よって$\maruichi$,$\maruni$より,$a_3=\fbox{コ}$,$a_4=\fbox{サ}$,$\cdots$となり,$\{a_n\}$は自然数からなる数列であることが示された.
問題PDF つぶやく 印刷 印刷
試験前で混乱するので解答のご要望は締め切りました。なお、現時点で解答がついていない問題は解答は来年度以降になります。すべてのご要望に答えられずご迷惑をおかけします。

類題(関連度順)




コメント(0件)

現在この問題に関するコメントはありません。


書き込むにはログインが必要です。

詳細情報

大学(出題年) 松山大学(2013)
文理 文系
大問 2
単元 数列(数学B)
タグ 空欄補充一般項分数根号数列自然数イウとなり漸化式
難易度 未設定

この問題をチェックした人はこんな問題もチェックしています


この単元の伝説の良問

高知大学(2010) 文系 第1問

演習としての評価:★★★★★
難易度:★☆☆☆☆

東北学院大学(2012) 文系 第6問

演習としての評価:★★★★★
難易度:★★☆☆☆

信州大学(2012) 文系 第1問

演習としての評価:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆