広島大学
2015年 理系 第5問

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5
m,nを自然数とする.次の問いに答えよ.(1)m≧2,n≧2とする.異なるm種類の文字から重複を許してn個を選び,1列に並べる.このとき,ちょうど2種類の文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.(2)n≧3とする.3種類の文字a,b,cから重複を許してn個を選び,1列に並べる.このときa,b,cすべての文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.(3)n≧3とする.n人を最大3組までグループ分けする.このときできたグループ数が2である確率p_nを求めよ.ただし,どのグループ分けも同様に確からしいとする.たとえば,n=3のとき,A,B,Cの3人をグループ分けする方法は{(A,B,C)},{(A,B),(C)},{(A,C),(B)}{(B,C),(A)},{(A),(B),(C)}の5通りであるので,p_3=3/5である.(4)(3)の確率p_nが1/3以下となるようなnの範囲を求めよ.
5
$m,\ n$を自然数とする.次の問いに答えよ.
(1) $m \geqq 2$,$n \geqq 2$とする.異なる$m$種類の文字から重複を許して$n$個を選び,$1$列に並べる.このとき,ちょうど$2$種類の文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.
(2) $n \geqq 3$とする.$3$種類の文字$a,\ b,\ c$から重複を許して$n$個を選び,$1$列に並べる.このとき$a,\ b,\ c$すべての文字を含む文字列は何通りあるか求めよ.
(3) $n \geqq 3$とする.$n$人を最大$3$組までグループ分けする.このときできたグループ数が$2$である確率$p_n$を求めよ.ただし,どのグループ分けも同様に確からしいとする.
たとえば,$n=3$のとき,$\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$,$\mathrm{C}$の$3$人をグループ分けする方法は
$\{(\mathrm{A},\ \mathrm{B},\ \mathrm{C})\},\quad \{(\mathrm{A},\ \mathrm{B}),\ (\mathrm{C})\},\quad \{(\mathrm{A},\ \mathrm{C}),\ (\mathrm{B})\}$
$\{(\mathrm{B},\ \mathrm{C}),\ (\mathrm{A})\},\quad \{(\mathrm{A}),\ (\mathrm{B}),\ (\mathrm{C})\}$
の$5$通りであるので,$\displaystyle p_3=\frac{3}{5}$である.
(4) $(3)$の確率$p_n$が$\displaystyle \frac{1}{3}$以下となるような$n$の範囲を求めよ.
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詳細情報

大学(出題年) 広島大学(2015)
文理 理系
大問 5
単元 場合の数と確率(数学A)
タグ 自然数不等号種類文字重複文字列場合の数最大グループ分け
難易度 3

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