慶應義塾大学
2012年 商学部 第1問
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![次の空欄に当てはまる数字を書け.(1)Aの袋には赤玉1個と黒玉15個,Bの袋には黒玉16個が入っている.それぞれの袋から1個ずつ玉を取り出して交換する,という試行をn回繰り返したとき,赤玉がAの袋に入っている確率をp_nとする.ただし,nは自然数である.例えば,p_1=\frac{[1][2]}{[3][4]},p_2=\frac{[5][6][7]}{[8][9][10]}である.p_{n+1}をp_nで表すと,p_{n+1}=\frac{[11]}{[12]}p_n+\frac{[13]}{[14][15]}となるので,これよりp_n=\frac{[16]}{[17]}{1+(\frac{[18]}{[19]})^n}と求まる.(2)赤玉7個,白玉10個,青玉n個が入った袋から,同時に4個の玉を取り出すとき,それらが赤玉1個,白玉2個,青玉1個である確率をq_nとする.ただし,nは自然数である.\frac{q_{n+1}}{q_n}をnの式で表すと,\frac{q_{n+1}}{q_n}=\frac{n^2+[20][21]n+[22][23]}{n^2+[24][25]n}となる.これよりn\leq[26]の範囲でq_n<q_{n+1}が成り立ち,また,n\geq[27]の範囲でq_n>q_{n+1}が成り立つことがわかる.従って,q_nはn=[28]で最大値\frac{[29][30]}{[31][32][33]}をとる.](./thumb/202/93/2012_1.png)
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次の空欄に当てはまる数字を書け.
(1) $\mathrm{A}$の袋には赤玉$1$個と黒玉$15$個,$\mathrm{B}$の袋には黒玉$16$個が入っている.それぞれの袋から$1$個ずつ玉を取り出して交換する,という試行を$n$回繰り返したとき,赤玉が$\mathrm{A}$の袋に入っている確率を$p_n$とする.ただし,$n$は自然数である.例えば, \[ p_1 = \frac{\fbox{$1$}\fbox{$2$}}{\fbox{$3$}\fbox{$4$}},\ p_2 = \frac{\fbox{$5$}\fbox{$6$}\fbox{$7$}}{\fbox{$8$}\fbox{$9$}\fbox{$10$}} \] である.$p_{n+1}$を$p_n$で表すと,$p_{n+1}=\displaystyle\frac{\fbox{$11$}}{\fbox{$12$}}p_n+\displaystyle\frac{\fbox{$13$}}{\fbox{$14$}\fbox{$15$}}$となるので,これより \[ p_n = \frac{\fbox{$16$}}{\fbox{$17$}}\left\{1+\left(\frac{\fbox{$18$}}{\fbox{$19$}}\right)^n\right\} \] と求まる.
(2) 赤玉$7$個,白玉$10$個,青玉$n$個が入った袋から,同時に$4$個の玉を取り出すとき,それらが赤玉$1$個,白玉$2$個,青玉$1$個である確率を$q_n$とする.ただし,$n$は自然数である.$\displaystyle\frac{q_{n+1}}{q_n}$を$n$の式で表すと, \[ \frac{q_{n+1}}{q_n} = \frac{n^2+\fbox{$20$}\fbox{$21$}n+\fbox{$22$}\fbox{$23$}}{n^2+\fbox{$24$}\fbox{$25$}n} \] となる.これより$n \leq \fbox{$26$}$の範囲で$q_n < q_{n+1}$が成り立ち,また,$n \geq \fbox{$27$}$の範囲で$q_n > q_{n+1}$が成り立つことがわかる.従って,$q_n$は$n= \fbox{$28$}$で最大値$\displaystyle\frac{\fbox{$29$}\fbox{$30$}}{\fbox{$31$}\fbox{$32$}\fbox{$33$}}$をとる.
(1) $\mathrm{A}$の袋には赤玉$1$個と黒玉$15$個,$\mathrm{B}$の袋には黒玉$16$個が入っている.それぞれの袋から$1$個ずつ玉を取り出して交換する,という試行を$n$回繰り返したとき,赤玉が$\mathrm{A}$の袋に入っている確率を$p_n$とする.ただし,$n$は自然数である.例えば, \[ p_1 = \frac{\fbox{$1$}\fbox{$2$}}{\fbox{$3$}\fbox{$4$}},\ p_2 = \frac{\fbox{$5$}\fbox{$6$}\fbox{$7$}}{\fbox{$8$}\fbox{$9$}\fbox{$10$}} \] である.$p_{n+1}$を$p_n$で表すと,$p_{n+1}=\displaystyle\frac{\fbox{$11$}}{\fbox{$12$}}p_n+\displaystyle\frac{\fbox{$13$}}{\fbox{$14$}\fbox{$15$}}$となるので,これより \[ p_n = \frac{\fbox{$16$}}{\fbox{$17$}}\left\{1+\left(\frac{\fbox{$18$}}{\fbox{$19$}}\right)^n\right\} \] と求まる.
(2) 赤玉$7$個,白玉$10$個,青玉$n$個が入った袋から,同時に$4$個の玉を取り出すとき,それらが赤玉$1$個,白玉$2$個,青玉$1$個である確率を$q_n$とする.ただし,$n$は自然数である.$\displaystyle\frac{q_{n+1}}{q_n}$を$n$の式で表すと, \[ \frac{q_{n+1}}{q_n} = \frac{n^2+\fbox{$20$}\fbox{$21$}n+\fbox{$22$}\fbox{$23$}}{n^2+\fbox{$24$}\fbox{$25$}n} \] となる.これより$n \leq \fbox{$26$}$の範囲で$q_n < q_{n+1}$が成り立ち,また,$n \geq \fbox{$27$}$の範囲で$q_n > q_{n+1}$が成り立つことがわかる.従って,$q_n$は$n= \fbox{$28$}$で最大値$\displaystyle\frac{\fbox{$29$}\fbox{$30$}}{\fbox{$31$}\fbox{$32$}\fbox{$33$}}$をとる.
類題(関連度順)
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