聖マリアンナ医科大学
2013年 医学部 第3問

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Oを中心とする半径1の円周上に相異なる3点A,B,Cがある.ベクトルOA=ベクトルa,ベクトルOB=ベクトルb,ベクトルOC=ベクトルcとおき,ベクトルa+ベクトルb+ベクトルc≠ベクトル0とする.線分AB,BC,CAの中点を,それぞれP,Q,Rとし,ベクトルOP=ベクトルp,ベクトルOQ=ベクトルq,ベクトルOR=ベクトルrとおく.このとき,以下の[1]~[6]について適切な値を,[イ]には適切な式を解答欄に答えなさい.また,[ア],[ウ]には下部の選択肢からもっともふさわしいものを選択して,解答欄に記入しなさい.ベクトルベクトルd=1/2(ベクトルa+ベクトルb+ベクトルc)とすると,|ベクトルd-ベクトルp|=|ベクトルd-ベクトルq|=|ベクトルd-ベクトルr|=[1]となり,ベクトルOD=ベクトルdによって定まる点Dは△PQRの[ア]となることがわかる.いま,線分ABの長さを1,線分ACの長さを√3とし,ベクトルa,ベクトルb,ベクトルcは,どの2つも平行ではないとする.このとき,線分BCの長さは[2]であり,ベクトルa・ベクトルc=[3]である.また,ベクトルbをベクトルaとベクトルcで表すと,ベクトルb=[イ]となる.また,△PQRについて,∠QPRの二等分線と辺QRの交点をSとおき,ベクトルPSをベクトルaとベクトルcで表すと,ベクトルPS=[4]ベクトルa+[5]ベクトルcとかける.同様にして,∠PQRの二等分線と辺PRの交点をTとおく.線分PSと線分QTの交点をUとおくと,Uは△PQRの[ウ]となり,ベクトルOU=[6]ベクトルbとなることがわかる.\begin{screen}選択肢:重心,内心,外心\end{screen}
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$\mathrm{O}$を中心とする半径$1$の円周上に相異なる$3$点$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$がある.$\overrightarrow{\mathrm{OA}}=\overrightarrow{a}$,$\overrightarrow{\mathrm{OB}}=\overrightarrow{b}$,$\overrightarrow{\mathrm{OC}}=\overrightarrow{c}$とおき,$\overrightarrow{a}+\overrightarrow{b}+\overrightarrow{c} \neq \overrightarrow{\mathrm{0}}$とする.線分$\mathrm{AB}$,$\mathrm{BC}$,$\mathrm{CA}$の中点を,それぞれ$\mathrm{P}$,$\mathrm{Q}$,$\mathrm{R}$とし,$\overrightarrow{\mathrm{OP}}=\overrightarrow{p}$,$\overrightarrow{\mathrm{OQ}}=\overrightarrow{q}$,$\overrightarrow{\mathrm{OR}}=\overrightarrow{r}$とおく.
このとき,以下の$\fbox{$1$}$~$\fbox{$6$}$について適切な値を,$\fbox{イ}$には適切な式を解答欄に答えなさい.また,$\fbox{ア}$,$\fbox{ウ}$には下部の選択肢からもっともふさわしいものを選択して,解答欄に記入しなさい.
ベクトル$\displaystyle \overrightarrow{d}=\frac{1}{2}(\overrightarrow{a}+\overrightarrow{b}+\overrightarrow{c})$とすると, \[ |\overrightarrow{d}-\overrightarrow{p}|=|\overrightarrow{d}-\overrightarrow{q}|=|\overrightarrow{d}-\overrightarrow{r}|=\fbox{$1$} \] となり,$\overrightarrow{\mathrm{OD}}=\overrightarrow{d}$によって定まる点$\mathrm{D}$は$\triangle \mathrm{PQR}$の$\fbox{ア}$となることがわかる.
いま,線分$\mathrm{AB}$の長さを$1$,線分$\mathrm{AC}$の長さを$\sqrt{3}$とし,$\overrightarrow{a}$,$\overrightarrow{b}$,$\overrightarrow{c}$は,どの$2$つも平行ではないとする.このとき,線分$\mathrm{BC}$の長さは$\fbox{$2$}$であり,$\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{c}=\fbox{$3$}$である.また,$\overrightarrow{b}$を$\overrightarrow{a}$と$\overrightarrow{c}$で表すと,$\overrightarrow{b}=\fbox{イ}$となる.
また,$\triangle \mathrm{PQR}$について,$\angle \mathrm{QPR}$の二等分線と辺$\mathrm{QR}$の交点を$\mathrm{S}$とおき,$\overrightarrow{\mathrm{PS}}$を$\overrightarrow{a}$と$\overrightarrow{c}$で表すと, \[ \overrightarrow{\mathrm{PS}}=\fbox{$4$} \overrightarrow{a}+\fbox{$5$} \overrightarrow{c} \] とかける.同様にして,$\angle \mathrm{PQR}$の二等分線と辺$\mathrm{PR}$の交点を$\mathrm{T}$とおく.線分$\mathrm{PS}$と線分$\mathrm{QT}$の交点を$\mathrm{U}$とおくと,$\mathrm{U}$は$\triangle \mathrm{PQR}$の$\fbox{ウ}$となり, \[ \overrightarrow{\mathrm{OU}}=\fbox{$6$} \overrightarrow{b} \] となることがわかる. \begin{screen} 選択肢: \quad 重心, \quad 内心, \quad 外心 \end{screen}
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詳細情報

大学(出題年) 聖マリアンナ医科大学(2013)
文理 理系
大問 3
単元 ベクトル(数学B)
タグ 空欄補充集合中心半径円周ベクトル線分中点下部選択肢
難易度 未設定

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