首都大学東京
2013年 理系 第2問

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A,B,Pを実数を成分とする2次の正方行列とする.Pは逆行列をもち,P^{-1}APの(1,2)成分と(2,1)成分は0となるものとする.P^{-1}AP=(\begin{array}{cc}a_1&0\0&a_2\end{array}),P^{-1}BP=(\begin{array}{cc}b_1&b_2\b_3&b_4\end{array})とおく.以下の問いに答えなさい.(1)a_1≠a_2かつAB=BAが成り立つとき,b_2=b_3=0であることを示しなさい.(2)A=(\begin{array}{cc}0&-2\1&3\end{array}),P=(\begin{array}{cc}c&1\-1&-1\end{array})とするとき,a_1,a_2,cの値を求めなさい.(3)A,Pを(2)で与えた行列とし,B=(\begin{array}{cc}3&2\-1&0\end{array})とする.正の整数m,nに対し,(A^m+B^m)^nを求めなさい.
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$A,\ B,\ P$を実数を成分とする$2$次の正方行列とする.$P$は逆行列をもち,$P^{-1}AP$の$(1,\ 2)$成分と$(2,\ 1)$成分は$0$となるものとする.$P^{-1}AP=\left( \begin{array}{cc} a_1 & 0 \\ 0 & a_2 \end{array} \right)$,$P^{-1}BP=\left( \begin{array}{cc} b_1 & b_2 \\ b_3 & b_4 \end{array} \right)$とおく.以下の問いに答えなさい.
(1) $a_1 \neq a_2$かつ$AB=BA$が成り立つとき,$b_2=b_3=0$であることを示しなさい.
(2) $A=\left( \begin{array}{cc} 0 & -2 \\ 1 & 3 \end{array} \right)$,$P=\left( \begin{array}{cc} c & 1 \\ -1 & -1 \end{array} \right)$とするとき,$a_1,\ a_2,\ c$の値を求めなさい.
(3) $A,\ P$を(2)で与えた行列とし,$B=\left( \begin{array}{cc} 3 & 2 \\ -1 & 0 \end{array} \right)$とする.正の整数$m,\ n$に対し,$(A^m+B^m)^n$を求めなさい.
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詳細情報

大学(出題年) 首都大学東京(2013)
文理 理系
大問 2
単元 行列とその応用(数学C)
タグ 証明実数成分正方行列逆行列行列整数
難易度 未設定

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