慶應義塾大学
2012年 商学部 第2問

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Oを原点とする座標空間において,4点A_1(1,1,1),B_1(-1,-1,1),C_1(1,-1,-1),D_1(-1,1,-1)を考えると,立体A_1B_1C_1D_1は正四面体である.このとき,以下の設問に答えよ.(1)正四面体A_1B_1C_1D_1をxy平面に平行な平面z=-1+h(0≦h≦2)で切ったときに出来る図形の面積をS(h)とすると,S(h)=-[34]h^2+[35]hと表され,S(h)はh=[36]のとき最大値[37]をとる.(このときの図形はペトリー多角形と呼ばれている.)さらに,V_1=∫_0^2S(h)dh=\frac{[38]}{[39]}とおくと,V_1は正四面体A_1B_1C_1D_1の体積となっている.(2)三角形B_1C_1D_1,三角形C_1D_1A_1,三角形D_1A_1B_1,三角形A_1B_1C_1の重心をそれぞれA_2,B_2,C_2,D_2とする.このとき,立体A_2B_2C_2D_2は再び,正四面体となる.(このことを,正四面体は自己双対であるという.)同様に,nを自然数として,三角形B_nC_nD_n,三角形C_nD_nA_n,三角形D_nA_nB_n,三角形A_nB_nC_nの重心をそれぞれA_{n+1},B_{n+1},C_{n+1},D_{n+1}とする.このとき,ベクトルOA_1+ベクトルOA_2+・・・+ベクトルOA_n=\frac{[40]}{[41]}{1-(-\frac{[42]}{[43]})^n}ベクトルOA_1である.また,正四面体A_nB_nC_nD_nの表面積S_nと体積V_nは,それぞれ,S_n=[44]・[45]^{-[46]n+\frac{[47]}{2}},V_n=[48]・[49]^{-[50]n+[51]}である.
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$\mathrm{O}$を原点とする座標空間において,$4$点 \[ \mathrm{A}_1(1,\ 1,\ 1),\quad \mathrm{B}_1(-1,\ -1,\ 1),\quad \mathrm{C}_1(1,\ -1,\ -1),\quad \mathrm{D}_1(-1,\ 1,\ -1) \] を考えると,立体$\mathrm{A}_1 \mathrm{B}_1 \mathrm{C}_1 \mathrm{D}_1$は正四面体である.このとき,以下の設問に答えよ.
(1) 正四面体$\mathrm{A}_1 \mathrm{B}_1 \mathrm{C}_1 \mathrm{D}_1$を$xy$平面に平行な平面$z=-1+h \ \ (0 \leqq h \leqq 2)$で切ったときに出来る図形の面積を$S(h)$とすると, \[ S(h)=-\fbox{$34$}h^2+\fbox{$35$}h \] と表され,$S(h)$は$h=\fbox{$36$}$のとき最大値$\fbox{$37$}$をとる.(このときの図形はペトリー多角形と呼ばれている.)さらに, \[ V_1=\int_0^2 S(h) \, dh=\frac{\fbox{$38$}}{\fbox{$39$}} \] とおくと,$V_1$は正四面体$\mathrm{A}_1 \mathrm{B}_1 \mathrm{C}_1 \mathrm{D}_1$の体積となっている.
(2) 三角形$\mathrm{B}_1 \mathrm{C}_1 \mathrm{D}_1$,三角形$\mathrm{C}_1 \mathrm{D}_1 \mathrm{A}_1$,三角形$\mathrm{D}_1 \mathrm{A}_1 \mathrm{B}_1$,三角形$\mathrm{A}_1 \mathrm{B}_1 \mathrm{C}_1$の重心をそれぞれ$\mathrm{A}_2$,$\mathrm{B}_2$,$\mathrm{C}_2$,$\mathrm{D}_2$とする.このとき,立体$\mathrm{A}_2 \mathrm{B}_2 \mathrm{C}_2 \mathrm{D}_2$は再び,正四面体となる.(このことを,正四面体は自己双対であるという.)同様に,$n$を自然数として,三角形$\mathrm{B}_n \mathrm{C}_n \mathrm{D}_n$,三角形$\mathrm{C}_n \mathrm{D}_n \mathrm{A}_n$,三角形$\mathrm{D}_n \mathrm{A}_n \mathrm{B}_n$,三角形$\mathrm{A}_n \mathrm{B}_n \mathrm{C}_n$の重心をそれぞれ$\mathrm{A}_{n+1}$,$\mathrm{B}_{n+1}$,$\mathrm{C}_{n+1}$,$\mathrm{D}_{n+1}$とする.このとき, \[ \overrightarrow{\mathrm{OA}}_1+\overrightarrow{\mathrm{OA}}_2+\cdots +\overrightarrow{\mathrm{OA}}_n=\frac{\fbox{$40$}}{\fbox{$41$}} \left\{ 1-\left( -\frac{\fbox{$42$}}{\fbox{$43$}} \right)^n \right\} \overrightarrow{\mathrm{OA}}_1 \] である.また,正四面体$\mathrm{A}_n \mathrm{B}_n \mathrm{C}_n \mathrm{D}_n$の表面積$S_n$と体積$V_n$は,それぞれ, \[ S_n=\fbox{$44$} \cdot \fbox{$45$}^{-\fbox{$46$}n+\frac{\fbox{$47$}}{2}},\quad V_n=\fbox{$48$} \cdot \fbox{$49$}^{-\fbox{$50$}n+\fbox{$51$}} \] である.
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詳細情報

大学(出題年) 慶應義塾大学(2012)
文理 文系
大問 2
単元 ()
タグ 空欄補充原点座標空間立体正四面体平面平行不等号図形面積
難易度 未設定

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