慶應義塾大学
2015年 理工学部 第5問

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袋に赤玉が2個と白玉が1個入っている.袋から玉を1個取り出し玉の色を見て袋に戻す.このとき取り出した玉と同色の玉をもう1つ袋に加える.この操作を繰り返して行う.(1)n回目の操作を終えたとき,それまでに赤玉を取り出した回数がk回(0≦k≦n)であったとする.このとき,n+1回目の操作で赤玉を取り出す確率をp_n(k)とおくと,p_n(k)=[ナ]となる.(2)n回目の操作を終えるまでに赤玉を取り出す回数がk回(0≦k≦n)である確率をq_n(k)とおく.たとえば,q_1(1)=2/3,q_4(2)=[ニ]となる.n回の操作中j回目(1≦j≦n)だけ赤玉を取り出し,その他の操作では白玉を取り出す確率は[ヌ]であり,q_n(1)=n×[ヌ]となる.q_n(k)をnとkを用いて表すと,q_n(k)=[ネ]となる.(3)n回目の操作を終えるまでに赤玉を取り出す回数がk回(0≦k≦n)であり,n+1回目の操作で赤玉を取り出す確率は,(1)と(2)で定めたp_n(k)とq_n(k)を用いてq_n(k)p_n(k)となる.このことから,n+1回目に赤玉を取り出す確率を計算すると[ノ]となる.(4)f(x)=e^{-x^2}とする.S_nを(1)と(2)で定めたp_n(k)とq_n(k)を用いてS_n=Σ_{k=0}^nf(p_n(k))q_n(k)とおくと,\lim_{n→∞}S_n=[ハ]となる.
5
袋に赤玉が$2$個と白玉が$1$個入っている.袋から玉を$1$個取り出し玉の色を見て袋に戻す.このとき取り出した玉と同色の玉をもう$1$つ袋に加える.この操作を繰り返して行う.
(1) $n$回目の操作を終えたとき,それまでに赤玉を取り出した回数が$k$回($0 \leqq k \leqq n$)であったとする.このとき,$n+1$回目の操作で赤玉を取り出す確率を$p_n(k)$とおくと,$p_n(k)=\fbox{ナ}$となる.
(2) $n$回目の操作を終えるまでに赤玉を取り出す回数が$k$回($0 \leqq k \leqq n$)である確率を$q_n(k)$とおく.たとえば,$\displaystyle q_1(1)=\frac{2}{3}$,$q_4(2)=\fbox{ニ}$となる.$n$回の操作中$j$回目($1 \leqq j \leqq n$)だけ赤玉を取り出し,その他の操作では白玉を取り出す確率は$\fbox{ヌ}$であり,$q_n(1)=n \times \fbox{ヌ}$となる.$q_n(k)$を$n$と$k$を用いて表すと,$q_n(k)=\fbox{ネ}$となる.
(3) $n$回目の操作を終えるまでに赤玉を取り出す回数が$k$回($0 \leqq k \leqq n$)であり,$n+1$回目の操作で赤玉を取り出す確率は,$(1)$と$(2)$で定めた$p_n(k)$と$q_n(k)$を用いて$q_n(k)p_n(k)$となる.このことから,$n+1$回目に赤玉を取り出す確率を計算すると$\fbox{ノ}$となる.
(4) $f(x)=e^{-x^2}$とする.$S_n$を$(1)$と$(2)$で定めた$p_n(k)$と$q_n(k)$を用いて \[ S_n=\sum_{k=0}^n f(p_n(k))q_n(k) \] とおくと,$\displaystyle \lim_{n \to \infty}S_n=\fbox{ハ}$となる.
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詳細情報

大学(出題年) 慶應義塾大学(2015)
文理 理系
大問 5
単元 ()
タグ 空欄補充色の付いた玉取り出す同色操作回数不等号確率分数計算
難易度 未設定

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